TOPPANホールディングス — 研究開発・設備投資
研究開発費・設備投資額および売上高比率の推移(連結)
研究開発費 推移
設備投資 推移
研究開発・設備投資サマリー
指標 FY16 FY17 FY18 FY19 FY20 FY21 FY22 FY23 FY24 FY25 FY26
売上高(百万円) 1,474,6821,431,5951,452,7511,464,7551,486,0071,466,9351,547,5331,638,8331,678,2491,717,9601,805,033
研究開発費(百万円) 13,84513,29213,66717,83719,26822,34826,08126,59127,82426,93426,788
売上高研究開発費比率 0.9%0.9%0.9%1.2%1.3%1.5%1.7%1.6%1.7%1.6%1.5%
設備投資額(百万円) 63,20364,99072,01568,50086,40060,80058,20092,100113,400167,900119,700
売上高設備投資比率 4.3%4.5%5%4.7%5.8%4.1%3.8%5.6%6.8%9.8%6.6%
研究開発活動本文

 

6 【研究開発活動】

当社グループ共通の価値観である「TOPPAN's Purpose & Values」で示している「人を想う感性と心に響く技術で、多様な文化が息づく世界に。」を実現するべく、独自の「印刷テクノロジー」をベースに技術開発部門の戦略部門と総合研究所を中心に、事業会社の技術関連部門、知的財産部門及びグループ会社が連携して研究開発を進めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は26,788百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費につきましては、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究に係る費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当社グループでは、社会や企業のデジタル革新を支援・推進するため、顧客のデジタル変革によるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業界横断で取り組みを進めております。

近年、自動同時通訳技術は、入力音声の適切なコントロールや翻訳精度向上、表示方式の工夫などにより進化し、展示会や国際会議をはじめとした、高い精度や専門性が必要な場面でのニーズが増加しております。その中で、TOPPAN株式会社ではイベントやセミナーなどで同時通訳化を行い、投影用自動同時通訳システム「LiveTra®」(※1)の基盤となる自動同時通訳エンジンを大規模言語モデル(LLM)に進化させた次世代自動同時通訳システムの開発に着手し、実用化に向けて検証を行いました。これにより、文脈を理解した翻訳、表現の自然さ、利用者指示による調整が可能となるなどの効果が期待でき、LLM翻訳の有用性を検証し、ビジネスや日常生活での多言語コミュニケーションのさらなる質向上や効率化を目指しております。

また、「デジタル行財政改革取りまとめ2025」(※2)によると、データ活用による産業・地域の変革、生活の質向上、効率化を目指した社会実装を目指すとされております。現在、行政機関や民間企業などで保有する文書や書類、史資料などの電子化やデータベース化が進んでおり、電子化されたコンテンツの管理が煩雑化しております。TOPPAN株式会社は、Webサイト、SNSなどのメディアとの自動連携や、配信情報の一元的な取り扱いが可能な情報発信ツールとして仮想統合データベース「Con:tegration®」を展開しております。しかしながら、情報発信の際に参照元となるデータベース内の異なる文書資料を横断的に参照・検索することが十分ではなく、担当者が個別に情報の確認・収集業務を行うなど、人手に依存した運用が課題となっておりました。そこで、本課題を解決すべく、AIエージェント機能を活用した電子化データに自動でキャプションを作成し分類する「Con:tegration® EDIT」と、LLMとRAGなどを活用し自律的かつ効率的に資料の検索ができる「Con:tegration® SEARCH」の2つの機能を新たに開発し実装いたしました。これにより、統合されている各種資料データの活用が広がり、情報発信業務で扱っている各種メディアへの配信情報に加えて、文書や史資料などのアーカイブデータも含めた統合的な管理・運用を可能としております。

このほか、世界的にデジタル取引が急増する中、組織の認証と確認をオンラインで自動化するニーズが高まり、取引主体識別子(LEI)に紐づいたデジタル証明書(vLEI)を導入する検討が進んでおります。日本でもアンチマネーロンダリングの観点からLEI関連法令が施行されたほか、デジタル通貨での国際送金の際の実在性確認手段としてvLEIが注目を浴びつつあります。また、産業分野でのvLEI活用に日本の各政府機関も注目しており、経済安全保障の観点からグローバルで厳格なサプライチェーン管理が要求される半導体やネットワーク機器の業界などでの活用検討がされております。この状況下で、TOPPANエッジ株式会社(現 TOPPAN株式会社)は、長年にわたり金融業界からバックオフィス業務を受託しているなどの経験より業務処理ノウハウや高度なセキュリティ運用レベルとID関連のデジタル技術の蓄積を活かし、非営利財団法人Global Legal Entity Identifier Foundation(GLEIF、本部:スイス バーゼル)の求める国際基準を満たすvLEIの発行審査・運用体制を構築し、日本で初めてvLEI発行機関として認定を受けvLEI発行サービス「vLEI-Gateway™」の提供を開始いたします。同時に、「BRPコンソーシアム事業所デジタル証明研究開発ワーキンググループ」(※3)が行う実機検証に採用されました。この検証では、半導体業界の事業所サプライチェーン管理において、事業所に資格証明(VC)を発行する際の法人情報の取得や、その法人の実在性の確認・審査を、vLEIを通じて行うことで、申請情報の簡略化やVC利用者の真正性の証明を目指しております。

 

また、量子コンピュータが実用化されることで、インターネット上のサービス暗号技術である公開鍵暗号(※4)が容易に解読される可能性が長年指摘されております。このような将来的な脅威に備え、米国政府機関の国立標準技術研究所(NIST)が耐量子計算機暗号(Post-Quantum Cryptography、PQC)の標準化を推進するなどのセキュリティ対策が加速しております。特に、長期間利用されるIoT機器においては、暗号鍵や証明書の盗聴・改ざん、さらに将来的に行われるハーベスト攻撃(※5)といった潜在的な脅威から、長期間のセキュリティを確保することが急務となっております。こうしたセキュリティ環境の変化に対応するため、TOPPANデジタル株式会社(現  TOPPAN株式会社)は、これまでPQCに対応したICカードシステム開発や通信環境の実証などのノウハウ・知見を活かし、自社製品であるセキュアエレメント「Edge Safe®」(※6)とIoT機器とクラウドの安全な通信を実現する「セキュアアクティベートサービス®」(※7)に対し、IoT機器の認証から通信までを保護するPQC対応の実装を行い、量子コンピュータ時代を見据えたIoT機器の長期的なセキュリティの確保と、移行リスクを抑えた早期PQC対応を実現いたします。

 

(2) 生活・産業事業分野

当社グループでは、脱炭素社会や循環型社会の実現に向け、環境配慮型のSX商材やサービスを積極的に展開しております。中でも、サステナブルブランド「SMARTS™(スマーツ)(※8)」のもと、社会課題に対応したパッケージの開発を推進しております。

近年の世界的な地球環境保全に対する意識の高まりを受け、TOPPAN株式会社は、特に成長を続ける軟包装を主なターゲットにフィルム製造からバリア加工、パッケージ製造におけるグローバル供給体制を構築し、サプライチェーン全体のリソースを一気通貫で保有することで、サステナブルパッケージの技術力やコストパフォーマンスの向上への取り組みを強化しております。近年、環境先進地域である欧州を中心に、リサイクル適性に優れたモノマテリアル(単一素材)によるサステナブルパッケージに対するニーズが高まっております。

その中で、環境と安全性に配慮した製造方法である水性フレキソ印刷(※9)とノンソルベントラミネート(※10)を活用したレトルト殺菌・電子レンジ対応パッケージが、レンジアップ時の耐性を考慮し仕様を工夫することで2026年3月に株式会社ニップンの「オーマイ 2人前 パスタソース」に採用され、国内初の製品化を実現いたしました。これにより、一般的なアルミ仕様パウチ(グラビア印刷、ドライラミネーション)から本パウチに切り替えることで、脱アルミ化と電子レンジ対応を実現するとともに、一般的なアルミ仕様パウチと比較してもパッケージ製造時のCO2排出量を約21%(※11)削減しております。

さらなるサステナブルパッケージの供給拡大に向け、医療医薬業界で課題となっている医薬品包装の脱アルミ化やモノマテリアル化に着目し、当社は、旭化成株式会社が保有するPTP(※12)脆性フタ材の特許技術を譲受いたしました。これにより良好なプッシュスルー性(錠剤やカプセルなどの薬剤の押し出しやすさ)やバリア性などの機能を維持しつつ、環境負荷を低減する次世代のPTP包装への本格参入を実現してまいります。

一方、今まで培った建装材技術とデジタルトランスフォーメーション(DX)により、かつてない「体験」を提供すると同時に、景観への影響を配慮した循環型社会の実現に向けた商材を新市場へも展開しております。

こうした中、木目などの天然素材を表現した化粧シートにおいては、近年、絵柄としてのリアルさだけでなく、その質感の再現が求められておりますが、従来の表面コーティングによるテクスチャー表現(グロスマット)では、繰り返しの摩擦による絵柄意匠の消失を完全に抑えることが難しく、床用途への展開ができませんでした。そこで、独自のエンボス凹凸表現により、天然素材の質感を再現し、床材としても使用可能な耐久性を備える床用化粧シート「Fapex ®(フェイペックス)リアル」を業界で初めて実現いたしました。本商材は、マンション等の室内ドアや収納・内装部材として高い支持を得ている「Fapex ®」のフローリング用の上級グレード品として、天然素材の質感と本物のような深みのある表情を再現した化粧シートとして開発し、建材メーカー・ハウジングメーカー・マンションデベロッパー向けにサンプル提供を開始しております。

また、持続可能な社会の実現に向け期待が寄せられている太陽光パネルは、近年様々な場所への設置が進んでおりますが、無機質なパネル表面による景観への影響や建物などの外観を損なうと同時に、パネル表面が光を反射することによる眩しさが、周囲の生活環境に悪影響を及ぼすとの課題がありました。これを解決すべく、太陽光発電パネルの表面加飾に使用できる太陽光発電向け透過加飾フィルム「ダブルビュー®フィルム」の開発を行い、2026年度中の量産化を目指しております。

 

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当社グループでは、これまで独自に培ってきた技術力を基盤として、多様化するニーズに対応した独創的なキーデバイスを供給することで事業価値の最大化を図っております。

次世代半導体では、高密度化を実現するために、パッケージ基板の大型化やチップレット(※13)化が進んでおります。チップレット構造の実現には、チップとパッケージ基板を接続するインターポーザー(※14)と呼ばれる中間基板が不可欠ですが、現在主流のシリコンインターポーザーは大型化に課題があるため、シリコンに代わる材料として大型ガラス基板をベースとしたインターポーザー技術の確立が期待されております。そこで、次世代半導体パッケージの研究開発を進めるためのパイロットラインを石川工場に導入し、2026年7月からの稼働開始を目指しております。本パイロットラインで行う研究開発のうち有機RDLインターポーザーの開発について、NEDOが公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発(助成)」に採択されました。TOPPAN株式会社は今後、ガラスコア、ガラスインターポーザー、有機RDLインターポーザーの製造技術開発を加速させ、大容量データ伝送と低消費電力化の同時実現を目指しております。

 

(4) その他(新事業)

当社グループは、事業ポートフォリオ変革を実現するため、技術戦略と総合研究所を有する技術開発部門が事業開発部門、知的財産部門及びグループ会社と緊密に連携し、ヘルスケア分野、環境・エネルギー分野など成長領域における研究開発を推進しております。また、継続的に競争力を生み出すため基盤技術の強化に注力しております。

近年主流となりつつあるがん免疫療法は、難治性固形がんが形成する強固なバリアによって効果が限定的になることが最大の課題でした。当社が開発した3D細胞培養技術「invivoid®」で難治性がんのバリアを体外で再現した3Dモデルを構築し、薬剤探索を行った結果、バリアを破壊し、免疫細胞によるがん細胞への攻撃力を大幅に高める「薬剤候補」の特定に成功いたしました。本結果は2025年10月15日国際科学誌「Acta Biomaterialia」(※15)に掲載され、難治性がんに対する革新的な創薬研究ひいては創薬支援事業への貢献が期待されております。

また、日本において増加傾向である乳がんの化学療法は、高い治療効果を持つ一方で、吐き気や脱毛、白血球の減少などの副作用もあります。そこで、最新の知見を加味した専門的な治療を行っている山形大学と医療情報分析・提供サービス「DATuM IDEA®」を提供している当社は共同研究の中で、医療ビッグデータを用いて薬剤の投与状況や治療内容に基づく治療実態の解析を行いました。その結果、抗がん剤の副作用により好中球(※16)数が減少し、感染症にかかりやすい状態の患者が多いグループがあることが分かり、本結果は2025年10月27日国際科学誌「Japanese Journal of Clinical Oncology」に掲載されました(※17)。今回の解析結果をもとに、これまで有害事象のリスクが中・低と見なされていた一部の化学療法レジメンにおいても、好中球減少の予防薬を適切に投与することの重要性が示唆されました。このことから、リスク評価に基づいた予防的介入が、重篤な副作用の回避につながる可能性があります。

このほか、温室効果ガス削減を目的として、工場などからの排ガスやプロセスガスに含まれるCO2を分離回収する技術が注目され、IEA NZEシナリオ(※18)ではCO2を分離回収する技術は必須の技術と捉えられております。当社と株式会社OOYOOは、世界最先端のCO2分離膜(※19)の技術と表面加工技術・製造ノウハウを融合させた高性能なCO2分離膜の量産化技術を開発いたしました。両社は2025年10月より、この分離膜を搭載したCO2分離回収装置(回収量 100kg/日)による共同実証実験を開始しており、2030年までのCO2分離膜事業の開始を目指しております。

また、量子コンピュータは化学・材料分野において、ミクロな電子の振る舞い(※20)を計算することで、計算の高精度化や、新規材料の開発ができると期待されております。当社は、2023年から大阪大学量子情報・量子生命研究センター(QIQB)と共同で、量子コンピュータを活用した材料開発のための新たな計算手法を研究しております。その成果として、国産量子コンピュータ初号機「叡」を化学分野に応用した初の研究実績として計算手法「QSCI-AFQMC」(※21)に関する論文を公表いたしました。さらに、この研究で開発した最新の計算手法「DOCI-QSCI-AFQMC」(※22)を有機化合物の化学反応計算へ適用した結果、量子ビット数や計算負荷を大きく低減しつつ、従来の古典高精度計算では信頼性が不十分な系に対しても妥当なエネルギーを算出できました。本研究成果を活用し、当社グループの半導体やディスプレイ関連部材、パッケージ、建装材製品などの材料開発・評価プロセスの変革とスピードアップ、材料の研究開発DXを推進いたします。

 

 

(※1)LiveTra®

投影用自動同時通訳システム。

(※2)2025年6月13日デジタル行財政改革会議決定より。

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/index.html

(※3)BRPコンソーシアム事業所デジタル証明研究開発ワーキンググループ

半導体製造、ICT機器導入といった実際のサプライチェーンを担うユーザーや団体と連携し、国際的なルール作り、システム基盤構築、運営管理機関整備等の検討を進めているワーキンググループ。

(※4)公開鍵暗号

データの暗号化やデジタル署名に使用される、ペアになる2つの鍵(公開鍵と秘密鍵)を用いた暗号方式。現行のアルゴリズムはRSA方式やECDSA方式などがある。

(※5)ハーベスト攻撃

「今、暗号化された通信データを盗聴・蓄積(収集)しておき、将来的に高性能な量子コンピュータが登場した際に解読を行う」攻撃手法。

(※6)Edge Safe®

IoT機器内に組み込み、暗号鍵を物理的に守るセキュリティチップ(セキュアエレメント)。一般的なメモリと異なり、強固な金庫の役割を果たし、盗難・分解された際でも、内部の重要な鍵情報を守り抜き、不正操作を防止するもの。

(※7)セキュアアクティベートサービス®

IoT機器がクラウドへ接続する際に、機器の正当性を証明する「デジタル身分証(電子証明書)」を発行・管理する基盤。スマート家電や医療機器がメーカーのクラウドサーバーに接続する際、偽物の機器によるなりすましを防ぐための「デジタル身分証」を発行するもの。

(※8)SMARTS™

パッケージを起点とした当社グループのサステナブルブランド。パッケージで培った技術・ノウハウに、マーケティング・DX・BPOなどのリソースを掛け合わせ、バリューチェーンに沿った最適な選択肢を提供し、多彩なソリューションにより持続可能な社会の実現に貢献する。

(※9)水性フレキソ印刷

水性インキを使用し安全性と環境に配慮した印刷方法。水性インキは有機溶剤の使用を抑え、CO2の排出量を削減するとともに、揮発性有機化合物(VOC)排出量も低減する。

(※10)ノンソルベントラミネート

有機溶剤を使わないラミネート方式。有機溶剤を使用しないため、CO2の排出量を削減するとともに、揮発性有機化合物(VOC)排出量も低減する。

(※11)TOPPAN株式会社による、一般的なアルミ仕様パウチと本パウチの比較算出による。CO2排出量の算定範囲はパッケージに関わる①原料の調達・製造、②製造、③輸送、④リサイクル・廃棄。

(※12)PTP

錠剤やカプセルなどをプラスチックシートと、アルミ箔やフィルムで挟む、薬剤を包装する手法。

(※13)チップレット

大規模な回路を複数の小型チップに分割し、1つのパッケージに収める技術。

(※14)インターポーザー

貫通電極によって表裏の回路を電気的に接続する中間基板。

(※15)論文掲載

掲載誌:Acta Biomaterialia

タイトル:Engineering a multilayered 3D stromal barrier model for quantitative analysis of T cell infiltration and cytotoxicity

著者: 森村 吏惟、名田 イサナ、水江 由佳、篠崎 英司、藤田 直也、片山 量平、松﨑 典弥、廣橋 良彦★、北野 史朗★、鳥越 俊彦(★責任著者)

 

(※16)好中球

白血球の一種で、細菌や真菌感染から体を守る主要な防御機構。

(※17)論文掲載

掲載誌:Japanese Journal of Clinical Oncology

タイトル:Real-world outcomes of anthracycline and taxane-based perioperative breast cancer therapy using theJapaneseelectronicmedicalrecorddatabase

著者:河合 賢朗★、風戸 知子、清﨑 若菜、松浦 繁、元井 冬彦(★責任著者)

(※18)IEA NZEシナリオ

国際エネルギー機関(IEA)が作成した、2050年までのエネルギー転換経路を描くシナリオ分析。

(※19)CO2分離膜

株式会社OOYOOが、独自技術により開発したCO2/N2分離膜。株式会社OOYOOは、革新的なCO2分離膜の開発を続けている。

(※20)振る舞い

「量子重ね合わせ」や「量子もつれ」といった、量子特有の性質や現象を引き起こす、量子力学に従った挙動。

(※21)QSCI-AFQMC

量子コンピュータを分子の重要な電子配置を特定するステップで活用し、量子モンテカルロ法の確率的なサンプリングによってエネルギーや物理量を統計的に推定することでスケーラブルな計算が可能とする手法。

プレプリント論文:"Auxiliary-field quantum Monte Carlo method with quantum selected configuration interaction"

(※22)DOCI-QSCI-AFQMC

DOCI(Doubly Occupied Configuration Interaction)に基づき、量子コンピュータで扱う電子状態を二重占有配置に限定することで、量子ビット数と計算負荷を抑えながらエネルギー評価を可能にした量子古典ハイブリッドアルゴリズム。

プレプリント論文:"Doubling the size of quantum selected configuration interaction based on seniority-zero space and its application to QC-QSCI-AFQMC"

 

 

6 【研究開発活動】

当社グループ共通の価値観である「TOPPAN's Purpose & Values」で示している「人を想う感性と心に響く技術で、多様な文化が息づく世界に。」を実現するべく、独自の「印刷テクノロジー」をベースに総合研究所を中心に、事業会社の技術関連部門、知的財産部門及びグループ会社が連携して研究開発を進めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は26,934百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費につきましては、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究に係る費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当社グループでは、価値共創パートナーとして顧客のデジタル変革を支援し、高い成長を実現するErhoeht-X®(※1)を推進しております。

インターネットを活用したオンライン診療や電子商取引などのサービスは、現在、暗号技術によって安全性が保たれておりますが、将来的には量子コンピュータによる脅威が懸念されております。そのため、特に医療・金融・行政分野など重要情報を扱うシステムでは、量子コンピュータでも解読が困難なPQC(耐量子計算機暗号)への早期移行が求められております。2024年8月には米国NISTによるPQCアルゴリズムが発表されており、移行に向けた動きが本格化しつつあります。しかし、情報システムの複雑化により、PQCへの完全移行には時間がかかることが想定され、移行済みと未移行のシステムが混在する期間には認証や暗号通信の課題が発生します。そこで2024年10月、TOPPANデジタル株式会社、NICT、ISARAは、PQCと従来暗号の両方に対応したICカードシステム「SecureBridge™(セキュアブリッジ)」を開発し、H-LINCOS(※2)との連携による動作検証を実施いたしました。これにより、安全な社会インフラの実現に向けた円滑なPQC移行を目指してまいります。

また、オフィスの入退室管理においては、顔認証技術の普及が進んでおりますが、なりすましや誤認証のリスクを完全に排除することは難しく、入館カードを廃止するには課題が残っております。そこでTOPPANエッジ株式会社とSinumy株式会社は、顔認証とBluetooth所持認証を組み合わせた新たな多要素認証ソリューションを開発いたしました。これにより、ハンズフリーで認証ができる利便性を維持しつつ、なりすましや端末の貸し借りによるリスクを低減し、従来の認証方式よりも高速な認証を実現しております。三菱HCキャピタル株式会社とも協業(※3)し、2025年度中の商用化を目指して実証実験を進めております。

さらに、TOPPAN株式会社は、H2L株式会社、株式会社NTTドコモ、トヨタ自動車株式会社、ミズノ株式会社、株式会社三菱総合研究所とともに、人間の感覚や動作をネットワークで拡張する「人間拡張コンソーシアム」(※4 ※5)に2024年12月から参画いたしました。このコンソーシアムでは、デバイスやプラットフォームの実証や国際標準化の推進を通じて、人間拡張技術の社会実装とエコシステムの形成を目指しております。教育格差や労働人口減少などの社会課題解決に向けて、今後も業界横断で取り組みを進めてまいります。

 

(2) 生活・産業事業分野

当社グループは、脱炭素社会や循環型社会の実現に向け、環境配慮型のSX商材やサービスを積極的に展開しております。中でも、サステナブルブランド「SMARTS™(スマーツ)(※6)」を中心に、社会課題に対応したパッケージの開発を推進しております。

世界的に持続可能な社会の実現に向けた動きが加速する中、日本では2022年にプラスチック資源循環促進法が施行され、製品の3R+Renewable(※7)の取り組みが重視されております。EUでも、2030年までに全ての包装材を再利用・リサイクル可能とする目標が掲げられるなど、各国で資源循環への取り組みが進んでおります。パウチや袋などの軟包装は複合素材が主流ですが、リサイクル性向上のため単一素材化が有効とされ、ポリオレフィンやポリエチレン、ポリプロピレンなどによる単一素材化の動きが広がっております。当社では、ポリオレフィン単一素材でありながら従来と同等の耐衝撃性やカット性を持つ液体用スタンディングパウチを開発し、ユニリーバ・ジャパン株式会社の「ダヴ(DOVE)」詰め替え用商品に2024年4月から採用されております。これにより、従来は難しかった液体用途への単一素材化を実現し、リサイクル適性の向上が期待されております。

さらに、日本政府のプラスチック資源循環戦略では、2025年までにリユース・リサイクル可能な材質への置き換えや、2030年までに容器包装の6割をリユース・リサイクルするなどの目標が設定されております。官民連携のCLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)(※8)でも、2030年までに容器包装プラスチックへの再生材使用率30%という目標「Circular 30 by 30」が掲げられております。当社は、シーラント用リサイクルポリエチレンフィルムとリサイクルPETフィルムを組み合わせ、パウチ全体の再生材使用比率約30%を実現(※9)した製品を開発いたしました。本製品は株式会社ヴィークレアの新製品「&Cream セラムシャンプー モイスト/スムース 詰め替え」に2025年4月から採用され、従来比でCO2排出量を約7%(※10)削減できる見込みです。

気候変動の影響が拡大する中、当社グループは脱炭素社会の実現を経営の重要課題と位置づけ、地球環境宣言に基づき持続可能な社会への貢献を進めております。パッケージ製品の環境負荷はLCA(ライフサイクルアセスメント)(※11)によるCO2排出量で定量的に評価し、根拠に基づいた環境配慮型の提案を行うことで、顧客のCO2削減にも貢献しております。加えて、「水性フレキソ印刷」と「ノンソルベントラミネーション」を組み合わせたレトルト対応かつ電子レンジで加熱できるパウチを2024年10月より提供開始し、このパッケージの開発により、VOCやCO2排出量の大幅削減を実現いたしました。これはパッケージの材質変更が難しい場合でも生産方式の工夫で環境負荷を低減できることを示しております。

また、当社グループのデジタルトランスフォーメーションと建装材技術によって提供されるソリューションとして、近年普及が進むLEDサイネージや大型ディスプレイが、インテリア空間に違和感を与えるという課題に対し、TOPPAN株式会社は特殊印刷技術による「ダブルビュー®フィルム」を開発し、2024年4月に販売を開始いたしました。これにより、そこにディスプレイが存在しないかのような佇まいの壁面から、直接鮮明な映像が浮かび上がる演出が可能となり、かつてない「体験」を提供いたします。今後この技術をモビリティなど新市場へも展開していく予定です。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当社グループでは、これまで独自に培ってきた技術力を基盤として、多様化するニーズに対応した独創的なキーデバイスを供給することで事業価値の最大化を図っております。

急速に需要が拡大している生成AIや自動運転向けなどの次世代半導体では、2.5D、3D(※12)パッケージなど、半導体パッケージの構造の複雑化に伴い、使用される材料の種類も増加しております。近年では、米国を中心に、大手ファブレス半導体メーカーや大手テック企業が、自社で半導体の設計・開発を進める動きが活発化しており、顧客のすぐ近くで、スピーディーかつ緊密な共創・すり合わせができる体制が求められております。

TOPPAN株式会社は、株式会社レゾナックが主導、米国シリコンバレーを拠点とし、日米の有力な材料・装置等のメーカー10社(2024年11月時点)からなる、半導体パッケージング技術開発の共創プラットフォーム「US-JOINT」に2024年11月よりパッケージ基板メーカーとして参画いたしました。この「US-JOINT」に参画することで、当社グループの強みであるハイエンドのパッケージ基板の技術開発力を活かし、顧客の関心の高い先端半導体パッケージング技術の課題解決に貢献し、新たなビジネスの機会創出に繋げるとともに、半導体パッケージ基板事業の強化を目指してまいります。

 

 

(4) その他(新事業)

当社グループは、ヘルスケアやライフサイエンス、エネルギー分野を新たな成長領域と位置づけ、研究・事業開発に注力しております。

がん治療では遺伝子検査やがん患者の腫瘍組織を移植したマウスを用いた抗がん剤評価が行われてきましたが、コストや技術的課題が存在します。近年、動物実験から非動物実験への移行が国際的にも求められる中、大阪大学と共同で独自のバイオマテリアルを活用した3D細胞培養技術「invivoid®(インビボイド)」を開発いたしました。この技術により、患者のがん微小環境を体外で再現できました。また、複数の抗がん剤の効果を評価する臨床研究を実施し、体外での抗がん剤評価結果と実際の患者への投薬結果が高い精度で一致しました。本結果は2024年7月22日国際学術誌「Acta Biomaterialia」に掲載され、個別化医療や医薬品開発への応用可能性が示されました。

また、当社は匿名加工された電子カルテデータをもとにした医療情報分析・提供サービス「DATuM IDEA®(デイタムイデア)」に2025年3月31日から、新たに医科レセプトデータを連結いたしました。これにより、より正確な患者の診療実態把握や費用対効果分析を行えるようになり、エビデンスに基づく個別化医療の実現に貢献してまいります。

加えて、ロボティクスやスマートグラス分野において、障害物検知や自己位置把握に用いられる3D ToFセンサ(※13)の技術開発も推進いたしました。2023年には「ハイブリッドToF®(※14)」による4つの性能(長距離測定、屋外測定、高速撮像、複数台同時駆動)を実現した第一世代センサを開発し、2024年11月にはさらに小型化や省電力化を進めるとともに、新たに「HDR機能(※15)」「画素ビニング機能(※16)」を搭載した第二世代「TPHT4040」を開発いたしました。これにより、配膳ロボットやロボット掃除機、スマートグラスなど多様なデバイスへの搭載が可能となり、3Dセンシングの用途拡大に貢献しております。

流通小売業界においては、需給予測の精度向上や製品ライフサイクル全体の可視化が課題となっております。当社は東京大学と2024年10月に社会連携講座「サプライチェーンの全体最適の科学と実践」(講座長:松尾豊教授)を開設いたしました。本社会連携講座を通じて、高精度な需給予測を実現するAI技術の開発と社会実装を目指すなど、様々な分野で社会課題の解決に取り組んでおります。

 

(※1)Erhoeht-X®

当社グループ全体で、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、当社自体のデジタル変革を推進するコンセプト。DX事業においてイノベーションを創出し、社会やお客さまのデジタル変革を推進し、それを通してSDGsの実現、脱炭素社会の実現など「SX」にも貢献していく。

(※2)H-LINCOS

Healthcare long-term integrity and confidentiality protection systemの略称。秘密分散と量子暗号など秘匿通信及び公開鍵認証基盤の技術により、電子カルテデータのセキュアかつ可用性の高いバックアップや、医療機関間での相互利用などを行う保健医療用の長期セキュアデータ保管・交換システム。

参考:2019年12月12日NICTプレスリリース https://www.nict.go.jp/press/2019/12/12-1.html

(※3)2023年11月16日リリース-三菱HCキャピタルとTOPPANエッジが顔写真収集・認証サービス「CloakOne®」をサブスクリプションモデルにて提供開始

https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2023/11/newsrelease231116_1.html

(※4)プレスリリース-「人間拡張コンソーシアム」設立、活動を開始

https://human-aug.com/news/detail/article_01.html

(※5)人間拡張コンソーシアム

ホームページ http://human-aug.com

(※6)SMARTS™

パッケージを起点とした当社グループのサステナブルブランド。パッケージで培った技術・ノウハウに、マーケティング・DX・BPOなどのリソースを掛け合わせ、バリューチェーンに沿った最適な選択肢を提供する。

 

(※7)3R+Renewable

Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字を取った3つのアクションの総称3Rに、Renewable(リニューアブル、再生可能な資源に替える取り組み)を加えた、プラスチックの資源循環を促進するための考え方。

(※8)CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)

海洋プラスチックごみの問題解決に向けて、プラスチック製品のより持続可能な使用並びにプラスチック廃棄物の削減に繋がる革新的な代替品の開発及び導入普及を図るなど、業界の垣根を越えて経済界全体としての活動を官民連携で企画・推進する団体、プラットフォーム。

(※9)パウチに使用するフィルム全体の再生材使用比率

当社算定。フィルムの重量から算定した設計値。

(※10)CO2排出量

当社算定。PEやPETなどのバージン樹脂100%のフィルムを使用したスタンディングパウチの従来品との比較。算定範囲はスタンディングパウチに関わるCradle to Grave(①原料の調達・製造、②製造、③輸送、④リサイクル・廃棄)。

(※11)LCA(ライフサイクルアセスメント)

原材料(資源採取から原材料製造)から製品の製造・使用・リサイクル・廃棄など、製品のライフサイクルにおける投入資源や排出する環境負荷を定量的に評価する手法。

(※12)2.5D、3D

2.5Dは複数のチップをインターポーザーと呼ばれるシリコン基板上に実装する技術。3Dは複数のチップを積層する技術。

(※13)3D ToFセンサ

赤外線を用いてカメラから物体までの3次元距離を測定する距離画像センサ。

(※14)ハイブリッドToF®

ショートパルス型ToF方式とマルチタイムウインドウ技術によるセンサ制御を融合した技術及びその技術を搭載した3D ToF センサ・カメラ。強力な外光耐性と被写体ブレに強い特長を持ち、屋外環境で太陽光の影響を受けずに使用でき、動きの速い物体を逃さず捉えられるメリットがある。

https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2022/06/newsrelease220616_2.html

(※15)HDR機能

ハイダイナミックレンジの略称。露光時間が異なる複数の距離データを1枚の距離画像として撮像する技術。

(※16)画素ビニング機能

複数の画素を組み合わせて見かけ上大きな1つの画素として扱う機能。

 

 

6 【研究開発活動】

当社グループは、「人を想う感性と心に響く技術で、多様な文化が息づく世界に。」というグループ共通の価値観を表す「TOPPAN's Purpose & Values」に基づき、「Digital & Sustainable Transformation」をキーコンセプトとして、ビジネスモデルを進化させるため、総合研究所を中心に、事業会社の技術関連部門及びグループ会社が連携して研究開発を進めております。各事業分野の新商品開発に注力するとともに、各研究開発部門、知財関連部門が一体となって進める技術開発により、コストダウン及び品質ロスミス削減によるさらなる収益力の強化を図っております。また、次世代分野についても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の新規事業創出に努めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は27,824百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費につきましては、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究に係る費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当社グループでは、価値共創パートナーとして顧客のデジタル変革を支援し、高い成長を実現するErhorht-X(※1)を推進しております。

物流・運送業界では、貨物取り扱い件数が年々増加する一方、トラック輸送の時間外労働規制の強化による2024年問題や少子高齢化を原因とする人手不足が深刻化しております。この課題に対応するため、新たに次世代ZETA(※2)規格「Advanced M-FSK変調方式」対応の新型「ZETag®(ゼタグ)」を開発いたしました。新型「ZETag®」は従来品と比較して10倍以上(10dB以上)の感度と、20倍以上の転送速度、500~4,000m(最長通信距離は従来品の約2倍)の通信距離を実現いたしました。これにより、高速移動により電波形状が変化しやすく読み取りが難しかった輸送車両などへの活用や、これまで電波が届きにくかったエリアでの読み取りが可能となる他、基地局の設置数を少なくすることができ、より効率的な業務管理を実現いたします。これを活用してパレットやカゴ車など物流・輸送機器の他、トラックなどの輸送車両の所在も自動で管理・可視化することにより、管理業務の負担軽減や円滑な荷役作業を実現するなど、物流業務の効率化を支援いたします。

生産現場においては、機械設備のトラブルを未然に防ぐために人手による定期点検及び予防保全が行われており、多大なリソースが掛かっております。このため、センサによる機械設備の常時監視・予防保全のニーズが高まっており、日本精工株式会社(NSK)と共同で温度センサ搭載RFID(※3)タグを活用した産業機械設備向け保全管理システムの開発に取り組んでおります。NSKの産業機械設備のノウハウと当社グループのRFIDタグの設計技術を掛け合わせることで、産業機械設備向けの新しい保全管理システムを実現し、産業機械や設備の点検・保守履歴の見える化による作業効率向上や、現場で保守履歴・温度推移が確認可能になることによる予防保全の効率化を目指してまいります。

医療現場では、医療技術の高度化や医療制度の複雑化、また医療安全などの観点から多くの説明業務があり、実際の医療提供業務を圧迫しております。デジタルクローン技術を活用してインフォームドコンセント等を支援するサービス「DICTOR™(ディクター)」のα版を北海道大学病院と共同で開発し、2023年9月から医療DXに取り組む複数の医療機関にて実証実験を行っております。「DICTOR™」の開発にあたっては、当社グループの持つアバター生成技術「MetaClone®アバター(※4)」と顧客管理・ID管理を中心とした管理データベース・システム構築のノウハウを活用しております。医師は予め自身の動画と声を登録し、デジタルクローンを生成することで、その後は説明テキスト文の入力のみで、患者や症状に合わせた説明動画が作成できます。患者自身にとっても通常の診察室での説明に加え、繰り返しの視聴や家族とのシェアが可能となり、理解度の向上が期待されます。今後も2024年4月より施行された「医師の働き方改革」の推進と患者市民参画型の医療DXプラットフォームの構築を目指します。

 

製造現場では、常に設備保全の効率化や製造工程の最適化が求められております。2022年4月に内閣府が発表した「量子未来社会ビジョン」において、量子技術の研究開発・社会実装の取り組みを加速・強化し、我が国産業の成長機会の創出・社会課題解決等に対応することが喫緊の課題であることが示されました。その中で、当社グループでは、量子カーネルを用いた機械学習を製造現場で稼働している複数の製造装置の異常検知に適用し、設備保全及び製造工程の最適化に活用する研究開発を進めており、NEDOの「量子・AIハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」における「量子・AIアプリケーション開発・実証」委託事業に採択されました。これまでも「量子カーネル」による機械学習に関する研究論文発表(※5)や光量子計算に関する研究、耐量子計算暗号を搭載したICカードの開発など、量子に関する研究と開発を行いながら製造DXを推進しております。今後も量子AIの研究開発を加速し、量子技術の社会実装に貢献いたします。

 

(2) 生活・産業事業分野

当社グループでは、脱炭素社会、循環型社会の実現に貢献するべく、環境ニーズを捉えたSX商材・サービスの提供を行っております。特にパッケージを起点とした当社グループのサステナブルブランド「SMARTS™(スマーツ)(※6)」を掲げ、社会課題に対応したパッケージの開発を推進しております。

脱炭素社会については、軽量でプラスチック使用量を削減できる液体用紙容器は酒類やトイレタリー分野など日常で使用されている製品で数多く採用されております。そのような中、当社グループは株式会社J-オイルミルズが販売する食用油「スマートグリーンパック®」シリーズの紙パックに採用された「液だれ防止機能キャップ」の開発で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する第47回木下賞(※7)「改善合理化部門」を受賞いたしました。従来の紙容器において課題であった口栓からの油だれに対し、口栓の注出部を液だれに有効なカール形状にすることで、内容物の「液だれ防止」を実現いたしました。また、用途に応じて注ぐ量を変えることができる可変性と、ヒンジ構造による利便性を付与したことで、さらなるユーザビリティの向上を実現いたしました。

また、昨今の世界経済情勢の影響を受け、電力・ガスをはじめとするエネルギーコストが高騰し、アルミ箔の価格も連動して高騰しております。CO2排出量削減という社会課題に対して、アルミ箔は製造工程で多くのCO2を排出しているため、食品や日用品のパッケージにおけるアルミレス化は社会課題となっております。このたび、折り曲げた状態を維持できるデッドホールド性を保持する用紙を開発し、カップ麺等に向けたアルミ箔使用材質構成と同等のリクローズ性能を有するアルミレス蓋材を開発いたしました。また、製造時のCO2排出量を従来のアルミ箔を使用した材質構成と比較して約32%削減(※8)が可能です。

循環型社会の実現については、環境負荷の少ない包装材料の開発と併せて、軟包材フィルムの水平リサイクルにも取り組んでおります。日本政府が提唱するプラスチック資源循環戦略では、プラスチック資源について、2025年までにリユース・リサイクルが可能な材質構成に置き換えること、2030年までに容器包装の6割をリユース・リサイクルすること、プラスチック資源の再生利用を倍増することなどのマイルストーンが策定されております。TOPPAN株式会社、三井化学東セロ株式会社、三井化学株式会社の3社は、2025年度の社会実装を目指し、TOPPAN株式会社で発生する印刷調整時のOPPフィルム廃材を三井化学株式会社が回収・印刷除去・造粒を行い、三井化学東セロ株式会社が再生OPPフィルム化を行う共同実証を実施しております。さらに、TOPPAN株式会社は再生フィルムの印刷適性やラミネート適性、製袋・充填適性など、品質評価の役割も担っており、日本政府のマイルストーンに沿って、軟包材の水平リサイクルを推進してまいります。

また、住宅や非住宅に使用される外装建材においても、環境負荷軽減の観点から、より長期間使用できる耐性が求められております。しかしながら、材料の性質上、高耐候性能と建築基準法で求められる不燃性能を両立させることは困難でありました。当社グループは、今まで培われた約20年間の外装用シートに対する知見により、独自の高耐久性能と、アルミ型材へのラミネートにより不燃認定を受けられる材料を開発いたしました。「フォルテフィール™ RZ」は、シートを構成する接着層とインキ層に対して、新たに特殊な材料と添加剤をブレンドし開発した新規耐加水分解性樹脂を搭載することによって、今までにない耐候性・耐久性の大幅な性能向上(当社従来品比1.5倍)を実現いたしました。また、アルミ型材へラミネートすることで、国土交通省より不燃認定されている「NM-5462(1)(※9)」の条件を満たしております。さらに、一般的な環境試験やオリジナルの促進耐候性試験と実曝露試験との関連性を検証した結果から、日本国内において初の退色及び劣化に対する10年間保証を可能といたしました。このように建装材分野においても環境負荷を低減できる商材を提供し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当社グループでは、これまで独自に培ってきた技術力を基盤として、多様化する二ーズに対応した独創的なキーデバイスを供給することで事業価値の最大化を図っております。

2016年より提供しているスイッチ1つで透明と不透明を瞬時に切り替えられる液晶調光フィルム「LC MAGIC™(エルシーマジック)」とAGC株式会社のガラスを組み合わせて世界初の調光サイドウィンドウガラスを開発いたしました。車載用途では従来の建材用途よりも厳しい環境に対応できる耐久性が要求されますが、液晶や電極の見直しを行い、ガラスの中間膜成分や外部の水分による液晶の透明化といったダメージを防ぐことができる独自の外周封止技術を確立し、自動車のサイドウィンドウに適合する性能を獲得いたしました。さらに、瞬時にON/OFFの切り替えができることで、車内居住空間の快適性向上も可能となり、このたびトヨタ自動車株式会社の「センチュリー」に採用されました。今後も「LC MAGIC™」の車載向け黒色グレード「ノーマルブラック」の改良や量産化技術を進め、各種自動車への搭載を目指します。

また、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、再生可能エネルギーの活用等の取り組みが進められておりますが、特に水素は地球上に豊富に存在する「水」から生成可能で、CO2を排出しないエネルギー源であり、その活用への期待が高まっております。水素の社会実装において、CCM/MEAは水素を製造する水電解装置、水素の貯蔵や運搬に関わる電解槽、そして水素を利用する燃料電池において、中核となる重要なデバイスであり、高いエネルギー変換効率と耐久性、市場への安定供給が求められております。当社グループは2004年からCCM/MEAの研究開発に取り組んでおります。今般、大型カラーフィルタの製造で培った塗工技術や搬送技術などの活用により、高性能・高品質なCCM/MEAを枚葉式で量産する体制を構築し、2023年8月より販売を開始いたしました。特徴としては電解質膜の両面に触媒インクをダイレクトコーティングするという世界初の製造方式により、電解質膜と触媒層の密着性を高め、高いエネルギー変換効率を実現いたしました。これらの技術開発に当たっては知財戦略とも連動させており、強力な特許とノウハウの蓄積により、競争優位性を確立しております。今後、水素を「つくる」「ためる・はこぶ」「つかう」の全領域にCCM/MEAを展開することで水素社会を実現し、カーボンニュートラルへ貢献いたします。

 

(4) その他(新事業)

当社グループでは、ヘルスケアやライフサイエンス、エネルギー等の事業を新事業と位置づけ、新たな柱を開拓するための研究開発・事業開発を推進しております。

厚生労働省によると、65歳以上の認知症患者の数は2025年には約700万人と予測され、高齢者の約5人に1人が該当し、喫緊の社会課題になっております。北海道大学の認知症に関する診断技術の研究を包括的に行う認知症研究拠点と連携する、産業創出部門「認知症包括研究部門」を北海道大学と共同で開設し、当社グループの高感度蛍光検出技術「Digital ICA®(デジタル アイシーエー)(※10)」と、北海道大学の学術的知見を融合し、早期のアルツハイマー病を検出する技術の開発をはじめとする認知症に関する研究を進め、認知症の診断・治療の発展に貢献いたします。

また、抗がん剤評価においては、大阪大学大学院工学研究科の松崎典弥教授と共同で開発した独自バイオマテリアルによる3D細胞培養技術「invivoid®(インビボイド)」を用いた共同研究が広がっております。がん患者の組織から再構築した3D細胞である「がん患者アバター」が従来の抗がん剤評価で用いるマウスを代替できる可能性が示唆されており、国内ではがん研究会と複数の抗がん剤を曝露して得られた効果と、実際に患者に同じ抗がん剤を投与して得られた効果との比較を行う臨床研究を開始いたしました。海外でも米国のMDACC(テキサス大学MDアンダーソンがんセンター)が研究を進めている「免疫治療薬」評価において、免疫機能を付与した「がん患者アバター」をモデルとした新しい免疫治療薬の評価を実施しております。これを通じて今後の米国における研究活動を通じ、CLIA認証(※11)を取得し、米国でのがん検査事業を立ち上げ、個々の患者ごとに最適な抗がん剤を選択するがん個別化医療の提供を目指します。

 

持続可能な社会の実現に向け、地球温暖化や食糧問題の解決には、これまで以上に植物の力を活用することが有効と考えられており、植物を改良するためのゲノム編集技術に期待が集まっております。植物におけるゲノム編集では、植物に対して予期しない問題を引き起こすリスクや社会的高度な技術の蓄積を必要とするため、本格的な普及には至っておりません。TOPPAN株式会社、産業技術総合研究所、株式会社インプランタイノベーションズは共同で、チタン酸カリウムからなる針状結晶(ウイスカー(※12))と超音波を活用して、ゲノム編集ツールであるCRISPR-Cas9(※13)のリボヌクレオタンパク質(RNP)を植物へ導入する新しいゲノム編集手段として、ウイスカー超音波RNP法を開発いたしました。本技術は、一般的に形質転換が難しい植物に対して、DNAを全く用いないでゲノム編集を行う基盤を構築する新たな一歩であり、2023年9月7日(日本時間)に「Scientific Reports」に掲載されました(※14)。今後はゲノム編集の効率化や多くの植物への適用を検討し、社会にとって安心・安全なゲノム編集品種の作製のための技術基盤を提供していきます。

近年バイオエタノールは、カーボンニュートラルの実現に向けて、自動車燃料や化学品用の原料などさまざまな用途での利用が期待されております。2021年より当社グループは、古紙を原料とした国産バイオエタノール事業の立ち上げについて、ENEOS株式会社と共同で検討を続けてきました。具体的には当社グループが開発している、防水加工された紙やノーカーボン紙等の難再生古紙を原料とする前処理プロセスと、ENEOS株式会社が開発している、エタノールの連続生産プロセスとの組み合わせによる製造効率の向上について検討してきました。このたび共同開発契約を締結し、古紙を原料とした国産バイオエタノールの事業化に向けた実証を開始し、事業採算性を見極め、2030年度以降の事業化を目指します。

 

(※1)Erhorht-X

      当社グループ全体で、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、当社自体のデジタル変革を推進するコンセプト。DX事業においてイノベーションを創出し、社会やお客さまのデジタル変革を推進し、それを通してSDGsの実現、脱炭素社会の実現など「SX」にも貢献していく。

(※2)ZETA

超狭帯域(UNB: Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信、メッシュネットワークによる広域の分散アクセス、双方向での低消費電力通信が可能といった特長を持つ、IoTに適した最新のLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク規格。LPWAの規格の1つであるZETAは、中継器を多段に経由するマルチホップ形式の通信を行うことで、他のLPWAと比べ、基地局の設置を少なくでき、低コストでの運用が可能な方式として注目されている。

(※3)RFID

Radio frequency identificationの略。電波を用いて非接触でデータを読み書きする技術。

(※4)MetaClone®アバター

TOPPAN株式会社が提供する、顔写真等から短時間でフォトリアルな3Dアバターを自動生成することができるサービス。AIと3D復元技術を組み合わせることで、様々なケースに合わせたアバターを提供することができる。

(※5)研究論文発表

掲載誌: EPJ Quantum Technology(発行:英国 Springer Nature社)

タイトル: Performance of quantum kernel on initial learning process

著者名: Takao Tomono, Satoko Natsubori

URL: https://doi.org/10.1140/epjqt/s40507-022-00157-8

(※6)SMARTS™

パッケージを起点とした当社グループのサステナブルブランド。パッケージで培った技術・ノウハウに、マーケティング・DX・BPOなどのリソースを掛け合わせ、バリューチェーンに沿った最適な選択肢を提供する。

(※7)木下賞

公益社団法人日本包装技術協会(JPI)が主催し、JPI第2代会長である故木下又三郎氏の包装界に対する功績を記念して設定された表彰制度。本賞は、包装技術の研究・開発に顕著な業績をあげたものや包装の合理化・改善・向上に顕著な業績をあげたものに与えられる。

 

(※8) CO2排出量

当社算定。アルミ箔を使用した蓋材との比較。算定範囲はパッケージに関わる①原料の調達・製造 ②製造 ③輸送 ④リサイクル・廃棄。

(※9) NM-5462(1)

不燃材料として発熱性試験及びガス有害性試験において要求されている性能を有しており、国土交通大臣が定めたもの又は国土交通大臣の認定を受けたもの。

(※10)Digital ICA®

基板上に設けられた100万個の微小なウェルと検出試薬を用いて、ウェルにDNA・タンパク質・ウイルス・エクソソームなどの生体分子を1分子ずつ分配し、1分子単位で検出する方法。

(※11)CLIA認証

CLIA(Clinical Laboratory Improvement Amendments)は1988年に米国で制定された法律の一部で、米国の医療機関のラボで実施する臨床検査の品質が品質基準を満たしていることを証明するもの。これにより患者と医療提供者は、検査結果が信頼できることを確認できる。

(※12)ウイスカー

細長い針状結晶で、植物細胞に「刺して」孔を開けるために使われる。直径数マイクロメートル、長さ100マイクロメートル程度の大きさで、炭化ケイ素やチタン酸カリウムなどの素材が用いられる。本研究では、チタン酸カリウムのウイスカーを用いている。

(※13)CRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)

ゲノム編集因子の中で最もよく用いられている因子。ゲノムを切断するCas9タンパク質と切断箇所を指定するガイドRNAが複合体を形成して機能する。

(※14)論文掲載

掲載誌: Scientific Reports

タイトル: The sonication-assisted whisker method enables CRISPR-Cas9 ribonucleoprotein delivery to induce genome editing in rice

著者:Akiyoshi Nakamura, Tsubasa Yano, Nobutaka Mitsuda, Maiko Furubayashi, Seiichiro Ito,

Shigeo S. Sugano, Teruhiko Terakawa

DOI: 10.1038/s41598-023-40433-w

 

6 【研究開発活動】

当社グループは、21世紀のあるべき姿を定めた「TOPPAN VISION 21」に基づき、各事業領域の基盤強化と市場ニーズを先取りした新商品の開発を積極的に推進しております。

当社グループの研究開発は、総合研究所を中心に、事業(本)部の技術関連部門及び主要連結子会社が一体となり収益力の強化を図っており、各事業分野の新商品開発に注力するとともに、コストダウン、品質ロスミス削減へ向けた開発を進めております。また、次世代商品系分野についても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の収益の柱となる新規事業創出に努めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は26,591百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費につきましては、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究に係る費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1)  情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、量子コンピュータによる公開鍵暗号の解読リスクに対し、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と連携し、量子コンピュータでも解読が難しい耐量子計算機暗号(Post-Quantum Cryptography 以下PQC)の研究を進めております。NICTが運用するテストベッド「H-LINCOS」(※1)において、PQC対応のプライベート認証局(※2)を構築しました。さらに、電子署名や電子証明書発行機能に加え、当社とNICTが開発した「PQC CARD®」による改ざん検知機能を実装しました。これらの研究の一部を内閣府SIPプログラム「光・量子を活用したSociety 5.0実現化技術」(研究推進法人:国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)にて実施しました。今後、これらの技術を活用し、インターネット上のサイバーセキュリティを担保し、安全・安心な社会インフラ実現を目指します。

自動認識技術関連では、環境に配慮したNFC(近距離無線通信)タグラベルを開発しました。これは、従来のPETフィルムに代わり、紙素材をアンテナ基材としつつも、新たな回路形成技術によってNFCデバイスとしての通信性能を維持しております。紙への置き換えによりプラスチックの使用量をゼロにすると同時に、紙製のNFCタグラベルは、剥がすと破壊される特性を活かし、不正利用防止が可能です。

DXの取り組みとしては、流通小売業の販促業務の効率化を支援する「PROMO CORE® for cloud」を開発しました。これは、当社が以前から提供している、販促情報や取扱商品を一元管理できるデータベース「PROMO CORE®(プロモコア)」をクラウド化したもので、より簡単・安価・スピーディーな導入が可能になります。

また、メタバースに対する社会的な関心の高まりを受け、商品の精緻な3D再現が可能な「MiraVerse® Core」を開発しました。利用企業はWebサイトを通じて、幅広い利用者にバーチャル体験の提供が可能になり、購買意思決定を強力にサポートできるようになります。また、「デジタルツイン・ワールドトリップ®」を開発しました。仮想空間とリアルタイム中継の組み合わせによる新たな体験を提供します。これらの技術は、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が展開する共創空間「LINKSPARK OSAKA」での実証実験にも利用され、施設の魅力を遠隔地からでも体験できるサービスの立ち上げを目指します。

 

(2)  生活・産業事業分野

パッケージ関連では、「TOPPAN S-VALUE® Packaging」を通じて「価値あるパッケージ」を提供し、より良い社会と心豊かで快適な生活に貢献します。軟包材においては、「即食ニーズ」に応えるため、冷凍食品向け新型包材「いただきピロー®」を開発しました。この製品はレンジ調理後にそのまま食器として使用可能で、プラスチックの使用量を大幅に削減し、包材製造時のCO2排出量も約20%削減します。

「GL BARRIER」(※3)シリーズの新しいラインアップとして、高いバリア性能と遮光性を有する「GL-ME-RC」を開発しました。この製品は、従来のアルミ蒸着フィルムでは実現が難しかった優れた耐屈曲バリア性能を有し、高いバリア性と遮光性、耐屈曲性が必要な医薬品や食品への使用が可能です。また、包材製造時に排出するCO2量を約15%削減することが可能です。

また、リサイクル適性に優れたバリアパッケージを2種類開発しました。レトルト食品向けのPP(ポリプロピレン)モノマテリアルバリアパッケージと、液体内容物向けのPE(ポリエチレン)モノマテリアルバリアパッケージです。これらの新製品はそれぞれ耐熱性等の強度と環境適性を両立しております。

 

さらに、「チューブなパウチ®」を開発し、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第46回木下賞 研究開発部門」を受賞しました。この製品は、消費者の利便性向上と、プラスチック樹脂使用量の大幅削減を同時に実現しました。

紙器では、レトルト対応の新型紙製スタンディングパウチを開発しました。この製品は「GL BARRIER」を使用し、レトルト殺菌や電子レンジ加熱が可能な紙製パウチです。従来のアルミを使用したレトルトパウチと比較して、プラスチック使用量を約25%削減でき、また、包材製造時のCO2排出量を約17%削減できます。

建装材関連では、周波数28~300GHzのミリ波帯で、複数の電波を選択的に吸収する、マルチバンド対応ミリ波吸収体を開発しました。この製品はメタサーフェス構造(※4)のフレキシブル性のあるシートで、装飾用としてオフィスや工場内部に取り付けることができ、第5世代移動通信システム(5G)で使用する高周波数のミリ波帯において、無線通信機器からの電波の干渉や漏洩を低減し、高速化・低遅延・多数同時接続を可能にします。

 

(3)  エレクトロニクス事業分野

近年、スマートフォンやゲーム機の高機能化、産業用の自律走行ロボットなどの普及に伴い、3Dセンサの市場拡大が期待されております。当社は、2023年4月1日付で吸収合併した株式会社ブルックマンテクノロジと共同で、1~30mの範囲で距離を測定できる「ハイブリッド駆動ToF(Time of Flight)方式」(※5)による「三次元距離画像センサ(3Dセンサ)」を開発しました。本製品は、従来の「間接ToF方式」による3Dセンサよりも5倍以上の距離の計測が可能で、自律飛行ドローンや自律走行型搬送ロボットなどの操作性と安全性の向上に寄与します。また、独自の外光ノイズ除去機能を搭載し、CMOS方式のイメージセンサとして世界で初めて(※6)真夏の日中に相当する照度10万ルクスの環境下で、最長20mまでの距離測定が可能となりました。

製造工場の環境データ自動収集とリスクマネジメント強化を可能とする統合監視システム「e-Platch®(イープラッチ)」を開発しました。本製品は、当社が以前より進めてきた次世代LPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格ZETA(ゼタ)(※7)を活用し、「死角のない通信ネットワーク」上で「環境データ自動収集システム」を構築したものです。本システムにより、工場・施設の環境保全や、点検作業の負荷軽減・効率化が可能となり、人的リソースをより積極的に環境保全活動へ割り当てることができます。さらに、工場内の金属同士の衝突や摩擦により起こる異常音を遠隔監視する収音センシングシステムを「e-Platch®」専用のツールとして開発しました。これにより、設備の異常を早期発見し、機械部品の交換時期を適切に把握することで、保守・点検作業の効率化を実現できます。

当社が2016年より提供している液晶調光フィルム「LC MAGIC™(エルシーマジック)」の新たなラインアップとして、「ノーマルブラック」を開発しました。これは、電源OFF時に可視光線透過率が「5%」の「黒色」となるものです。本製品を自動車のサンルーフなどに搭載することで、電源ONの時には開放的な空間、電源OFF時には遮光性のあるプライバシー空間を瞬時に実現します。モーターや可動部品を必要としないため、車体の軽量化と車内の居住性向上の両立が可能です。

 

(4)  その他

ヘルスケア関連では、当社は「健康・ライフサイエンス」領域を今後の成長領域と定め、事業拡大を進めております。電子カルテデータの匿名加工とデータベース構築を共同で推進してきたICI株式会社を2023年1月に連結子会社化しました。

これにより、2022年度初めに提供を開始した「DATuM IDEA(デイタム イデア)」は、医療機関から収集した電子カルテデータから、診断患者数、処方患者数、性別、年代などの情報を直感的に分析できるようになります。電子カルテデータベースの強化と、データ分析ツールのさらなる拡充により、より効果的な医薬品開発や治験モデル構築、個別化医療の実現に貢献していきます。

また、当社は、地方自治体が直面する課題にも取り組んでおります。ライフスタイルの変化や長寿命化により、医療費の適正化や健康増進対策が必要になっております。自治体の保有する健診結果や医療レセプト情報、自治体独自の保健事業によって取得した住民のヘルスケアデータなどを集約・可視化する「自治体向けBIツール」を開発しました。この製品は、保有データを一元的に分析し、新たな保険事業の立案に貢献します。今後は、疾病予測や介護状態の予測など、AIによる分析機能などのアップデートを進め、提供先の拡大と、当社が提供する他のヘルスケア関連サービスとの連携も進めていきます。

 

北海道大学大学院先端生命科学研究院の湯山耕平特任准教授らの研究グループと共同研究を行い、アルツハイマー病の発症リスク評価に有用な血液バイオマーカーである、アミロイドβ(※8)が結合したエクソソーム(※9)を1個単位で識別・検出する技術を開発しました。本技術は、検出チップ上に集積した100万個のマイクロメートルサイズの微小なウェル(※10)に、標的となる分子や粒子を確率的に1個ずつ閉じ込め、分子や粒子から発する信号の有り「1」、無し「0」で標的をデジタル検出・定量する高感度バイオセンシング技術です。当社は、高感度蛍光検出技術「Digital ICA®」や検査キット等の提供により、エクソソームの検出・定量に関する技術開発を推進します。

また、大阪大学等との共同研究により「3Dプリントによる独自組織造形技術」の実用化を目指し、株式会社島津製作所、伊藤ハム米久ホールディングス株式会社、株式会社シグマクシスと共に「培養肉未来創造コンソーシアム」を設立しました。この協業により「3Dバイオプリント技術の応用開発」「生産・流通までの一貫したバリューチェーンの確立」「省庁や民間企業との連携による法規制整備への貢献」を進めます。

昨今の少子高齢化による労働力不足への対策として、受付業務ロボットや清掃ロボットなどを一元管理する「TransBots®(トランスボッツ)」を開発しております。AIによる人物認識機能を有しており、登録した人物が入場した際に、走行している複数台のロボットがその人物を認識し、病院や入場制限が設けられた展示会など様々な活用が期待できます。さらに、テレプレゼンスロボット(※11)以外の搬送ロボット、移動型ピッキングロボットなど多様なサービスロボットへの応用も可能です。

 

(※1)H-LINCOS:保健医療用の長期セキュアデータ保管・交換システムH-LINCOS(Healthcare Long-Term Integrity and Confidentiality Protection System)は秘密分散と量子暗号など秘匿通信及び公開鍵認証基盤の技術により、電子カルテデータのセキュアかつ可用性の高いバックアップや、医療機関間での相互利用などを行う保健医療用の長期セキュアデータ保管・交換システム。

(※2)プライベート認証局:社内ネットワークなど限られた範囲で運用され、サーバーの正当性を保証する電子証明書を発行する機能を持つシステム。

(※3)GL BARRIER:当社が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムの総称。独自のコーティング層と高品質な蒸着層を組み合わせた多層構造でバリア性能を発揮。

(※4)メタサーフェス構造:波長より小さい構造体を周期配置して任意の誘電率・透磁率を実現する人工媒質(メタマテリアル)の一種で、構造体の周期を二次元配置した人工表面。

(※5)ハイブリッド駆動ToF(Time of Flight)方式:静岡大学・川人祥二教授により提唱されたToF計測法で、位相差によって距離を計測する「間接ToF方式」をベースに、時間差によって計測する「直接ToF方式」の機能を組み合わせた、新しいセンシング技術。「マルチタイムウインドウ技術」と呼ばれる、複数の短時間ウインドウの組み合わせにより光の往復時間を推定するため、従来の間接ToF方式と比較して、屋外でのセンシング時に問題となる外光ノイズの影響を受けにくいという特長がある。

(※6)CMOS方式のイメージセンサとして世界で初めて:アバランシェフォトダイオードを用いない、従来のCMOSイメージセンサ型の画素構造を用いたToFセンサとして。(先行技術論文及び先行製品のカタログ調査に基づく当社調べ(2022年6月))

(※7)ZETA:英国ZiFiSense社が開発した、超狭帯域(UNB: Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信、メッシュネットワークによる広域の分散アクセス、双方向での低消費電力通信が可能といった特長を持つ、IoTに適した最新のLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク規格。LPWAの規格の1つであるZETAは、中継器を多段に経由するマルチホップ形式の通信を行うことで、他のLPWAと比べ、基地局の設置を少なくでき、低コストでの運用が可能な方式として注目されている。

(※8)アミロイドβ:アミロイドβ前駆体タンパク質が切断されて産生され、約40個のアミノ酸で構成される蛋白質。アルツハイマー病では、この蛋白質の過剰な脳内蓄積が発病の引き金になると考えられている。

(※9)エクソソーム:様々な種類の細胞から分泌される細胞外小胞の一種。特定の分子を包含し、細胞間で受け渡すキャリアーの役割を担う。

(※10)微小なウェル:樹脂版の表面に設けられた直径数マイクロメートルの凹部で、1つの解析チップに100万個を配置。検出対象の分子を格納し、検出反応が行われる反応容器となる。

(※11)テレプレゼンスロボット:遠隔制御技術とロボット技術を組み合わせ、人が離れた場所から制御し、自分を存在(プレゼンス)させるロボット。

5 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、21世紀のあるべき姿を定めた「TOPPAN VISION 21」に基づき、各事業領域の基盤強化と市場ニーズを先取りした新商品の開発を積極的に推進しております。

当社グループの研究開発は、総合研究所を中心に、事業(本)部の技術関連部門及び主要連結子会社が一体となり収益力の強化を図っております。各事業分野の新商品開発に注力するとともに、コストダウン、品質ロスミス削減へ向けた開発を各研究開発部門と進めています。また、次世代商品系分野についても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の収益の柱となる新規事業創出に努めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は26,081百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費につきましては、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究に係る費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1)  情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、環境配慮型ICカードの新たなラインアップとして、日本で初めてカードの主材料にリサイクルされたPET-G(非晶性ポリエチレンテレフタレート)樹脂を使用し、接触型と非接触型の両方の通信が可能なデュアルインターフェースICカードを開発しました。本製品を通してリサイクルプラスチックの活用を推進し、資源循環型社会に貢献します。

自動認識技術関連では、高級感を表現できる金属調加飾を施しながらもNFCタグに求められる通信性能も維持した、高意匠NFCラベル(※1)を開発しました。金属調加飾による高い意匠性の実現に加え、NFCが金属による通信影響を受けやすいという課題に対応し、印刷加飾技術や箔のデザインパターン、アンテナ設計等の技術を組み合わせることで通信性能の維持を実現しました。パッケージに高いデザイン性が求められる高級酒、高級化粧品などのブランド製品における、NFCラベル採用時の意匠課題を解決するとともに、NFC機能を活用した製品のID管理や顧客サービスの提供が可能となります。

AI技術関連では、AIで一人ひとりの顔を瞬時に分析し、分析結果に合わせてパーソナライズされた複数の化粧品を組み合わせて、その場で自販機のように提供できる什器「AIレコメンドベンダー™」を開発しました。本製品は顔の印象分析をもとに、利用者に最適化された複数の化粧品を組み合わせることができるうえ、名入れ機能も実装されており、パーソナライズされた世界で1つだけのオリジナルパレットを非接触で提供することができます。これにより、新たな顧客体験価値を創出し、AI技術を使った顔印象分析から商品提供までをワンストップで行えるソリューションを実現しました。

DXの取り組みとしては、これまで店頭POPといったリアルでの販促支援を行ってきたノウハウを生かし、店頭プロモーションをしながら購買行動データを取得し、企業の効果的な店頭プロモーションを支援する「リアルDATAサイネージ™」を開発しました。サイネージに搭載したカメラを用い、来店者の性別や店内での行動といった購買行動を可視化し、より効果的な店頭プロモーションを実現します。また、医療機関やコロナ禍における事業活動に大きな影響を受けている事業者の課題解決に向けて、新型コロナウイルスワクチンの接種履歴をはじめ、PCR検査・抗原検査・抗体検査の結果などの情報を一元管理できるアプリ「PASS-CODE®(パスコード)」を開発しました。本製品では、アプリで接種履歴などを一元管理すると同時に、証明用QRコードを発行することができます。来店・来場者管理が必要な事業者は、専用アプリをインストールしたスマートフォンで証明用QRコードを読み取ることにより、来店・来場者の感染症に関する情報を即座に確認することが可能となります。また、昨今のメタバース(※2)への社会的な関心の高まりを受け、株式会社ラディウス・ファイブと協同で、メタバース上でサービスを開発・運用する企業向けに、1枚の写真からフォトリアルな3Dアバター(※3)を自動生成できるサービス「メタクローン™アバター」を開発しました。本サービスでは、「メタクローン™アバター」にアップロードした自分自身の顔写真1枚と、入力した身長と体重の情報を元に再現した、フォトリアルな3Dアバターを自動生成することができます。AI技術の活用により、低解像度の写真データの再現や、架空の人物を自動生成し、肖像権フリーの3Dアバターを利用することなどが可能です。

 

(2)  生活・産業事業分野

パッケージ関連での軟包材においては、強密着接着剤「TOPMER™(トップマー)」を使用することでデジタルプリントによるレトルト殺菌対応パウチを開発、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第45回木下賞新規創出部門」を受賞しました。本パウチは、レトルト殺菌に耐える性能を有し、ボイル殺菌や電子レンジ加熱にも対応できるようになりました。また、デジタルプリントの特長である小ロット・多品種生産により、商品の活用範囲が広がり、生活者の多様化するニーズに対応した高付加価値商品の提供が可能となります。

紙器では、高い密封性を有する電子レンジ対応可能な紙製一次容器「ピタッと紙トレー®」を開発しました。当社は「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE® Packaging」を掲げ、「ちきゅう」に価値ある「サステナブル バリュー パッケージ®」を提供していますが、本製品はそのラインアップの1つです。高い密封性を有する構造のため、今まで紙トレーでは製品化が難しかった水分を多く含んだ加工食品及び、MAP包装(※4)しているチルド食品の製品化も可能になり、プラスチック使用量の削減だけでなく、食品の賞味期限延長によるフードロス削減にも貢献します。また、世界トップシェアの透明蒸着バリアフィルムブランド「GL BARRIER(※5)」シリーズとして展開してきたフィルム製品に、新たに紙製品のラインアップとして、高い水蒸気バリア性と優れた耐屈曲性を有し、幅広い内容物と包材形状に対応できるバリア紙「GL-X-P」を開発しました。本製品は、高い水蒸気バリア性を有することで、湿度による内容物の変質を防ぐことが可能であり、優れた耐屈曲性を持つため、幅広い包材形状への対応も可能です。紙を使用した従来包材からの置換えにより、鮮度保持に伴う消費期限の延長が実現できることでフードロス削減に貢献します。また、「GL-X-P」自体がヒートシール性を有するため、紙単体での構成を実現しており、従来のプラスチックを使用した積層構成の包材からの切替えにより、プラスチック使用量の削減を実現するとともにCO₂排出量を最大で約35%削減可能です。

建装材関連では、表面に付着した特定のウイルスや菌の増殖を抑制・減少させることが可能な、再剥離性透明粘着シート「トッパン抗ウイルス・抗菌クリアシート」を開発しました。本製品は、第三者認証機関であるSIAA(抗菌製品技術協議会)より、抗ウイルス・抗菌加工の認証を取得しており、既存のテーブルやカウンター、手摺、スイッチ、タッチパネルなど接触が気になる部分に手軽に貼り付けることが可能です。また、当社は建装材に各種センサーなどIoT機器を組み合わせることで、居住者の見守りなどの社会課題解決に貢献するまったく新しい建装材を提供する「トッパンIoT建材®」事業を展開しています。このたび、住まいの生活動線上で自然に健康情報を収集・蓄積し、個人の健康状態の確認や、様々なヘルスケアサービスに連携が可能な「cheercle™(チアクル)」を開発しました。第一弾として、住まいの生活動線で健康情報を可視化、健康意識を高めるサービスを開始し、今後、個人向けのヘルスケアサービスや地域施設との連携など、様々な企業の共創により提供サービスを順次アップデートし、住まいを起点とした健康で安心な社会づくりに貢献します。

 

 

(3)  エレクトロニクス事業分野

昨今高まりを見せる非接触で操作可能なタッチパネルのニーズに応えるべく、視野角の大幅な拡大と空中映像の明瞭度を改善した空中タッチディスプレイの次世代モデルを開発しました。当社はウィズコロナ時代を見据え、オフィスビルを始めとする様々な施設や装置における非接触オペレーションのキーデバイスとして、空中タッチディスプレイの本格普及を推進します。

当社は次世代LPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格ZETA(ゼタ)(※6)を活用した、様々なサービスの開発を推進していますが、最長で約2,000m離れていても通信が可能な資材管理向けアクティブタグ「ZETag®(ゼタグ)」と、100万個以上の「ZETag®」の位置情報を管理するクラウド型システムプラットフォーム「ZETagDRIVE™(ゼタグ・ドライブ)」を開発しました。従来のパッシブ型RFIDタグで必要とされていたリーダーでタグを読み取る作業やアンテナを内蔵したゲートの通過をすることなく、広い倉庫や屋外でパレットやカゴ車などの所在を自動で管理することが可能となります。「ZETagDRIVE™」は、基地局が検知した「ZETag®」からの情報を収集・記録・管理するクラウド型システムプラットフォームで、同時に100万個以上の「ZETag®」を管理することができます。また、ZETAネットワークを活用し、入り組んだ構造の工場内に「死角のない通信ネットワーク」を敷設することで、様々な場所に設置されているセンサーをつなぎ、自動的にデータを収集するシステムを構築しました。第一弾として導入を開始した自社工場においては、1,000以上の点検項目の内、約10%についてセンサーをZETAネットワークに接続し、排水の水位や水素イオン濃度などを始めとする環境データの自動収集を開始しており、2022年度中に同工場の全ての環境データの収集を自動化していきます。

 

(4)  その他

ヘルスケア関連では、医療ビッグデータを活用した健康・医療に関する研究開発の推進や、健康長寿社会実現を目的に国を挙げて医療ビッグデータの利活用が促進されています。このような中で、当社は「健康・ライフサイエンス」領域を今後の成長領域と定め、事業拡大を推進するべく、医療情報の匿名加工を行う次世代医療基盤法の「認定医療情報等取扱受託事業者」であるICI株式会社と資本業務提携を行い、治療結果を含む電子カルテデータの利活用事業に取り組んでいます。今回、医療機関から収集した電子カルテデータを基にした、診断患者数・処方患者数・性別・年代などの情報を、直感的な操作で分析できるツール「DATuM IDEA®(デイタム イデア)」を開発しました。「DATuM IDEA®」を活用することで、疾患における治療実態の把握や、医薬品使用に関する有効性・安全性の分析などの目的のため、製薬会社は定量的かつ実際の医療行為に即したデータを参照・分析することが可能となります。これによって、より効果的・効率的な医薬品開発や治験モデル構築、個別化医療実現に貢献することを目指します。また、地方自治体における、ライフスタイルの変化や平均寿命の延伸による、医療費の適正化や健康増進対策に対し、地域特性に合わせて実施する保健事業の効果最大化・効率化を支援するべく、「自治体向けBIツール」を保健師の意見を取り入れて開発しました。本製品の導入により、自治体の保有する健診結果や医療レセプト情報などと、自治体独自の施策で得たヘルスケアデータなどを1つに集約し分析することが可能となります。蓄積されたデータによる疾病予測や介護状態の予測などAIによる分析機能などのアップデートを進め、2022年度までに30自治体への提供を目指しています。

また、大阪大学等との共同研究にて、培養肉の複雑な組織構造を自在に再現可能な3Dプリントによる「独自組織造形技術」を開発しました。これまで報告されている培養肉のほとんどは筋線維のみで構成されるミンチ構造であり、肉の複雑な組織構造を再現することは困難でしたが、本研究により、肉の複雑な組織構造を個別の特徴に合わせた形で構築できるようになりました。今後、3Dプリント以外の培養プロセスも含めた自動装置を開発できれば、場所を問わず、より持続可能な培養肉の作製が可能となり、SDGsへの大きな貢献が期待されます。本研究成果は、科学誌「Nature Communications(ネイチャー・コミュニケーションズ)」(オンライン)に掲載されました。

 

(※1)NFC(Near Field Communication):ISOで規定された国際標準の近接型無線通信方式。タイプA、タイプB、Felicaの通信方式に対応し、非接触ICカード機能やリーダ/ライタ機能、機器間通信機能などが利用できる。

(※2)メタバース:メタ(超越した)とユニバース(宇宙)の合成語で、インターネット上に構築される仮想の三次元空間の総称。利用者はアバターと呼ばれる分身で空間内を移動し、他の参加者と交流することができる。

 

(※3)3Dアバター:ゲームやインターネットの中で登場する自分自身の「分身」を表すキャラクターの名称。3Dモデルで構成され、頭や手足、表情などを動かせるように制作している。

(※4)MAP包装(ガス置換包装):密封したプラスチックなどの包装内の空気を除去し他のガス(窒素、二酸化炭素(炭酸ガス)、酸素あるいはこれらの混合気)を充填する包装技術。食品の酸化防止、微生物の繁殖の抑制、静菌あるいは殺菌などを目的とする。

(※5)GL BARRIER:当社が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムの総称。独自のコーティング層と高品質な蒸着層を組み合わせた多層構造でバリア性能を発揮。

(※6)ZETA:超狭帯域(UNB:Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信、メッシュネットワークによる広域の分散アクセス、双方向での低消費電力通信が可能といった特長を持つ、IoTに適した最新のLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク規格。

5 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、21世紀のあるべき姿を定めた「TOPPAN VISION21」に基づき、各事業領域の基盤強化と市場ニーズを先取りした新商品の開発を積極的に推進しております。

当社グループの研究開発は、総合研究所を中心に、事業(本)部の技術関連部門及び主要連結子会社が一体となり収益力の強化を図っております。各事業分野の新商品開発に注力するとともに、コストダウン、品質ロスミス削減へ向けての開発を各研究開発部門と進めております。また、次世代商品系分野についても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の収益の柱となる新規事業創出に努めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は22,348百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費につきましては、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究に係る費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1)  情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、各領域で高まる環境衛生へのニーズに対応するべく、抗ウイルス性能を有した抗ウイルスカードを開発し、SIAA(抗菌製品技術協議会)認証を国内で初めて取得しました。抗ウイルスカードの普及により、衛生的なキャッシュレス決済や従業員の安全確保を支援し、厚生労働省が公表する「新しい生活様式」の実現と経済活動に貢献します。

自動認識技術関連では、非接触決済が可能な金属質感のカードとしては難しかったカードおもて面の磁気ストライプの隠蔽や、接触型と非接触型の両方の通信が可能なデュアルインターフェースICカードに対応した「METAL SURFACE CARD™(メタルサーフェスカード)」を開発しました。従来製品に使用されている物よりも薄い金属蒸着フィルムを新たに開発し、その金属蒸着フィルムをカード表面に熱転写することにより、プラスチックカードでありながら金属と同様の輝きと質感を表現するとともに、カードおもて面の磁気ストライプの隠蔽や非接触決済も可能です。

AI関連では、AIカメラを活用し、店頭顧客の属性や店内行動に合わせて、最適なデジタルコンテンツを店頭サイネージから配信するシステム「AI販促」をAIカメラで高い技術を保有するAWL株式会社と共同開発しました。「AI販促」を活用することで、店頭販促における一律の情報発信から脱却し、顧客それぞれに最適な情報を配信することで、認知・購買など販促効果の向上に期待できます。

その他として、コロナ禍によりさらに必要性が増している人の生産性向上の課題に対して、日常使いで集中・リラックス等の心理状態を可視化できる世界最小・最軽量クラス(※1)のイヤホン型脳波デバイス「b-tone™(ビートーン)」をSOSO H&C社と共に開発しました。映像や香りなどの環境ソリューションと心拍や脳波などのセンシングによる効果測定を連携し、人の生産性や学習効率の向上に寄与する当社パフォーマンス向上ソリューションのラインアップの一つとして提供します。

 

(2)  生活・産業事業分野

軟包材関連では、よりリサイクルしやすいPET(ポリエチレンテレフタレート)単一素材からなる個包装向けモノマテリアル軟包材を開発しており、ユニリーバ・ジャパン株式会社(以下、ユニリーバ・ジャパン)の協力のもと、内容物との適性試験や品質検証を実施することで、ユニリーバ・ジャパンのヘアケアブランドの新製品「ラックス ルミニーク サシェセット 限定デザイン」のモノマテリアル化を実現しました。本製品は当社の透明バリアフィルムブランド「GL BARRIER(※2)」の1つである世界トップシェアの透明蒸着バリアフィルムのうち、PET基材の「GL FILM」と、PETシーラントにより構成されております。高い酸素バリア性と水蒸気バリア性を確保し、内容物の香りや品質を損なわない低吸着性を付加すると同時に、長期保管の重量減少も抑えることが可能となり、単一素材化(モノマテリアル化)によるリサイクル適性の向上を実現します。

また、ネスレ日本株式会社(以下、ネスレ日本)と当社は、ネスレ日本が販売する「キットカット」大袋タイプ製品の外袋を紙パッケージ化する取り組みにより、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第44回木下賞 包装技術賞」を受賞しました。SDGs(持続可能な開発目標)など、世界規模での環境配慮や省資源化推進の機運の高まりに加え、世界的な社会課題となっている「廃棄プラスチックによる海洋汚染問題」を受け、当社は再生プラスチックを用いた包装材や単一素材でリサイクル可能な包装材など、包装材料の調達から廃棄・リサイクルまでの課題解決に貢献する「サステナブルパッケージソリューション」を提供しています。

紙器関連では、内装に「GL FILM」を使用した環境配慮型紙容器「EP-PAK・GL」に「メカニカルリサイクルPET(※3)」を使用した製品をラインアップしました。再生樹脂配合率について世界最高レベルの80%を実現した、「メカニカルリサイクルPET」を使用したフィルムを採用することで、「EP-PAK・GL」の包材製造時に排出するCO2を24%削減します。また、当社が独自に開発した印刷・塗工技術を活用し、紙製パッケージ表面に付着したウイルスの数を、著しく減少させることが可能な抗ウイルス対応紙製パッケージを国内で初めて開発しました。本パッケージは、ISO21702に定められた試験方法に準拠したウイルスを減少する性能を実現するとともに、食品衛生法第18条に基づく「食品、添加物等の規格基準(厚生省告示第370号 1959年)」による規格にも適合しました。

建装材関連では、商業施設やオフィスなどの壁面や家具に使用される、表面に付着した特定のウイルスや菌の増殖を抑え著しく減少させることが可能な、抗ウイルス・抗菌加工のSIAA認証を取得した「オレフィン製化粧シート」と「塩ビ製化粧シート」を開発しました。さらに「コート紙化粧シート」においても、SIAA認証を取得し、建装材のラインアップに追加しました。この3つの認証を取得したことで、新築、リフォームなどさまざまな用途で抗ウイルス・抗菌機能を付与した内装材の提供が可能となり、安心で安全な生活環境をサポートいたします。また、当社は「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE™ Packaging」を掲げ、「ひと」に価値ある「スマートライフ バリュー パッケージ™」を提供していますが、ラインアップの1つとして、火災発生時の熱に反応して、消火効果のあるエアロゾルを放出する「消火フィルム」を開発しました。ヤマトプロテック株式会社が開発した消火効果の高いエアロゾルを放出する消火剤を使用し、凸版印刷が持つ塗工技術と「GL BARRIER」の高いバリア性能を活用し、耐久力を高めた粘着性のあるフィルムとして新たに開発しました。リチウムイオン二次電池のケース内や、配電盤・分電盤設備の内部に本製品を貼ることで、電池内の不具合や配電盤の配線ショートにより発火した時の初期消火や、延焼抑制に高い効果を発揮します。

 

 

(3)  エレクトロニクス事業分野

昨今高まりを見せる非接触で操作可能なタッチパネルのニーズに応えるべく、従来品と比べ筐体の50%薄型化を実現した空中タッチディスプレイを開発しました。本製品は、濡れた手や手袋のままでも操作が可能なため、医療現場やクリーンルームなどでの使用が可能です。これまで産業機器向け高精細液晶ディスプレイ分野で培ってきた独自の光学設計技術と構造設計技術を駆使し、視認性が高く、壁に埋め込みも可能です。さらに、左右15度に固定された視野角を活用し、暗証番号などの覗き見を防止します。また、次世代LPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格ZETA(ゼタ)(※4)を活用した、さまざまなサービスの開発を推進していますが、ZETA通信に必要なサーバーと、ZETAで収集したデータを見える化できるアプリを兼ね備えたプラットフォームサービス「ZETADRIVE™(ゼタドライブ)」を提供開始しました。同時に「ZETADRIVE™」の利用権と、ZETA通信に必要なアクセスポイント、中継器、センサ類などのハードウェアの一式を、サブスクリプションモデルで提供するサービスを日本で初めて開始しました。

 

(4)  その他

当社の持つ成膜技術/印刷技術/フィルムハンドリング技術を基に、シャープペンシルの芯に巻き付けられるような高可撓性(※5)、フレキシブルプリント回路基板並みの高耐久性、そしてテレビなどで広く使用されるアモルファスシリコンTFTの10倍以上の高キャリア移動度(※6)を兼ね備える新規構造フレキシブルTFTの開発に世界で初めて成功しました。本開発品は曲率半径1mmで100万回折り曲げ可能な高可撓性と高耐久性だけでなく、キャリア移動度10cm2/Vs以上で電源On/Off比107以上など実用的な特性を示しました。これらの特性を活用したフレキシブルセンサの実現を目指します。また、個人の人体情報を活用したサービスとして米FIGUR8,Inc.と当社は、筋骨格センサーを活用した上半身の歪み評価サービスを新たに開発しました。短時間で場所の制約なく、微細な上半身の軸のズレや肩の上昇具合などを高精度に定量化することにより、姿勢の傾向や安定保持力を可視化できます。またリアルな場所だけでなくオンラインでも実施可能なため、状況にあわせてリアルとオンラインのハイブリッドでの評価が可能です。また、南カリフォルニア大学より、高精度の顔計測が可能な装置「ライトステージ」を導入し、同時に顔計測データを始めとした、さまざまな人体情報データ活用に関する研究/用途開発を推進する「トッパンバーチャルヒューマンラボ」を設立しました。「トッパンバーチャルヒューマンラボ」では「ライトステージ」による顔計測以外にも、身体(筋骨格系)動作計測や、手/足の形状計測を始めとした、人体に関する計測を行い、高いセキュリティのもと適切な形に情報加工を実施します。企業が人体情報を用いた多岐にわたる事業開発を行うことができる「人体情報プラットフォーム」の構築を目指します。

 

(※1)2021年2月時点 当社調べ

(※2)GL BARRIER:当社が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムの総称。独自のコーティング層と高品質な蒸着層を組み合わせた多層構造でバリア性能を発揮。

(※3)メカニカルリサイクルPET:使用済みPETボトルを粉砕・洗浄した後に高温で溶融・減圧・ろ過などを行い、再びPET樹脂に戻したもの。

(※4)ZETA:超狭帯域(UNB:Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信、メッシュネットワークによる広域の分散アクセス、双方向での低消費電力通信が可能といった特長を持つ、IoTに適した最新のLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク規格。

(※5)可撓性:物質の弾性変形のしやすさを示し、曲げたり、たわませたりすることができる性質を表す。

(※6)キャリア移動度:キャリア移動度はトランジスタ性能を計る一つの目安。半導体では、電子や正孔などのキャリアの移動のしやすさを表す。

 

 

5 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、21世紀のあるべき姿を定めた「TOPPAN VISION21」に基づき、各事業領域の基盤強化と市場ニーズを先取りした新商品の開発を積極的に推進しております。 

当社グループの研究開発は、総合研究所を中心に、事業(本)部の技術関連部門及び主要連結子会社が一体となり収益力の強化を図っております。各事業分野の新商品開発に注力するとともに、コストダウン、品質ロスミス削減へ向けての開発を各研究開発部門と進めております。また、次世代商品系分野についても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の収益の柱となる新規事業創出に努めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は19,268百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費につきましては、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究にかかる費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1)  情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、さまざまな角度から見ても視認性を損なわないムービングホログラムと、高精細な凹版印刷技術を開発しました。ムービングホログラムは、券面を上下左右に傾けるだけでさまざまな角度から立体イメージの動きを目視でき、視覚での真贋判定を容易に行うことができます。また、今回開発した凹版印刷技術は、従来よりも高精細な凹凸パターンを印刷することができるため偽造が難しく、また凹版印刷部が手触りではっきりわかるため、触覚による真贋判定も容易に行うことができます。

自動認識技術関連では、モバイルPOS・決済サービス「TOPPOS®」にICタグの読み取り機能を追加した「TOPPOS®-UHF」を開発しました。ICタグ付き商品の決済に対応可能なほか、LTE、Wi-Fiなど様々な通信方法を選択できる特徴により場所を選ばない設置、運用を実現します。移動が可能なため、店舗のオペレーションや顧客動線に合わせたレジのレイアウト変更、マルチ決済に対応したい屋外イベントの物販などにおける導入が容易となります。また、航空手荷物の紛失削減や業務効率化を目的に、長距離で安定した読み取りを実現するアンテナに、ICチップを実装した航空手荷物用ICタグインレット(※1)を開発しました。これは、電波の受信感度を高くしたことによる長距離通信と、各国の異なる帯域での通信を可能にした独自設計のアンテナに低消費電力が特長の最新ICチップを搭載することにより、長距離で安定した読取りが可能なインレットを実現したものです。これにより、近年ICタグの導入が進む航空業界における航空手荷物用ICタグの普及を推進します。

AI関連では、印刷物・デジタル媒体に関する業界・企業特有の表記や専門用語を学習し、企業ごとの基準に合わせて文章の校閲・校正を行う「AI校閲・校正支援システム」を開発しました。金融業界のパンフレット・メルマガなど、多種多様な印刷物やデジタル媒体に対応したAIによる校閲・校正業務の自動化で、制作業務負荷の大幅な削減を実現します。
 その他として、「IoA(※2)仮想テレポーテーション®」技術を活用し、遠隔観光体験、スポーツ観戦、リモート・ワークなどの用途を想定した、遠隔地にいる人と体験を共有できるウェアラブルデバイス「IoAネック™」を開発しました。この「IoAネック™」は、身につけた人が見たり聞いたりしたものを、遠隔地にある画面を通じて同時に体験ができるデバイスです。ウェアラブルタイプのIoAデバイスであるため、従来と比べてより簡単・気軽に遠隔体験をすることが可能です。また、装着部分を遠隔地から振動させることが可能で、進行方向や向きなどをハプティクス(※3)により指示できます。これにより、言語の違いや、身体的な制約により会話が難しい場合でもコミュニケーションを図ることを可能にします。

 

(2)  生活・産業事業分野

軟包材関連では、世界トップシェアの透明蒸着バリアフィルムブランド「GL BARRIER(※4)」シリーズの新しいラインアップとして、共に世界初となる、ボイル殺菌・ホット充填が可能なPP(ポリプロピレン)基材の透明バリアフィルム「GL-X-BP」と、PE(ポリエチレン)基材の透明バリアフィルム「GL-X-LE」を開発しました。この両製品により凸版印刷は、「GL BARRIER」の基材として一般的なPET(ポリエチレンテレフタレート)基材に加え、PP・PE基材の透明バリアフィルムをフルラインアップで提供可能となり、PET・PP・PEすべての素材でのモノマテリアル(単一素材)高機能包材を実現させました。また、食器への移し替えが不要の新型レトルトパウチ「いただきパウチ」を開発しました。本商品は「消費者の利便性向上」と「省資源化による環境配慮」に対応するため、レンジ調理したレトルトパウチの開封状態を維持し、食器などに移し替える手間が無く、そのまま食器がわりに食べることができる新型パウチです。また、プラスチックトレイから「いただきパウチ」に置換えることにより、プラスチックの使用量を約50%削減できます。

プラスチック成型品では、株式会社ロッテ(以下、ロッテ)と、当社は、ロッテが販売する金属調の加飾を施したパッケージのミント菓子「EATMINT」で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第43回木下賞 包装技術賞」を受賞しました。近年、ミント菓子市場で増加する金属缶入り商品との差別化をするために、当社は金属調の加飾を施したプラスチック容器を提案しました。従来、携帯電話の部品や自動車の内装部品などに用いられている、「フィルムインサート成形(※5)」技術を転用することで、容器全面に凹凸表現や光沢感のある美粧性の高い印刷表現を可能としました。また蒸着フィルムを使用することでメタリック調の再現を限界まで追求し、本物の金属と見間違うようなプラスチック容器を開発しました。その意匠性の高さが評価され、今回の受賞につながりました。

紙器関連では、CNF(※6)を用いた飲料向け紙カップで、高いバリア性と密閉性を持つ「CNFエコフラットカップ™」を開発しました。当社が日本製紙グループとともに性能改善に取り組み開発したCNFをコーティングした原紙を使用することにより、本製品に高いバリア性を付与しました。さらに、当社の高度な成型技術を活かし特殊加工を施した完全密閉構造により、商品の長期保存化を実現しました。これにより、今まで固形食品用途にしか使用できなかったCNFを飲料向け紙カップなどの液体用途としても使用することができます。また、従来の飲料向けプラスチックカップと比較して、プラスチック使用量を約50%削減することが可能となりました。

 

(3)  エレクトロニクス事業分野

低電力広域ネットワーク規格ZETA(※7)の基幹部品である、通信モジュール「TZM901」シリーズを開発し、量産を開始しました。当社はエレクトロニクス事業で培ったモジュール設計技術により、日本製ZETA通信モジュール「TZM901」を設計しました。十和田エレクトロニクス株式会社と連携し、試作、製造及び量産に向けた信頼性評価を行ってきましたが、従来製品と比較して約40%の小型化及び周波数誤差や受信感度などの性能向上を実現しました。さらに、2017年10月1日の電波法施行規則等の一部を改正する省令で追加された「狭帯域の周波数利用における周波数利用効率の向上を図るための指定周波数帯による規定」に適合した工事設計認証を取得しており、920.6∼928.0MHz(200kHz間隔38波)を2kHzの狭帯域で利用が可能です。これにより、電波干渉に強く信頼性の高い通信が可能となりました。

 

(4)  その他

当社の持つ微細印刷技術を基に、高精度な位置合わせ技術を用いて基材表裏に微細線を印刷し、見る角度によって印刷物の色や絵柄が変化するチェンジング印刷技術を確立しました。本技術によって印刷だけで極薄透明フィルム上に形成できるレンズ不要のチェンジング印刷が可能となります。今後、本技術を活用し、偽造防止や真贋判定などのセキュリティ分野や導電性インキを使った高精度・高精細な印刷が求められるエレクトロニクス分野などへ製品開発を行います。

また、当社が培ってきた印刷物のモアレ(※8)を軽減させる技術を活用し、任意の画像をモアレで表現できるようにするシステムを世界で初めて開発しました。本システムは、モアレの表れ方を狙ったデザインとなるよう、画像を2枚のパターンに分解するシステムで、これを活用することで画像の立体感や動き、色の濃淡をモアレで表現することが可能になります。通常の印刷物と異なり、奥行きを感じさせたり絵柄に動きを感じさせたりすることができるため、街中の警告表示や看板、POPなどの店舗装飾への活用が期待できます。

 

(※1)ICタグインレット:フィルムなどの上にICチップとアンテナを搭載したもの。

(※2)IoA:Internet of Abilities。能力のネットワーク。インターネットを介して人類の意識や能力を共有・拡張する未来社会基盤。

(※3)ハプティクス:利用者に力、振動、動きなどを与えることで触覚を主とした皮膚感覚フィードバックを得るユーザーインターフェース技術。

(※4)GL BARRIER:当社が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムの総称。

(※5)フィルムインサート成形:金型に加飾フィルムを挿入した状態で樹脂を充填して容器を成形する技法。

(※6)CNF:セルロースナノファイバー。紙の原料となる木の繊維をナノオーダーにまで微細化したバイオマス素材。

(※7)ZETA:超狭帯域(UNB: Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信、メッシュネットワークによる広域の分散アクセス、双方向での低消費電力通信が可能といった特長を持つ、IoTに適した最新のLPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク規格。

(※8)モアレ:規則正しく並んだ点や線を複数重ねた時に、視覚的に発生する縞模様。

 

 

5 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、21世紀のあるべき姿を定めた「TOPPAN VISION 21」に基づき、各事業領域の基盤強化と市場ニーズを先取りした新商品の開発を積極的に推進しております。

当社グループの研究開発は、総合研究所を中心に、事業(本)部の技術関連部門及び主要連結子会社が一体となり収益力の強化を図っております。各事業分野の新商品開発に注力するとともに、コストダウン、品質ロスミス削減へ向けての開発を各研究開発部門と進めております。また、次世代商品系分野につきましても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の収益の柱となる新規事業創出に努めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は17,837百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費については、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究にかかる費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1)  情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、一度はがすとアンテナ回路が断線し読み取りができなくなる脆性加工を施したNFC対応のICタグ「Cachet-Tag(カシェタグ)」がフランス・ブルゴーニュ地方の高級ワインメーカーであるドメーヌ・ポンソのグラン・クリュクラスのすべての製品において採用されました。NFC対応スマートフォンを「Cachet-Tag」にかざし、専用アプリでICチップ内部のデータを認証することで商品の真贋判定が可能となり、ラベルの不正な貼り替えや再利用の防止に加え、偽造品・模倣品対策としても有効です。また、国内で初めて、カード基材のプラスチックをカラー化することで、カード側面までカラフルな高意匠クレジットカード「カラーコアカード™」を開発しました。基本カラーとして赤、青、ピンク、緑、金、銀の6色をラインアップし、(キャッシュカードを除く)磁気カード及び接触型ICカードに対応、JIS規格に準拠しております。従来のクレジットカードと同様、券面を印刷した後工程でのエンボスや箔押しなどの加工も可能です。

VR(バーチャルリアリティ)については、VRを活用したヘッドマウントディスプレイによる長時間のロボットの遠隔操作の課題であった、特有の酔いや疲労の軽減が期待できる、ライトフィールド技術(※1)を用いた新しいヘッドマウントディスプレイモジュール「TransRay™(トランスレイ)」と、描画エンジンを開発しました。これにより、長時間使用が想定される工場や医療現場での活用の可能性が広がります。またこの「TransRay」は大阪大学大学院医学部 感覚機能形成学教室 不二門尚教授との共同研究において医学的な効果が証明され、2018年9月に開催された第54回「日本眼光学学会」で発表しました。

デジタルサイネージ関連では、高品質な画像データやデジタル高精細映像の技術を活用し4Kデジタルポスター・システム(以下、本システム)を開発しました。第117回日本皮膚科学会総会(会頭:広島大学大学院医歯薬保健学研究科皮膚科学 秀道広教授)のポスターセッションへ本システムを提供しました。

 

(2)  生活・産業事業分野

包装関連では、これまでのプラスチックボトルからの代替が可能な新しい紙パック「キューブパック™」を開発しました。独自構造により、従来の紙パックでは不可能だった、洗面所やバスルームなど濡れた場所での常時使用が可能な新しい容器として、まずはトイレタリー業界などに向けサンプル出荷を開始します。

バリア関連では、「GL BARRIER」シリーズの1つである「GL FILM(※2)」において、優れた酸素バリア性と水蒸気バリア性を持ち、更に高湿度下でもバリア性能を保持できるOPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルム「GL-LP(ジーエルエルピー)」を日本で初めて開発しました。

軟包装関連では、株式会社ロッテ・凸版印刷株式会社・株式会社日本HPの3社は、ロッテが2017年5月に販売した20周年記念デザインパッケージの「キシリトールガム<Xミント>(以下 本商品)」で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第42回木下賞 新規創出部門」を受賞しました。日本HPと凸版印刷のデジタル印刷技術を活用した本商品は、軟包装における新たなマーケティング手法の確立と技術革新性が評価され、今回の受賞につながりました。

 

建装材関連では、土足歩行でも傷つきにくい重歩行対応の床用オレフィン系化粧シート「101 REPREA Smart NANO AREZA™(アレーザ)」を開発しました。本製品は、化粧シートを高性能化する独自の「Smart NANO®(※3)」技術と、凸版印刷が長年培ってきた高い材料設計技術を組み合わせることにより、オレフィン素材での重歩行対応を、業界で初めて実現しました。本製品を、ホテル・オフィス・商業施設など非住宅施設のシートフローリング向け床用シートとして、展開していきます。

また、建装材とIoTを組み合わせ、居住者の見守りや家族の健康管理など社会課題解決に貢献する「トッパンIoT建材」事業の取り組みを開始しました。空間に溶け込むデザインでさりげなく家族の健康管理を実現できる体組成計を組み込んだ床材及びディスプレイ機能を持つ壁材の開発を行いました。

 

(3)  エレクトロニクス事業分野

半導体用フォトマスク関連では、最先端の半導体リソグラフィー技術であるEUVL(※4)に使用するマスクの欠陥保証技術を、米国GLOBALFOUNDRIES Inc.社と共同で開発しました。これは、従来の手法による欠陥検出感度と検査性を大きく向上させる技術で、その成果の一部を半導体用フォトマスクと次世代リソグラフィ技術に関する国際シンポジウム「Photomask Japan 2018」で発表し、最も優秀な論文に贈られる「Best Paper Award」を受賞するとともに、同年に米国で開催されたフォトマスクとEUVLの国際学会「PHOTOMASK TECHNOLOGY + EUV LITHOGRAPHY」で招待講演を行いました。

 

(4)  その他

凸版印刷が提供する位置情報と映像データによる労務管理に加え、ホシデン株式会社が提供する生体センサー「MEDiTAG」を連携させ、作業員の健康状態を把握できる「ID-Watchy Bio(アイディーウォッチーバイオ)」を開発しました。労務状況の分析と連携してデータを活用し、企業の健康経営につなげることができることから、建設業や製造業、企業人事・総務部門などでの活用展開を期待しています。

また、LEDの光を利用してデータ通信を行う「光子無線通信」技術を確立、閉鎖空間や水中など通信環境を整備しにくい場所でも大容量データの無線通信を実現しました。本ソリューションは、株式会社クオンタムドライブが保有する「光子無線通信」技術と、電気興業株式会社が開発・製造する無線通信機器を活用し、凸版印刷が用途開発を行いました。河川や道路間など通信ケーブル敷設が難しい場所での監視カメラ設置や、電波が届かない水中やトンネル内での映像伝送、また電磁ノイズなどにより安定した通信が難しい工場内のデータ伝送、建設機械やロボットなどの遠隔操作などにも応用できます。

さらに、光や温度、振動などの微弱なエネルギーを集めて電気エネルギーに変換する、環境発電(エネルギーハーベスティング)技術で駆動する電子ペーパーを開発、無線通信規格「EnOcean(エンオーシャン)(※5)」に対応した電池レスのIoT機器への「表示」を実現することに成功しました。IoT機器メーカーなどとの協業を視野に、サンプル出荷を開始します。

 

(※1)ライトフィールド技術:ライトフィールドは光線空間とも呼ばれ、3次元空間における視覚情報を、空間中を伝わる光線の情報として再現したもの。

(※2)GL FILM:凸版印刷が独自に開発した透明バリアフィルム。独自の蒸着加工技術による世界最高水準のバリア性能と用途に応じた豊富なバリエーションによって、国内外で高い評価を得ている。

(※3)Smart NANO®:東京理科大学 阿部正彦教授を中心とするベンチャー企業、アクテイブ株式会社(代表取締役社長:長濱正光)と共同で開発した、化粧シートを高性能化する技術で、各種の機能性添加剤として用いることで、傷の防止など世界最高水準の表面性能を発揮する。

(※4)EUVL:Extreme Ultraviolet Lithography。極端紫外線(波長13.5 nm)を使う次世代リソグラフィ技術。

(※5)EnOcean:光や温度、振動などの微弱なエネルギーを集めて電気エネルギーに変換する「エネルギーハーベスティング技術」を使用した電池レスの無線通信規格。

 

 

5 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、21世紀のあるべき姿を定めた「TOPPAN VISION 21」に基づき、各事業領域の基盤強化と市場ニーズを先取りした新商品の開発を積極的に推進しております。

当社グループの研究開発は、総合研究所を中心に、事業(本)部の技術関連部門及び主要連結子会社が一体となり収益力の強化を図っております。各事業分野の新商品開発に注力するとともに、コストダウン、品質ロスミス削減へ向けての開発を各研究開発部門と進めております。また、次世代商品系分野につきましても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の収益の柱となる新規事業創出に努めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は19,425百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費については、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究にかかる費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1)  情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、ナノ構造技術を応用したホログラム「セキュアカラー™」を開発しました。世界で初めてパステル調の構造色を発色するセキュリティホログラムラベルを実現した技術で、医療医薬製品、高級ブランド品及び商品券などの有価証券類の偽造・模倣防止用途向けに展開してまいります。

VR(バーチャルリアリティ)については、光沢や表面の凹凸、色調など、照明環境や観察方向によって見え方が異なる素材の質感を正確に記録するデジタルアーカイブ技術を開発し、これまで困難とされてきた文化財特有の質感をより忠実に再現することが可能となりました。

デジタルサイネージ関連では、透過型ディスプレイと高輝度ディスプレイを組み合わせ、動的・立体的な演出を可能としたデジタルサイネージ(※1)システム「デュアルサイネージBOX™」を開発しました。また、白く光る特殊なディスプレイにさまざまな形に加工した偏光フィルムをかざすことで、その部分にだけ映像が映し出される新しいデジタルサイネージ「FloatPanelDisplay™(フロートパネルディスプレイ)」を開発しました。これらのサイネージ開発品については、流通業界や小売業界、観光事業者に向けて販売を開始しました。

AI関連については、Affectiva, Inc.が提供する感情AI(※2)を活用し、株式会社シーエーシーと共同で、東京都議会議員選挙PRイベント向けに、参加者の表情を検知した結果を活用する「笑顔投票所」と、表情の瞬間をとらえてカメラが撮影する「ミニポスタースタジオ」の2つのAI体験コンテンツを開発し、一般向けイベントとしては初めて感情AIを活用しました。

 

(2)  生活・産業事業分野

包装関連では、当社・ヱスビー食品株式会社・株式会社PIJINの3社は、ヱスビー食品が販売するチューブ入り香辛料の最高級タイプ「名匠シリーズ」で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第41回木下賞  包装技術賞」を受賞しました。また、バリアフィルムでは、HP Inc.の協力のもと、デジタル印刷に対応した世界初のレトルト包材向けの透明バリアフィルム「GL FILMデジタル印刷グレード」を開発しました。これは、HP Inc.が提供する世界最先端の軟包装向けデジタル印刷機「HP Indigo」に対応した透明バリアフィルムで、パスタソースやビーンズなどレトルトパウチ食品向けとして、国内外の市場に提供を開始しました。

更に、強酸性や強アルカリ性の内容物に対する耐性を備えた軟包装材「超高耐性包材」を開発しました。これにより従来、パウチ化が困難とされてきた漂白剤や殺菌剤向けでの活用が可能になります。

建装材事業関連では、ナノ化技術(※3)を活用し、硬さや傷・汚れの防止など、世界最高水準の表面性能を発揮する耐傷性・耐汚染性に優れたオリジナルブランドの内装用床材「101 REPREA Smart NANO」を開発しました。

 

 

(3)  エレクトロニクス事業分野

半導体用フォトマスクでは、半導体の微細化・高集積化に対応するため、7ナノ(10億分の1)メートル半導体向けのフォトマスク製造プロセスを、米国GLOBALFOUNDRIES Inc.社と共同で開発しました。今後、量産ラインのプロセス構築を進めてまいります。また、次世代露光技術のEUVリソグラフィー(Extreme Ultraviolet Lithography)用フォトマスクの開発も推進しました。

半導体パッケージ基板のFC-BGAでは、進展が著しいIoTやAI、ビッグデータなどを支える半導体の微細化・高速化に対応する高多層基板の開発に注力しました。高速通信に有効な高周波特性を有する集積型受動デバイス(IPD: Integrated Passive Device)向けTGV基板(Through-Glass-Via substrate)の開発を進めました。

 

(4)  その他

新技術として、3D計測(※4)は、デジタルカメラで撮影した画像から三次元形状モデルを自動生成できる画像処理技術の開発に取り組み、株式会社本田技術研究所の協力のもと、自動車デザインの製作プロセスにおける性能評価実験を実施した結果、CAD(※5)への適用も可能な高精度なモデル生成に成功しました。また、微細印刷技術と高精度な位置決め技術の融合によって、4色カラーインキを用いた新しいカラー表現印刷技術を確立しました。本技術を使うことで、偽造防止や真贋判定などのセキュリティ印刷や、導電性材料と絶縁性材料の組み合わせによる微細配線回路を活用したセンサー、ウェアラブル端末(※6)など幅広い展開が可能となります。

 

(※1)デジタルサイネージ:電子看板。電子的な表示機器により、画像、映像などの情報を発信するシステム

(※2)感情AI:人間の感情を推定・認識するAI(人工知能)

(※3)ナノ化技術: 材料内の物質を数百ナノ(10億分の1)メートル以下の大きさにする技術

(※4)3D計測: 3次元計測。立体をデータ化すること

(※5)CAD: コンピュータを使って、設計すること

(※6)ウェアラブル端末: 体に装着する端末

 

 

6 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、21世紀のあるべき姿を定めた「TOPPAN VISION 21」に基づき、各事業領域の基盤強化と市場ニーズを先取りした新商品の開発を積極的に推進しております。

当社グループの研究開発は、総合研究所を中心に、事業(本)部の技術関連部門及び主要連結子会社が一体となり収益力の強化を図っております。各事業分野の新商品開発に注力するとともに、コストダウン、品質ロスミス削減へ向けての開発を各研究開発部門と進めております。また、次世代商品系分野につきましても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の収益の柱となる新規事業創出に努めております。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は19,368百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりであります。なお、研究開発費につきましては、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究にかかる費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載しております。

 

(1)  情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、世界で初めてワインのコルク栓引き抜きや不正な穴開けを検知するICタグ「CorkTag™」を開発し、ブルゴーニュの高級ワインメーカー「ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ」で採用されました。また、写真のように鮮やかな発色性と、世界最高クラスの広視域を実現し、模倣品被害の抑制に最適なカラーホログラム「フォトカラーワイド」を開発しました。

マーケティング関連では、電子チラシサービス「Shufoo!」を活用した公共インフラ企業契約者向けアプリを開発し、中部電力株式会社に提供しました。このアプリの導入企業は、法人契約者の販促支援や一般契約者との日常的なコミュニケーションが可能になります。

VR(バーチャルリアリティ)につきましては、VRとGPSを組み合わせ、その場ならではの情報を提供する旅行者向けの体験型観光アプリ「ストリートミュージアムアプリ」を開発し、提供を開始しました。

 

(2)  生活・産業事業分野

包装関連では、使用後の解体が容易な紙パック容器「EP-PAKオルカット」がエコプロダクツ大賞推進協議会主催「第13回エコプロダクツ大賞 推進協議会会長賞」を受賞しました。さらに、リサイクルできる「アルミレス紙パック飲料容器」がフジサンケイグループ主催「第25回地球環境大賞 環境大臣賞」を受賞しました。

また、新素材「セルロースナノファイバー(※1)」を用いた、日本初のバリア性を持つ紙カップを開発し、バイオマス(※2)素材で従来品と同等の酸素バリア性を実現しました。

軟包装関連では、ハウス食品株式会社「特選本香り」シリーズのチューブ容器が、生活者の使用実態を基にしたユニバーサルデザインや環境負荷の軽減が高い評価を得て、日本包装技術協会主催「第40回木下賞 包装技術賞」を受賞しました。

建装材事業関連では、東京理科大学のナノ化技術を活用し、超臨界逆相蒸発法(※3)と印刷技術を融合することで傷に強く美しさが長持ちする、世界最高水準の建装材向け化粧シート「Smart NANO®」シリーズを開発しました。また、世界初の天井向け不燃紙管建築内装材として新素材となる不燃紙管「FORTINA® ペーパーチューブ」を開発し、販売を開始しました。

 

(3)  エレクトロニクス事業分野

当社は九州ナノテック光学株式会社と、液晶調光フィルム(※4)事業で協業を開始しました。遮蔽性と透明性で世界最高レベルである調光フィルムの販売及び生産の拡大と並行して、当社の持つディスプレイ関連技術や表面加工技術と、九州ナノテック光学の液晶調光技術を組み合わせた競争力を持つ製品の開発に着手しました。

ナノインプリント(※5)事業では、SCIVAX株式会社と資本業務提携し本格的に事業参入しました。当社が半導体用フォトマスクなどで培ったリソグラフィー技術(※6)やマスターモールド製造技術(※7)と、SCIVAXが持つ光学設計やナノインプリント加工技術を融合し、世界初となる大面積ナノインプリント量産化に向けた研究開発に着手しました。

 

 

(4)  その他

エネルギー分野では、家庭において過去のエネルギーデータが分からなくても、エネルギー消費量を推定し、電力・ガス・灯油を組み合わせた最適プランを提案(最適診断)できる事業者向けサービスを開発しました。

電子ペーパーでは、E Ink社と共同で、世界最大となる32インチのフレキシブルカラー電子ペーパー(曲がる電子ペーパー)を開発しました。また、表示部と制御部を分離して使用できるA4サイズの電子ペーパー表示機「pella™」を開発しました。生産現場で「pella™」を指示書として利用することで、ペーパーレス化が実現し、作業負荷やコストの削減が可能となります。

 また新技術としては、色素を使わない生物模倣(※8)によるナノ構造(※9)で色を示すことで屋外でも褪色しない、新発色シートの開発に成功しました。偽造防止やブランドプロテクションなどのセキュリティ商品の他、屋内外でのプロモーションツール向けの製品への実用化を目指します。

 

(※1)セルロースナノファイバー:自然がつくり出した強靭な分子構造を持つセルロースを、化学・物理処理によりナノレベルまで細かく均一にほぐしたもの

(※2)バイオマス:植物由来の原料を用いた、持続的利用ができる再生可能資源

(※3)超臨界逆相蒸発法:一般的に使用が困難とされるナノ材料を、安全・安価・安定的に製造する技術

(※4)液晶調光フィルム:液晶を使い電源のオン/オフで「透明」と「白濁」を瞬時に切り替え、通過する光をコントロールできるフィルム

(※5)ナノインプリント:ナノ(10億分の1)メートルオーダーのパターンを形成したモールドを用いて、樹脂などの被転写材料に押し付けて微細な構造体を製造する転写技術

(※6)リソグラフィー技術:感光性の物質を塗布した物質の表面をパターン状に露光することで、露光された部分と露光されていない部分からなるパターンを生成する技術

(※7)マスターモールド製造技術:樹脂などの被転写材料に押し付けて微細な構造体を製造する際に用いる原版(マスターモールド)を設計、製造する技術

(※8)生物模倣:生物の組成や形状の優れた機能を活用すること

(※9)ナノ構造:大きさがナノ(10億分の1)メートルオーダーの構造

 

 

6 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、21世紀のあるべき姿を定めた「TOPPAN VISION 21」に基づき、各事業領域の基盤強化と市場ニーズを先取りした新商品の開発を積極的に推進している。

当社グループの研究開発は、総合研究所を中心に、事業(本)部の技術関連部門及び主要連結子会社が一体となり収益力の強化を図っている。各事業分野の新商品開発に注力するとともに、コストダウン、品質ロスミス削減へ向けての開発を各研究開発部門と進めている。また、次世代商品系分野についても総合研究所を中心に産官学との連携を図り、中長期の収益の柱となる新規事業創出に努めている。

当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は17,974百万円であり、セグメントにおける主な研究開発とその成果は次のとおりである。なお、研究開発費については、当社の本社部門及び総合研究所で行っている基礎研究にかかる費用を次の各セグメントに配分することができないため、研究開発費の総額のみを記載している。

 

(1)  情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、電磁結合方式のデュアルインターフェースICカード(※1)「SMARTICS-AIR(スマーティクス-エアー)」を日本で初めて開発した。独自技術によりカードの耐久性を飛躍的に向上させ、MasterCard®(マスターカード)のブランド認定を取得した。

また、日本初となる豊富なデザインの券面印刷・印字に対応したICキャッシュカード店頭即時発行サービスの提供を開始し、第1弾として名古屋銀行の「ICキャッシュカード店頭即時発行サービス」で導入した。

マーケティング関連では、国内最大級の電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」において、台湾や中国からの訪日外国人に対しチラシを活用した買い物情報を提供するインバウンド(※2)対応サービスを開発した。

VR(バーチャルリアリティ)については、当社の文化財のデジタルアーカイブ(※3)とVR化への取り組みが、先進映像協会「グッドプラクティス・アワード 2015」本賞を受賞した。

また、江戸期以前のくずし字を高精度でテキストデータ化する新方式OCR技術を開発し、80%以上の精度でのOCR処理を可能とした。

 

(2)  生活・産業事業分野

包装関連では、簡単に美味しく調理できる電子レンジ専用チャック付きパウチ「スマデリバッグ®」が日本包装技術協会主催「第39回木下賞 研究開発部門」を受賞した。新鮮食材を加えて電子レンジで加熱するだけで簡単に調理できることが高評価を得た。

さらに、古河電池株式会社と共同開発した、世界初となる紙製容器でできた非常用マグネシウム空気電池「MgBOX(マグボックス)」が、水や海水を入れるだけで発電可能、紙製容器のため使用後の廃棄も容易であるという特長が評価され、日本包装技術協会主催「第39回木下賞 新規創出部門」とエコプロダクツ大賞推進協議会主催「第12回エコプロダクツ大賞 推進協議会会長賞」を合わせて受賞した。

軟包装材関連では、小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供するトータルソリューション「トッパンFPデジタルソリューション」を開始した。地域限定商品や季節によるデザイン変更など、商品の付加価値向上に最適なサービスとして展開した。

建装材事業関連では、自然素材の質感を持つ化粧シートと不燃基材を組み合わせた内装壁面向け不燃化粧パネル「マテリウム」の販売を開始し、新技術「質感コート」により、天然木の表情と手触りを再現した。

 

(3)  エレクトロニクス事業分野

半導体向けフォトマスク関連では、最先端半導体に対応した次世代EUV(※4)フォトマスクを開発した。周辺への不要な光の反射を抑え、パターン周辺部分の微細化を実現したことは世界初となる。

また、タッチパネル関連では、車載ディスプレイ向け3D銅タッチパネルモジュールを開発した。3D曲面の静電容量型タッチパネルを実現し、ディスプレイとコントロールパネル一体化も可能となった。

さらに、超狭額縁銅タッチパネルモジュールを開発した。銅配線と高剛性樹脂カバーの採用により狭額縁化・軽量化を実現した。

 

 

(4)  その他

エネルギー分野では、当社が独自に開発した次世代レコメンドシステム(※5)「VIENES(ヴィエネス)」が、株式会社NTTぷららが実施する「ひかりTV エコでポイントサービス」で採用した。経済産業省「大規模HEMS(※6)情報基盤整備事業」におけるiエネ コンソーシアム(※7)の取り組みの一環で、エネルギーポイントの発行や省エネメールの配信サービスを実施した。また、この次世代レコメンドシステム「VIENES」を活用し、各世帯のエネルギー使用診断レポートを作成する実証実験を実施した。

電子ペーパーでは、「国内初のバッテリーレスで無線LANによる表示書き換えが可能なタブレットサイズの電子ペーパー表示機」「気分に合わせてデザインを変えられるイヤーアクセサリ」「白黒赤の3色に表示切替が可能な国内初のフレキシブル電子ペーパーディスプレイ」「屋内の光だけで駆動できるリユース可能な店頭販促向け電子ペーパーPOP」「国内最小のバッテリーレス電子ペーパー表示機」などを開発するとともに、アイコンや英数字などのデザイン表示に最適なセグメント型(※8)電子ペーパーモジュールのサンプル出荷を開始した。

 

(※1)デュアルインターフェースICカード:1チップで2つのインターフェースを持つICカード

(※2)インバウンド:日本へ来る、外国人観光客

(※3)デジタルアーカイブ:デジタル化による文化資源の保存

(※4)EUV:Extreme Ultraviolet 非常に短い波長(13.5 nm)の光

(※5)レコメンドシステム:利用者が興味がありそうなものを薦めるシステム

(※6)HEMS:Home Energy Management System  住宅用エネルギー管理システム

(※7)iエネ コンソーシアム:「電力の小売全面自由化」に先がけて、より良い電気の活用法について
考えるために誕生した活動体

(※8)セグメント型:固定されたパターンにより文字が表現される

 

設備投資等の概要・設備状況本文

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金

調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

タマポリ㈱

群馬令和工場

(仮称)

群馬県

邑楽郡大泉町

生活・産業

事業分野

フィルム
製造設備・
土地・建物

25,291

13,154

自己資金

2024年

12月

2026年

10月

 

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において1,197億円の設備投資(無形固定資産を含む)を実施いたしました。

 

当連結会計年度の設備投資等をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は256億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①セキュアビジネスのグローバル展開に向けた製造拠点拡充や国内の生産設備更新を実施いたしました。

②情報系印刷事業においては、生産体制の再編に伴う投資を行いました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は463億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①国内において需要拡大が見込まれる軟包装フィルムの生産体制強化に向けた新工場の建設や、環境配慮型(SX)パッケージ向けの生産設備の導入を行いました。

②海外においてはパッケージ及び建装材のグローバルな供給体制の拡充を継続して実施いたしました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は337億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・AI市場の拡大などで需要が高まる高密度半導体パッケージ基板(FC-BGA)の生産体制増強を進めるとともに、次世代半導体パッケージの研究開発に向けたパイロットラインの導入を行いました。

 

(4) 全社(共通)

当連結会計年度における設備投資等の金額は140億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・グループ経営基盤のさらなる強化に向け、人事や生産などの基幹システムの導入に加え、事業活動を支える拠点の整備を進めました。

 

 

当連結会計年度における除売却損の金額は33億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・当社グループ(当社及び連結子会社)は、製造拠点の再構築に伴う設備の除却や建物の除却を行いました。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(2026年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積
千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

セキュアメディア

コミュニケーションメディア

半導体
関連設備

1,729

-

2,659

(78)

-

8

4,396

-

[-]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

596

13

508

(64)

-

190

1,309

25

[-]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

5

-

1,580

(55)

-

-

1,585

-

[-]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

2,212

3

2

(27)

-

5

2,224

-

[-]

TOPPAN小石川本社ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

11,991

0

4,850

(12)

16

2,033

18,893

405

[-]

秋葉原ビル
(東京都千代田区)

情報コミュニケーション事業分野全社

販売設備等

1,023

-

235

(7)

-

253

1,512

1

[-]

総合研究所
(埼玉県杉戸町  他)

全社

研究開発設備

6,549

2,673

4,830

(49)

4

1,084

15,141

493

[5]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

5

-

18,385

(125)

-

-

18,390

6

[-]

 

 

(2) 国内子会社

(2026年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積
千㎡)

リース
資産

その他

合計

TOPPAN㈱

本社・工場他(東京都台東区他)

情報コミュニケーション事業分野

セキュアメディア
コミュニケーションメディア
生産設備

17,481

6,206

16,881

(342)

[11]

33

2,856

43,460

3,673

[38]

生活・産業事業分野

パッケージ
建装材

生産設備

37,508

29,600

18,883

(971)

[20]

20

5,801

91,813

2,745

[19]

エレクトロニクス事業分野

ディスプレイ

半導体
関連設備

21,069

25,546

5,267

(475)

[67]

8

8,311

60,204

1,102

[-]

全社

販売設備等

53

335

-

4

243

636

197

[2]

TOPPANエッジ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

デジタルビジネス

BPO

セキュアメディア

コミュニケーションメディア

生産設備

21,271

12,160

14,944

(136)

284

3,691

52,352

3,844

[2,541]

TOPPANクロレ㈱

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア
生産設備

168

362

2,782

(66)

-

114

3,428

824

[24]

 

 

(3) 在外子会社

(2026年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積
千㎡)

リース
資産

その他

合計

TOPPAN

LEEFUNG

(HONG

KONG)

LIMITED

香港事業所・工場他(中国

香港特別行政区他)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

15,699

5,304

-

-

6,873

27,877

3,564

[622]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、使用権資産及び建設仮勘定の合計です。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部または主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、連結会社以外へ賃借している設備の内容は、下記のとおりであります。

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

762

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

313

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

308

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金

調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

タマポリ㈱

群馬令和工場

(仮称)

群馬県

邑楽郡大泉町

生活・産業

事業分野

フィルム
製造設備・
土地・建物

25,291

7,327

自己資金

2024年

12月

2026年

10月

 

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において1,679億円の設備投資(無形固定資産を含む)を実施いたしました。

 

当連結会計年度の設備投資等をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は319億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・国内セキュアビジネス関連への投資や教育ICTプラットフォームの機能強化を進めました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は650億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①国内紙器事業の製造拠点再編に向けた投資を行い、海外パッケージでは、高まるSX需要を取り込むべく、生産体制強化を進めました。

②建装材関連では海外において供給体制の強化を進めました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は585億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①成長が見込まれる生成AI、データセンターなどの半導体需要を取り込むため、高密度半導体パッケージ基板のFC-BGAの生産体制増強を進めました。

②フォトマスクでは国内外拠点への生産設備導入を進めました。

 

(4) 全社(共通)

当連結会計年度における設備投資等の金額は123億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・経営基盤を強化すべく、経営情報の一元化や人的資本活用に向けたシステムのモダナイゼーションを進めました。

 

 

当連結会計年度における除売却損の金額は30億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・当社グループ(当社及び連結子会社)は、製造拠点の再構築に伴う設備の除却や建物の除却を行いました。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(2025年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積
千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

セキュアメディア

コミュニケーションメディア

半導体
関連設備

1,759

1

2,659

(78)

-

10

4,430

1

[-]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

665

17

508

(64)

-

99

1,291

1

[1]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

2

-

1,580

(55)

-

-

1,583

-

[-]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

2,263

4

362

(28)

-

7

2,636

1

[-]

TOPPAN小石川本社ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

12,313

-

4,850

(12)

0

2,079

19,244

372

[1]

秋葉原ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

4,238

3

234

(7)

10

434

4,921

237

[2]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

5,907

2,644

4,408

(49)

-

991

13,951

432

[-]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

19

300

18,369

(125)

-

2

18,691

11

[-]

 

 

(2) 国内子会社

(2025年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積
千㎡)

リース
資産

その他

合計

TOPPAN㈱

本社・工場他(東京都台東区他)

情報コミュニケーション事業分野

セキュアメディア
コミュニケーションメディア
生産設備

18,137

6,059

16,879

(342)

[11]

64

2,689

43,830

4,576

[83]

生活・産業事業分野

パッケージ
建装材

生産設備

38,625

30,396

18,530

(969)

[20]

15

4,907

92,474

2,508

[47]

エレクトロニクス事業分野

ディスプレイ

半導体
関連設備

12,105

10,923

5,283

(475)

[67]

0

21,980

50,293

1,072

[-]

全社

販売設備等

58

597

-

-

465

1,122

194

[4]

TOPPANエッジ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

デジタルビジネス

BPO

セキュアメディア

コミュニケーションメディア

生産設備

22,626

12,531

16,381

(145)

152

4,019

55,711

  3,918

[1,907]

TOPPANクロレ㈱

  (注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア
生産設備

500

21

2,782

-

47

3,353

988

[158]

テクセンドフォトマスク㈱

本社・工場他(東京都港区他)

エレクトロニクス事業分野

半導体

関連設備

2,229

15,883

262

(9)

-

1,399

19,773

493

[-]

 

 

 

(3) 在外子会社

(2025年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積
千㎡)

リース
資産

その他

合計

TEKSCEND 
PHOTOMASK

CHUNGHWA INC.

桃園工場他(台湾桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

半導体
関連設備

1,807

13,375

4,896

(15)

-

2,456

22,537

425

[-]

TOPPAN

LEEFUNG

(HONG

KONG)

LIMITED

香港事業所・工場他(中国

香港特別行政区他)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

14,016

3,650

-

-

4,093

21,760

3,271

[404]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、使用権資産及び建設仮勘定の合計です。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部または主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記のほか、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

762

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

367

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

313

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金

調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

Toppan Packaging Czech s.r.o.

欧州新工場

(仮称)

チェコ共和国

ウースチー州

生活・産業

事業分野

バリアフィルム
製造設備・
土地・建物

13,641

7,265

自己資金

2022年

10月

2025年

4月

 

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において1,134億円の設備投資(無形固定資産を含む)を実施いたしました。

 

当連結会計年度の設備投資等をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は354億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①情報系印刷拠点の川口工場(埼玉県)内で生産設備を集約いたしました。

②携帯電話番号でメッセージを送受信できる「+メッセージ」を活用したサービスの基盤整備や機能拡張を引き続き実施いたしました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は331億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①SX関連商材の拡大に向け、欧州においてバリアフィルム生産拠点の構築を進め、国内、東南アジアでは供給体制の強化を進めました。

②建装材関連では海外において供給体制の強化を進めました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は338億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①生成AI、データセンターなどで今後も成長が見込まれる半導体需要を取り込むため、高密度半導体パッケージのFC-BGA基板の生産拠点構築を進めました。

②フォトマスクでは成長投資を継続して実施いたしました。

 

(4) 全社(共通)

当連結会計年度における設備投資等の金額は110億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・経営基盤を強化するべく、経営とシステムの一体化や経営情報の一元化を目指すシステム基盤のモダナイゼーションを進めました。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は19億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・当社は、製造拠点の再構築に伴う設備の除却や建物の除却を行いました。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(2024年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

セキュアメディア

コミュニケーションメディア

半導体
生産設備

2,010

2

2,659

(78)

-

13

4,685

-

[-]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

699

3

508

(64)

-

154

1,366

-

[-]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

324

-

1,580

(55)

-

-

1,904

-

[-]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

2,433

5

362

(28)

-

16

2,816

-

[-]

トッパン小石川本社ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

12,733

-

4,850

(13)

-

2,185

19,770

319

[1]

秋葉原ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

4,466

2

234

(7)

-

248

4,950

252

[1]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

5,813

1,401

4,408

(49)

-

2,023

13,647

465

[-]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

21

-

18,369

(125)

-

-

18,390

-

[-]

 

 

(2) 国内子会社

(2024年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

TOPPAN㈱

本社・工場他(東京都台東区他)

情報コミュニケーション事業分野

セキュアメディア
コミュニケーションメディア
生産設備

30,726

11,662

16,880

(342)

[11]

29

4,209

63,507

5,108

[53]

生活・産業事業分野

パッケージ
建装材

生産設備

32,496

28,799

18,527

(969)

[20]

17

5,015

84,856

3,034

[32]

エレクトロニクス事業分野

ディスプレイ

半導体
生産設備

9,748

15,334

5,151

(375)

[67]

2

3,838

34,075

995

[10]

全社

販売設備等

62

439

-

-

742

1,244

177

[15]

TOPPANエッジ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

デジタルビジネス

BPO

セキュアメディア

コミュニケーションメディア

生産設備

14,795

8,014

13,699

(56)

[37]

18

2,964

39,492

4,438

[1,907]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア

生産設備

8,002

4,197

2,879

(73)

-

904

15,983

899

[437]

図書印刷㈱
  (注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア
生産設備

4,561

2,791

5,137

(66)

[23]

-

222

12,712

926

[167]

㈱トッパンフォトマスク

本社・工場他(東京都港区他)

エレクトロニクス事業分野

半導体

生産設備

2,748

9,476

-

-

2,927

15,153

457

[43]

 

 

 

(3) 在外子会社

(2024年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

半導体
生産設備

2,151

14,568

5,157

(15)

-

2,362

24,240

398

[-]

Giantplus Technology Co., Ltd.

八徳工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

ディスプレイ
生産設備

2,007

1,363

19,055

(108)

[0]

-

460

22,887

1,590

[-]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、使用権資産及び建設仮勘定の合計です。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

763

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

403

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

コミュニケーションメディア生産設備

313

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金

調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

Toppan Packaging Czech s.r.o.

欧州新工場

(仮称)

チェコ共和国

ウースチー州

生活・産業

事業分野

バリアフィルム
製造設備・
土地・建物

13,641

2,045

自己資金

2022年

10月

2025年

4月

 

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において921億円(無形固定資産を含む)の設備投資を実施しました。

 

当連結会計年度に完成した主要設備をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は263億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①川口工場(埼玉県)へ出版印刷関連の生産設備を集約しました。

②DX関連で携帯電話番号でメッセージを送受信できる「+メッセージ」を活用したサービスの基盤整備や機能拡張を推進しました。

③医療ビッグデータ利活用のさらなる推進とヘルスケアサービスの創出を目指し、データ活用に向けた基盤構築を進めました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は282億円であり、主な内容は次のとおりであります。

①SX関連の拡大に向けた軟包材関連の設備導入を進めました。

②上海において、医療医薬包材の拡大に向けた生産体制の構築を進めました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は265億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・5G・AI、データセンターなどで今後も需要が見込まれる半導体関連の生産能力拡大を進めました。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は14億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・当社は、製造拠点の再構築に伴う、設備の除却や建物の除却を行いました。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(2023年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

証券・
カード
商業印刷
エレクトロニクス
生産設備

6,127

3,521

2,659

(78)

-

262

12,570

116

 [-]

嵐山工場
(埼玉県嵐山町)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
パッケージ
生産設備

3,301

4,531

3,524

(53)

-

432

11,789

41

[1]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

5,026

211

508

(64)

3

522

6,272

209

[-]

坂戸工場
(埼玉県坂戸市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

6,937

2,565

11,452

(129)

-

130

21,086

28

[1]

群馬センター工場
(群馬県明和町)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

7,604

3,527

2,997

(153)

2

489

14,621

114

[-]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

250

1

1,580

(55)

1

5

1,838

55

[-]

柏工場
(千葉県柏市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

建装材
生産設備

1,112

919

328

(30)

-

167

2,526

86

[-]

幸手工場
(埼玉県幸手市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
建装材

生産設備

4,849

3,161

3,132

(90)

-

497

11,640

87

[-]

深谷工場
(埼玉県深谷市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

高機能部材
生産設備

4,216

4,312

1,361

(166)

-

529

10,420

43

[-]

新潟工場
(新潟県
新発田市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

3,129

7,354

2,626

(163)

-

7,973

21,085

143

[-]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

2,582

60

362

(28)

1

192

3,198

41

[-]

滋賀工場
(滋賀県
東近江市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

2,251

55

943

(50)

-

17

3,269

116

[-]

 

 

 

(2023年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

福崎工場
(兵庫県福崎町)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

2,849

4,331

1,601

(133)

-

1,479

10,262

61

[-]

滝野工場
(兵庫県加東市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

5,564

5,177

3,144

(149)

-

371

14,258

72

[2]

福岡工場
(福岡県古賀市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

3,040

4,207

5,498

(137)

-

441

13,187

96

[-]

熊本工場
(熊本県玉名市)

生活・産業事業分野

エレクトロニクス事業分野

パッケージ
生産設備

エレクトロニクス
生産設備

1,077

945

158

(67)

-

108

2,288

131

[-]

名古屋工場
(愛知県
名古屋市西区)
     (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

1,627

866

48

(17)

-

55

2,598

106

[4]

三重工場
(三重県亀山市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

108

3

1,830

(99)

-

57

1,999

32

[-]

松阪工場
(三重県松阪市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

705

711

458

(30)

-

48

1,923

25

[1]

仙台工場
(宮城県仙台市
泉区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

1,789

1,408

1,100

(54)

-

143

4,423

82

[8]

札幌工場
(北海道札幌市
西区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

1,398

813

153

(13)

1

184

2,551

59

[2]

千歳工場
(北海道千歳市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

1,088

921

13

(45)

-

26

2,049

17

[-]

トッパン小石川本社ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

13,265

50

4,850

(13)

23

2,642

20,832

3,151

[27]

 

 

 

(2023年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

秋葉原ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

5,158

216

234

(7)

3

761

6,374

1,545

[9]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

5,969

1,446

4,408

(49)

-

1,242

13,066

516

[2]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

7,433

3,338

18,369

(125)

-

533

29,674

20

[-]

福山工場
(広島県福山市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

627

671

751

(43)

-

214

2,265

-

[-]

三ヶ日工場
(静岡県浜松市北区)  (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

388

298

351

(28)

-

5

1,044

-

[-]

佐賀工場
(佐賀県吉野ヶ里町)  (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

297

266

87

(28)

-

35

688

-

[-]

高知工場
(高知県南国市)
             

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

-

36

-

(-)

-

538

575

100

[-]

 

 

(2) 国内子会社

(2023年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

トッパン
・フォームズ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

7,226

19

11,258

(22)

12

2,311

20,829

2,587

[1,420]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

8,419

3,875

2,926

(73)

-

959

16,180

909

[442]

図書印刷㈱
  (注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

4,799

3,483

5,137

(66)

[23]

-

271

13,692

1,001

[174]

 

 

 

(3) 在外子会社

(2023年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

1,398

9,371

4,765

(15)

-

2,608

18,144

418

[-]

Giantplus Technology Co., Ltd.

八徳工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

2,586

1,430

17,898

(108)

[0]

-

480

22,395

1,669

[-]

Toppan
USA,
Inc.

ジョージア工場(アメリカ合衆国ジョージア州)

生活・産業事業分野

高機能部材

生産設備

4,027

4,584

90

(135)

-

13

8,715

67

[-]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、使用権資産及び建設仮勘定の合計です。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

762

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

308

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

307

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

凸版印刷㈱

新潟工場

新潟県

新発田市

エレクトロニクス

事業分野

半導体関連製造設備

11,200

3,943

自己資金

2021年

1月

2022年

11月

 

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において582億円(無形固定資産を含む)の設備投資を実施しました。

 

当連結会計年度に完成の主要設備をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は240億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・当社は、嵐山工場(埼玉県)や滝野工場(兵庫県)においてICカードを中心としたセキュア系商材の生産設備の合理化や増強を行いました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は179億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・当社の連結子会社であるP.T.Indonesia Toppan Printingにて、ASEANの軟包材市場拡大に伴う受注増加に対応するため印刷機の増設を進めました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は94億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・新潟工場(新潟県)において半導体需要の取り込みと高付加価値製品へのシフトを早期に実現するために、新規生産ラインの立上げを加速させ、生産能力を拡大しました。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は16億円であり、主な内容は次のとおりであります。

・当社は、製造拠点の再構築に伴う、設備の除却や建物の除却を行いました。

 

 

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(2022年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

証券・
カード
商業印刷
エレクトロニクス
生産設備

7,225

6,114

2,659

(78)

-

894

16,892

206

[1]

嵐山工場
(埼玉県嵐山町)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
パッケージ
生産設備

3,109

3,918

3,524

(53)

-

1,209

11,761

45

[1]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

5,315

220

508

(64)

1

528

6,574

212

[-]

坂戸工場
(埼玉県坂戸市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

7,266

3,171

11,452

(129)

-

107

21,998

24

[-]

群馬センター工場
(群馬県明和町)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

8,164

4,253

2,997

(153)

3

505

15,924

115

[-]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

3,111

3,624

1,580

(55)

5

903

9,225

58

[-]

柏工場
(千葉県柏市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

建装材
生産設備

1,144

1,149

328

(30)

-

151

2,773

82

[1]

幸手工場
(埼玉県幸手市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
建装材

生産設備

5,129

3,515

3,132

(90)

-

346

12,123

87

[1]

深谷工場
(埼玉県深谷市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

高機能部材
生産設備

4,560

4,967

1,361

(166)

-

489

11,379

46

[1]

新潟工場
(新潟県
新発田市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

433

1,655

2,626

(163)

-

4,489

9,204

130

[-]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

2,770

48

362

(28)

3

145

3,330

37

[-]

滋賀工場
(滋賀県
東近江市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

3,228

37

943

(50)

1

138

4,350

134

[-]

 

 

 

(2022年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

福崎工場
(兵庫県福崎町)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

2,717

4,080

1,601

(133)

-

273

8,673

67

[2]

滝野工場
(兵庫県加東市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

5,845

5,159

3,144

(149)

1

228

14,378

75

[3]

福岡工場
(福岡県古賀市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

3,114

3,354

5,498

(137)

-

1,042

13,010

96

[1]

熊本工場
(熊本県玉名市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

1,118

1,019

158

(67)

-

38

2,334

135

[-]

名古屋工場
(愛知県
名古屋市西区)
     (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

1,653

1,044

48

(17)

-

54

2,800

110

[3]

三重工場
(三重県亀山市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

117

3

1,830

(99)

-

47

1,999

27

[-]

松阪工場
(三重県松阪市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

776

773

458

(30)

-

46

2,054

24

[1]

仙台工場
(宮城県仙台市
泉区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

1,928

1,487

1,100

(54)

2

64

4,582

80

[10]

札幌工場
(北海道札幌市
西区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

1,409

835

153

(13)

2

132

 

2,533

 

52

[3]

千歳工場
(北海道千歳市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

1,121

973

13

(45)

-

24

2,132

15

[1]

トッパン小石川本社ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

13,762

56

4,850

(13)

26

2,730

21,426

3,212

[30]

 

 

 

(2022年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

秋葉原ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

5,281

325

234

(7)

7

677

6,525

1,540

[8]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

6,107

1,206

4,408

(49)

-

526

12,249

517

[2]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

8,068

3,244

18,369

(125)

-

186

29,869

23

[-]

福山事業所
(広島県福山市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

644

784

751

(43)

-

16

2,197

-

[-]

三ヶ日工場
(静岡県浜松市北区)  (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

357

346

351

(28)

-

6

1,062

-

[-]

佐賀工場
(佐賀県吉野ヶ里町)  (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

300

318

87

(28)

-

40

747

-

[-]

高知工場
(高知県南国市)
      (注)4

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

-

0

-

(-)

-

0

0

103

[-]

 

 

(2) 国内子会社

(2022年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

トッパン
・フォームズ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

7,432

12

11,258

(22)

20

1,990

20,714

2,611

[1,776]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

9,033

3,126

2,926

(73)

-

1,069

16,155

916

[450]

図書印刷㈱
  (注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

4,985

4,331

5,137

(66)

[23]

116

317

14,888

1,017

[211]

 

 

 

(3) 在外子会社

(2022年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

1,584

9,706

4,526

(15)

-

276

16,093

430

[-]

Giantplus Technology Co., Ltd.

頭份工場他(台湾
苗栗縣頭份市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

3,188

1,580

17,195

(108)

[0]

-

436

22,401

1,671

[-]

Toppan
USA,
Inc.

ジョージア工場(アメリカ合衆国ジョージア州)

生活・産業事業分野

高機能部材

生産設備

3,804

4,962

83

(135)

-

8

8,858

78

[-]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、使用権資産及び建設仮勘定の合計です。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

762

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

331

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

307

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

凸版印刷㈱

新潟工場

新潟県

新発田市

エレクトロニクス

事業分野

半導体関連製造設備

11,200

-

自己資金

2021年

1月

2022年

11月

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において608億円(無形固定資産を含む)の設備投資を実施しました。

 

当連結会計年度に完成の主要設備をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は245億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、嵐山工場(埼玉県)や滝野工場(兵庫県)においてICカードの需要増に対応した合理化や生産能力増強を行いました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は162億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社の連結子会社であるINTERPRINT GmbHやDecotec Printing S.A.にて、多品種高付加価値化を目的とした生産設備を導入しました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は139億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社の連結子会社であるToppan Photomasks, Inc.や中華凸版電子股份有限公司にて、半導体市場の拡大に対応するため、フォトマスク生産体制を増強しました。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は32億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、製造拠点の再構築に伴う、設備の除却や建物の除却を行いました。

 

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(2021年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

証券・
カード
商業印刷
エレクトロニクス
生産設備

7,394

8,081

2,659

(78)

-

449

18,583

199

[2]

嵐山工場
(埼玉県嵐山町)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
パッケージ
生産設備

3,208

3,807

3,524

(53)

-

314

10,855

47

[1]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

5,517

337

508

(64)

3

371

6,738

273

[-]

坂戸工場
(埼玉県坂戸市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

7,611

3,757

11,452

(129)

0

112

22,933

25

[-]

群馬センター工場
(群馬県明和町)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

8,737

5,364

2,997

(153)

5

545

17,649

108

[1]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

3,127

4,170

1,580

(55)

10

124

9,013

60

[-]

柏工場
(千葉県柏市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

1,188

1,244

328

(30)

-

268

3,029

84

[-]

幸手工場
(埼玉県幸手市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

5,428

4,149

3,172

(90)

-

209

12,919

81

[1]

深谷工場
(埼玉県深谷市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

4,876

5,669

1,361

(166)

-

385

12,292

54

[-]

新潟工場
(新潟県
新発田市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

427

1,490

2,626

(163)

-

268

4,812

113

[-]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

2,963

62

362

(28)

5

180

3,574

28

[-]

滋賀工場
(滋賀県
東近江市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

3,429

31

943

(50)

2

80

4,487

140

[-]

 

 

 

(2021年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

福崎工場
(兵庫県福崎町)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

2,876

3,784

1,601

(133)

-

1,093

9,356

57

[2]

滝野工場
(兵庫県加東市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

6,070

4,923

3,144

(149)

2

969

15,111

67

[5]

福岡工場
(福岡県古賀市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

3,180

2,795

5,498

(137)

-

272

11,747

95

[1]

熊本工場
(熊本県玉名市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

1,201

1,035

164

(67)

0

113

2,514

123

[-]

名古屋工場
(愛知県
名古屋市西区)
     (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

1,742

1,235

48

(17)

-

62

3,089

116

[7]

三重第一工場
(三重県亀山市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

91

1

1,830

(99)

 -

22

1,945

28

[-]

三重第二工場
(三重県津市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

3,425

0

2,210

(161)

-

2

5,638

26

[-]

松阪工場
(三重県松阪市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

808

718

458

(30)

-

71

2,056

19

[1]

仙台工場
(宮城県仙台市
泉区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

1,919

1,648

1,100

(54)

4

67

4,740

89

[5]

札幌工場
(北海道札幌市
西区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

1,360

979

153

(13)

4

99

2,597

46

[2]

千歳工場
(北海道千歳市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

1,063

1,051

13

(45)

-

48

2,177

18

[1]

トッパン小石川ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

13,253

64

4,850

(13)

29

2,912

21,110

2,975

[31]

 

 

 

(2021年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

本社営業ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

5,382

111

234

(7)

50

604

6,382

1,585

[10]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

5,859

1,202

4,408

(49)

-

412

11,883

538

[3]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

7,912

4,248

18,369

(125)

-

853

31,383

18

[-]

福山事業所
(広島県福山市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

636

873

751

(43)

-

8

2,270

-

[-]

三ヶ日工場
(静岡県浜松市北区) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

374

394

351

(28)

-

12

1,132

-

[-]

佐賀工場
(佐賀県吉野ヶ里町) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

316

351

87

(28)

-

34

789

-

[-]

高知工場
(高知県南国市)
      (注)4

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

-

0

-

(-)

-

53

53

116

[1]

 

 

(2) 国内子会社

(2021年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

トッパン
・フォームズ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

7,665

12

11,258

(22)

25

1,839

20,801

2,581

[1,747]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

9,619

2,920

2,926

(73)

-

598

16,064

906

[449]

図書印刷㈱
(注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

6,445

4,816

5,137

(66)

[23]

156

304

16,860

1,147

[223]

㈱トッパ
ンインフ
ォメディ
ア

本社・工場他(東京都港区他)

生活・産業事業分野

パッケージ生産設備

1,053

1,193

476

(27)

[0]

9

262

2,995

636

[8]

 

 

 

(3) 在外子会社

(2021年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

1,608

9,087

3,993

(15)

-

2,101

16,791

435

[-]

Giantplus Technology Co., Ltd.

頭份工場他(台湾
苗栗縣頭份市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

3,464

900

15,169

(108)

-

1,001

20,536

1,587

[-]

Toppan
USA,
Inc.

ジョージア工場(アメリカ合衆国ジョージア州)

生活・産業事業分野

高機能部材生産設備

3,326

3,131

79

(143)

-

2,139

8,677

69

[-]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、使用権資産及び建設仮勘定の合計です。なお、金額には消費税等は含まれておりません。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

762

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

331

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

307

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

該当事項はありません。

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において864億円(無形固定資産を含む)の設備投資を実施しました。

 

当連結会計年度に完成の主要設備をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は342億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、入出庫作業の効率化や物流費削減を目的として、坂戸工場のロジスティクス部門の集約を進めました。

②  当社の連結子会社であるトッパン・フォームズ東海㈱にて、生産効率の向上とITイノベーション事業強化の推進を目的に、静岡県袋井市に東海地方の基幹工場として袋井工場を竣工しました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は188億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、透明バリアフィルム事業における高機能製品の拡販を目的として、深谷工場に生産設備を導入し、国内外への供給体制を強化しました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は263億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社の連結子会社であるToppan Photomasks, Inc.や中華凸版電子股份有限公司にて、フォトマスク生産設備を導入しました。

②  当社は、半導体事業における高付加価値高密度半導体パッケージ基板の生産能力強化を目的として、新潟工場に生産設備を導入しました。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は16億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、製造拠点の再構築に伴う、設備の除却や建物の除却を行いました。

 

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(2020年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

証券・
カード
商業印刷
エレクトロニクス
生産設備

7,710

9,380

2,724

(78)

―

1,536

21,351

176

[2]

嵐山工場
(埼玉県嵐山町)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
パッケージ
生産設備

3,385

3,652

3,524

(53)

―

407

10,970

46

[2]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

5,478

566

508

(64)

―

240

6,794

183

[―]

坂戸工場
(埼玉県坂戸市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

7,981

4,264

11,452

(129)

0

139

23,838

27

[―]

群馬センター工場
(群馬県明和町)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

9,364

6,300

2,997

(153)

1

1,279

19,944

101

[2]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

3,236

4,598

1,580

(55)

15

98

9,529

50

[―]

柏工場
(千葉県柏市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

1,245

1,538

328

(30)

―

410

3,522

79

[3]

幸手工場
(埼玉県幸手市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

5,730

4,269

3,132

(90)

―

334

13,466

82

[1]

深谷工場
(埼玉県深谷市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

5,219

6,149

1,361

(166)

―

507

13,238

61

[―]

新潟工場
(新潟県
新発田市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

401

1,498

2,626

(163)

―

24

4,550

109

[―]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

3,151

76

362

(28)

7

144

3,742

12

[―]

滋賀工場
(滋賀県
東近江市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

4,444

49

1,185

(50)

2

26

5,708

136

[―]

 

 

 

(2020年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

福崎工場
(兵庫県福崎町)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

3,006

4,490

1,601

(133)

―

219

9,318

76

[1]

滝野工場
(兵庫県加東市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

6,413

5,467

3,592

(149)

3

240

15,718

63

[4]

福岡工場
(福岡県古賀市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

3,396

2,880

5,498

(137)

0

168

11,945

81

[2]

熊本工場
(熊本県玉名市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

3,060

2,213

249

(67)

0

2,527

8,052

111

[―]

名古屋工場
(愛知県
名古屋市西区)
     (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

1,800

1,419

48

(17)

―

73

3,341

98

[6]

三重第一工場
(三重県亀山市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

97

2

1,830

(99)

―

18

1,947

27

[―]

三重第二工場
(三重県津市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

5,735

2

4,296

(161)

―

34

10,068

41

[―]

松阪工場
(三重県松阪市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

847

799

458

(30)

―

30

2,135

18

[2]

仙台工場
(宮城県仙台市
泉区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

1,976

1,233

1,100

(54)

6

114

4,431

82

[5]

札幌工場
(北海道札幌市
西区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

1,340

1,028

153

(13)

5

92

2,620

42

[1]

千歳工場
(北海道千歳市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

1,109

974

13

(45)

―

39

2,137

17

[1]

トッパン小石川ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

12,904

75

4,850

(13)

21

1,796

19,648

2,563

[38]

 

 

 

(2020年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

本社営業ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

5,446

63

234

(7)

94

507

6,345

1,533

[9]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

5,997

1,475

4,408

(49)

―

365

12,246

541

[3]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

8,312

4,248

18,369

(125)

―

130

31,061

33

[―]

福山事業所
(広島県福山市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

675

967

751

(43)

―

9

2,403

―

[―]

三ヶ日工場
(静岡県浜松市北区) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

331

481

351

(28)

―

4

1,169

―

[―]

佐賀工場
(佐賀県吉野ヶ里町) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

318

426

87

(28)

―

50

882

―

[―]

高知工場
(高知県南国市)
      (注)4

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

1

0

―

(―)

―

26

27

82

[2]

 

 

(2) 国内子会社

(2020年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

トッパン
・フォームズ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

8,138

47

11,403

(27)

29

1,718

21,338

2,575

[1,214]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

11,329

2,660

3,904

(90)

―

471

18,366

925

[518]

図書印刷㈱
(注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

7,112

5,898

6,661

(66)

[23]

196

318

20,186

1,163

[237]

㈱トッパ
ンインフ
ォメディ
ア

本社・工場他(東京都港区他)

生活・産業事業分野

パッケージ生産設備

1,121

928

476

(27)

[0]

1

341

2,868

622

[8]

 

 

 

(3) 在外子会社

(2020年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

1,636

3,706

3,949

(15)

―

7,836

17,130

423

[―]

Giantplus Technology Co., Ltd.

頭份工場他(台湾
苗栗縣頭份市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

5,097

1,036

15,004

(108)

―

754

21,892

1,505

[―]

Toppan
USA,
Inc.

ジョージア工場(アメリカ合衆国ジョージア州)

生活・産業事業分野

高機能部材生産設備

3,365

3,556

78

(143)

―

2,098

9,098

62

[―]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、使用権資産及び建設仮勘定の合計です。なお、金額には消費税等は含まれておりません。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

762

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

330

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

302

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

凸版印刷㈱

深谷工場

埼玉県

深谷市

生活・産業事業分野

高機能部
材関連生
産設備

10,100

10,070

自己資金

2016年

10月

2019年

10月

トッパン・フォームズ東海(株)

袋井工場

静岡県

袋井市

情報コミュニケーション事業分野

建物

13,780

7,588

自己資金

2018年

8月

2019年

10月

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において685億円(無形固定資産を含む)の設備投資を実施しました。

 

当連結会計年度に完成の主要設備をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は305億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、出版印刷事業における、小ロットや個別ニーズへの対応とWebサービス連動による新事業創出を目的として、朝霞工場にデジタル生産設備を導入しました。

②  当社の連結子会社であるトッパン・フォームズ東海㈱にて、東海地区のビジネスフォーム製造拠点の集約による合理化を目的に、袋井工場の建設を開始しました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は213億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、透明バリアフィルム事業における高機能製品の拡販のため、深谷工場の生産設備増強を進めました。

②  当社は、軟包装材事業における差別化を目的として、医療医薬向けの生産設備を導入しました。

③  当社の連結子会社である㈱トッパンプロスプリントは、紙器事業の再構築と商材の拡大のために、水戸工場で生産設備の更新を行いました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は122億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社の朝霞工場や連結子会社であるTOPPAN PHOTOMASKS KOREA LTD.にて、フォトマスク生産設備を導入しました。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は11億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、製造拠点の再構築に伴う、設備の除却や建物の除却を行いました。

 

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(2019年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

証券・
カード
商業印刷
エレクトロニクス
生産設備

8,141

8,908

2,724

(78)

―

2,453

22,228

174

[3]

嵐山工場
(埼玉県嵐山町)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
パッケージ
生産設備

3,221

2,798

3,524

(53)

―

737

10,281

50

[1]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

6,906

695

508

(64)

―

261

8,372

181

[1]

坂戸工場
(埼玉県坂戸市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

7,586

4,008

11,452

(129)

―

429

23,476

25

[―]

群馬センター工場
(群馬県明和町)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

10,001

7,042

2,997

(153)

2

919

20,962

98

[3]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

3,117

3,676

1,580

(55)

20

1,491

9,886

54

[―]

柏工場
(千葉県柏市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

1,285

1,698

328

(30)

2

189

3,503

55

[―]

幸手工場
(埼玉県幸手市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

5,999

4,368

3,132

(90)

―

87

13,587

91

[―]

深谷工場
(埼玉県深谷市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

1,970

1,323

1,361

(166)

―

10,995

15,651

58

[―]

新潟工場
(新潟県
新発田市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

211

333

2,626

(163)

―

24

3,197

111

[―]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

3,332

90

362

(28)

0

89

3,875

23

[1]

滋賀工場
(滋賀県
東近江市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

5,163

65

1,185

(50)

―

1,288

7,704

132

[―]

 

 

 

(2019年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

福崎工場
(兵庫県福崎町)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

3,056

3,687

1,601

(133)

―

656

9,002

57

[2]

滝野工場
(兵庫県加東市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

6,618

5,284

3,592

(149)

5

279

15,780

73

[3]

福岡工場
(福岡県古賀市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

3,569

3,022

5,498

(137)

1

152

12,245

73

[2]

熊本工場
(熊本県玉名市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

1,946

966

249

(67)

0

516

3,679

98

[―]

名古屋工場
(愛知県
名古屋市西区)
     (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

1,885

1,020

48

(17)

0

49

3,004

102

[8]

三重第一工場
(三重県亀山市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

105

0

1,830

(99)

―

14

1,951

27

[―]

三重第二工場
(三重県津市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

6,338

3

4,296

(161)

―

15

10,654

42

[―]

松阪工場
(三重県松阪市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

846

787

458

(30)

―

35

2,127

23

[1]

仙台工場
(宮城県仙台市
泉区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

2,017

1,186

1,100

(54)

8

87

4,399

87

[6]

札幌工場
(北海道札幌市
西区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

1,348

1,139

102

(13)

3

65

2,660

25

[1]

千歳工場
(北海道千歳市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

1,151

435

13

(45)

―

24

1,624

18

[―]

トッパン小石川ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

12,972

20

4,850

(13)

35

1,588

19,468

2,527

[47]

 

 

 

(2019年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

本社営業ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

5,406

81

234

(7)

140

546

6,408

1,487

[14]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

6,215

1,763

4,408

(49)

0

414

12,802

573

[―]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

8,639

4,947

18,369

(125)

―

59

32,015

38

[1]

福山事業所
(広島県福山市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

587

633

751

(43)

―

9

1,982

―

[―]

三ヶ日工場
(静岡県浜松市北区) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

348

474

351

(28)

―

4

1,178

―

[―]

佐賀工場
(佐賀県吉野ヶ里町) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

320

378

87

(28)

―

68

855

―

[―]

 

 

(2) 国内子会社

(2019年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

トッパン
・フォームズ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

8,418

22

11,310

(27)

15

1,115

20,883

1,962

[541]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

12,070

2,966

3,941

(90)

―

270

19,248

890

[539]

図書印刷㈱
(注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

7,331

4,856

6,661

(66)

[34]

236

231

19,317

1,201

[251]

㈱トッパンTDKレーベル

本社・工場他(東京都港区他)

生活・産業事業分野

パッケージ生産設備

1,186

678

476

(27)

[0]

1

125

2,467

627

[10]

 

 

 

(3) 在外子会社

(2019年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

1,788

5,269

3,928

(15)

[1]

―

129

11,115

420

[―]

Giantplus Technology Co., Ltd.

頭份工場他(台湾
苗栗縣頭份市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

5,685

2,398

14,921

(108)

―

1,027

24,032

1,615

[―]

Toppan
USA,
Inc.

ジョージア工場(アメリカ合衆国ジョージア州)

生活・産業事業分野

高機能部材生産設備

3,517

4,047

79

(143)

―

2,141

9,786

68

[―]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計です。なお、金額には消費税等は含まれておりません。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

762

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

330

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

302

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

凸版印刷㈱

深谷工場

埼玉県

深谷市

生活・産業

事業分野

高機能部材関連製造設備

10,100

5,677

自己資金

平成28年

10月

平成31年

1月

トッパン・フォームズ東海㈱

(仮称)東海工場

静岡県

袋井市

情報コミュニケーション事業分野

土地・

建物

15,410

124

自己資金

平成30年

8月

平成31年

10月

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において720億円(無形固定資産を含む)の設備投資を実施しました。

 

当連結会計年度に完成の主要設備をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は238億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、証券印刷事業における対応力強化のため、朝霞工場に生産設備を導入しました。

②  当社の連結子会社であるトッパン・フォームズ㈱にて、関西圏の生産体制強化のため、大阪桜井工場の増床工事を完了しました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は259億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、透明バリアフィルム事業における高機能製品の拡販のため、深谷工場の生産設備増強を進めました。

②  当社は、プラスチック事業における生産性向上のため、福崎工場の再構築を行いました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は163億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社の連結子会社であるToppan Photomasks Company Ltd.,Shanghaiにて、先端フォトマスクの量産に対応した設備の導入を進めました。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は18億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、製造拠点の再構築に伴い、設備や建物の除却を行いました。

 

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(平成30年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

証券・
カード
商業印刷
エレクトロニクス
生産設備

8,423

8,735

2,724

(78)

―

2,438

22,321

157

[3]

嵐山工場
(埼玉県嵐山町)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
パッケージ
生産設備

3,356

2,797

3,524

(53)

―

319

9,998

49

[―]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

7,503

932

508

(64)

0

349

9,294

193

[―]

坂戸工場
(埼玉県坂戸市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

7,982

3,317

11,452

(129)

―

79

22,831

21

[―]

群馬センター工場
(群馬県明和町)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

10,776

8,267

2,997

(153)

3

375

22,420

89

[1]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

3,192

3,526

1,580

(55)

12

620

8,931

51

[―]

柏工場
(千葉県柏市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

1,543

1,535

328

(30)

4

411

3,822

47

[―]

幸手工場
(埼玉県幸手市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

6,224

4,837

3,132

(90)

―

677

14,871

98

[―]

深谷工場
(埼玉県深谷市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

2,078

1,706

1,361

(166)

―

5,416

10,562

46

[―]

新潟工場
(新潟県
新発田市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

62

302

2,626

(163)

―

135

3,126

117

[―]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

3,542

77

362

(28)

1

94

4,077

17

[2]

滋賀工場
(滋賀県
東近江市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

5,396

107

1,185

(50)

―

232

6,922

122

[―]

 

 

 

(平成30年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

福崎工場
(兵庫県福崎町)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

2,861

2,893

1,601

(133)

―

1,747

9,104

58

[7]

滝野工場
(兵庫県加東市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

7,005

5,781

3,592

(149)

7

389

16,777

63

[4]

福岡工場
(福岡県古賀市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

3,094

3,192

5,498

(137)

3

176

11,965

65

[10]

熊本工場
(熊本県玉名市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

3,370

1,277

407

(67)

2

396

5,454

96

[―]

名古屋工場
(愛知県
名古屋市西区)
     (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

1,971

1,165

48

(17)

1

51

3,238

96

[15]

三重第一工場
(三重県亀山市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

114

0

1,830

(99)

―

4

1,948

30

[―]

三重第二工場
(三重県津市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

6,946

12

4,296

(161)

―

3

11,258

25

[―]

松阪工場
(三重県松阪市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

876

806

458

(30)

―

52

2,194

19

[6]

仙台工場
(宮城県仙台市
泉区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

1,978

1,192

1,100

(54)

4

64

4,339

87

[7]

札幌工場
(北海道札幌市
西区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

1,372

1,393

102

(13)

8

73

2,950

27

[2]

千歳工場
(北海道千歳市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

1,166

372

13

(45)

―

22

1,574

16

[―]

トッパン小石川ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

13,102

44

4,850

(13)

50

1,371

19,418

2,420

[59]

 

 

 

(平成30年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

本社営業ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

5,428

78

234

(7)

188

445

6,375

1,412

[12]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

6,333

2,217

4,408

(49)

2

450

13,413

585

[1]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

9,039

5,765

18,369

(125)

―

70

33,245

21

[―]

福山事業所
(広島県福山市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

590

712

751

(43)

―

12

2,067

―

[―]

三ヶ日工場
(静岡県浜松市北区) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

371

500

351

(28)

―

4

1,226

―

[―]

佐賀工場
(佐賀県吉野ヶ里町) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

344

385

87

(28)

―

158

976

―

[―]

 

 

(2) 国内子会社

(平成30年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

トッパン
・フォームズ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

8,694

18

11,310

(27)

22

1,263

21,309

1,866

[312]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

12,868

3,176

3,998

(90)

―

382

20,426

871

[554]

図書印刷㈱
(注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷生産設備

7,636

4,457

6,661

(66)

[34]

―

181

18,937

1,260

[237]

㈱トッパンTDKレーベル

本社・工場他(東京都港区他)

生活・産業事業分野

パッケージ生産設備

1,262

767

476

(27)

[0]

2

118

2,626

638

[13]

 

 

 

(3) 在外子会社

(平成30年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

2,070

6,922

4,134

(15)

[0]

―

843

13,971

394

[―]

Giantplus Technology Co., Ltd.

頭份工場他(台湾
苗栗縣頭份市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

6,653

4,339

15,707

(108)

―

288

26,990

1,934

[3]

Toppan
USA,
Inc.

ジョージア工場(アメリカ合衆国ジョージア州)

生活・産業事業分野

高機能部材生産設備

3,459

4,014

76

(143)

―

885

8,435

59

[―]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計です。なお、金額には消費税等は含まれておりません。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

 国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

762

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

330

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

384

 

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

凸版印刷㈱

深谷工場

埼玉県

深谷市

生活・産業

事業分野

高機能部材関連製造設備

10,100

910

自己資金

平成28年

10月

平成31年

1月

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において649億円(無形固定資産を含む)の設備投資を実施しました。

 

当連結会計年度に完成の主要設備をセグメント別に示すと、次のとおりであります。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は299億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、カード製造・発行受託業務への対応力強化のため、嵐山工場、朝霞工場に生産設備を導入しました。

②  当社は、出版・印刷事業における構造改革及び生産性の向上を図るため、川口工場の再構築を行いました。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は181億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、紙器事業における生産性向上を図るため、伊丹工場の紙器部門を滝野工場へと集約し、生産設備の移設及び導入を行いました。

②  当社の連結子会社であるToppan USA, Inc.にて、海外市場におけるバリアフィルム事業の拡大のため、米国ジョージア州にあるバリアフィルム工場へ、生産設備を導入しました。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は101億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社の連結子会社であるToppan Photomasks Company Limited, Shanghaiにて、フォトマスク製造拠点の拡大を行いました。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は21億円であり、主な内訳は次のとおりであります。

①  当社は、製造拠点の再構築に伴い、設備や建物の除却を行いました。

 

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりであります。

(1) 提出会社

(平成29年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

証券・
カード
商業印刷
エレクトロニクス
生産設備

8,623

4,685

2,724

(78)

0

5,363

21,397

189

[5]

嵐山工場
(埼玉県嵐山町)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
パッケージ
生産設備

3,478

3,077

3,524

(53)

―

283

10,363

46

[―]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

6,278

1,180

508

(64)

1

1,553

9,522

190

[1]

坂戸工場
(埼玉県坂戸市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

8,239

2,775

11,452

(129)

1

46

22,514

21

[―]

群馬センター工場
(群馬県明和町)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

11,588

9,516

2,997

(153)

4

333

24,439

87

[11]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

3,294

3,075

1,425

(53)

―

301

8,095

58

[1]

柏工場
(千葉県柏市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

1,525

670

328

(29)

―

281

2,805

59

[―]

幸手工場
(埼玉県幸手市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

5,703

1,413

3,132

(90)

―

647

10,896

81

[1]

深谷工場
(埼玉県深谷市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

2,030

1,810

1,361

(166)

―

970

6,173

36

[―]

新潟工場
(新潟県
新発田市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

0

0

2,626

(163)

―

34

2,660

112

[―]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

3,788

99

362

(28)

8

51

4,309

18

[2]

滋賀工場
(滋賀県
東近江市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

5,412

86

1,185

(50)

―

41

6,726

153

[―]

 

 

 

(平成29年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

福崎工場
(兵庫県福崎町)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

2,822

3,031

1,601

(133)

0

612

8,068

58

[7]

滝野工場
(兵庫県加東市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

7,315

6,040

3,592

(149)

4

286

17,240

58

[5]

福岡工場
(福岡県古賀市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

3,211

2,864

5,498

(137)

4

130

11,709

62

[18]

熊本工場
(熊本県玉名市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

3,521

1,368

407

(67)

―

363

5,659

101

[―]

名古屋工場
(愛知県
名古屋市西区)
     (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

2,044

685

48

(17)

4

71

2,854

86

[17]

三重第一工場
(三重県亀山市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

125

0

1,830

(99)

―

0

1,955

32

[―]

三重第二工場
(三重県津市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

7,563

34

4,296

(161)

―

3

11,898

39

[―]

松阪工場
(三重県松阪市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

890

866

458

(30)

―

20

2,234

21

[6]

仙台工場
(宮城県仙台市
泉区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

2,045

1,321

1,100

(54)

1

73

4,542

87

[8]

札幌工場
(北海道札幌市
西区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

1,254

188

102

(13)

12

154

1,713

24

[1]

千歳工場
(北海道千歳市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

1,336

365

13

(45)

―

26

1,741

18

[―]

トッパン小石川ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

13,411

42

4,850

(13)

33

1,348

19,687

2,368

[110]

 

 

 

(平成29年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

本社営業ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
全社

販売設備等

4,666

59

234

(7)

15

292

5,267

1,358

[22]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

6,439

2,686

4,408

(49)

4

423

13,962

591

[8]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

9,558

6,751

18,369

(125)

1

77

34,757

21

[―]

福山事業所
(広島県福山市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

627

839

751

(43)

―

18

2,237

―

[―]

三ヶ日工場
(静岡県浜松市北区) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

382

491

351

(28)

―

5

1,231

―

[―]

佐賀工場
(佐賀県吉野ヶ里町) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

369

405

89

(28)

―

58

922

―

[―]

 

 

(2) 国内子会社

(平成29年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

トッパン
・フォームズ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

9,094

27

11,310

(27)

32

1,834

22,299

1,855

[344]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

13,624

3,822

3,998

(90)

―

644

22,089

875

[603]

図書印刷㈱
(注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷生産設備

7,891

4,322

6,504

(63)

[34]

―

448

19,167

1,289

[244]

㈱トッパンTDKレーベル

本社・工場他(東京都港区他)

生活・産業事業分野

パッケージ生産設備

1,367

914

476

(27)

[0]

3

103

2,865

630

[28]

 

 

 

(3) 在外子会社

(平成29年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

Toppan Printing Co.,
(H.K.)
Ltd.

香港工場
(香港
ユンロン)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

338

1,256

―

[39]

―

147

1,742

230

[33]

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

2,163

7,253

3,928

(15)

[0]

―

387

13,731

366

[―]

Giantplus Technology Co., Ltd.

頭份工場他(台湾
苗栗縣頭份市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

6,464

4,466

1,516

(17)

[91]

―

616

13,063

1,792

[6]

Toppan
USA,
Inc.

ジョージア工場(アメリカ合衆国ジョージア州)

生活・産業事業分野

高機能部材生産設備

2,846

4,641

80

(143)

―

13

7,581

64

[―]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計です。なお、金額には消費税等は含まれておりません。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数です。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件です。

5  現在休止中の主要な設備はありません。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。

 国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

762

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

331

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

384

 

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループ(当社及び連結子会社)における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりである。

(1) 重要な設備の新設等

会社名
事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

着手

完了

凸版印刷㈱

新潟工場

新潟県

新発田市

エレクトロニクス事業分野

半導体関連製造設備

9,900

9,854

自己資金

平成26年5月

平成28年9月

凸版印刷㈱

川口工場

埼玉県

川口市

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷関連製造設備

11,000

1,683

自己資金

平成27年8月

平成28年12月

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれていない。

 

(2) 重要な設備の除却等

該当事項なし。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)は、今後の成長が見込まれる事業分野の生産能力の増強と省力化、合理化及び製品の品質向上に重点を置き、当連結会計年度において632億円(無形固定資産を含む)の設備投資を実施した。

 

当連結会計年度に完成の主要設備をセグメント別に示すと、次のとおりである。

 

(1) 情報コミュニケーション事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は254億円であり、主な内訳は次のとおりである。

①  当社は、カード製造・発行受託業務への対応力強化のため、嵐山工場、朝霞工場に製造設備を導入した。

②  当社各拠点において、生産性の向上を図るため、製造設備の集約を行うとともに、印刷・加工設備を導入した。

 

(2) 生活・産業事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は246億円であり、主な内訳は次のとおりである。

①  当社の連結子会社であるToppan USA, Inc.にて、海外市場におけるバリアフィルム事業の拡大のため、米国ジョージア州にバリアフィルム新工場を建設した。

②  当社の連結子会社であるToppan Yau Yue Packaging (Dongguan) Co., Ltd.にて、製造拠点集約のため、中国の東莞市内に新工場を建設した。

 

(3) エレクトロニクス事業分野

当連結会計年度における設備投資等の金額は77億円であり、主な内訳は次のとおりである。

①  当社は、エッチング関連部材の供給体制整備のため、熊本工場に製造設備を導入した。

②  当社の連結子会社である中華凸版電子股份有限公司にて、フォトマスク製造拠点の整備を行った。

 

当連結会計年度における除売却損の金額は16億円であり、主な内訳は次のとおりである。

①  当社は、出版印刷事業の拠点集約に伴い、小豆沢工場を除却した。

 

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれていない。

 

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は次のとおりである。

(1) 提出会社

(平成28年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

朝霞工場
(埼玉県新座市)
      (注)4

 

情報コミュニケーション事業分野エレクトロニクス事業分野

証券・
カード
商業印刷
エレクトロニクス
生産設備

8,283

5,035

2,724

(78)

2

277

16,325

202

[2]

嵐山工場
(埼玉県嵐山町)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
パッケージ
生産設備

3,628

2,529

3,524

(53)

―

117

9,799

45

[―]

板橋工場
(東京都板橋区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

6,580

1,541

419

(64)

2

421

8,963

207

[4]

坂戸工場
(埼玉県坂戸市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
商業印刷
生産設備

8,547

3,314

11,452

(129)

2

51

23,368

19

[―]

群馬センター工場
(群馬県明和町)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

12,444

11,360

2,997

(153)

―

235

27,037

89

[12]

相模原工場
(神奈川県
相模原市南区)
      (注)4

生活・産業
事業分野

パッケージ
生産設備

3,430

2,512

1,425

(53)

0

61

7,429

69

[1]

柏工場
(千葉県柏市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

1,519

―

328

(29)

―

0

1,848

―

[―]

幸手工場
(埼玉県幸手市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

5,463

1,266

3,132

(90)

0

167

10,030

71

[1]

深谷工場
(埼玉県深谷市)
      (注)4

生活・産業
事業分野

産業資材
生産設備

3,986

2,338

1,800

(166)

―

54

8,179

38

[―]

新潟工場
(新潟県
新発田市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

6,909

407

3,257

(173)

2

8,076

18,654

122

[―]

大阪工場
(大阪府大阪市
福島区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

4,059

101

362

(28)

5

74

4,603

14

[2]

滋賀工場
(滋賀県
東近江市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

6,732

731

1,185

(50)

3

162

8,815

171

[―]

 

 

 

(平成28年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

福崎工場
(兵庫県福崎町)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

2,856

2,416

1,609

(133)

2

1,251

8,135

49

[7]

滝野工場
(兵庫県加東市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

5,214

3,504

3,592

(149)

6

3,120

15,439

44

[5]

福岡工場
(福岡県古賀市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

3,177

2,536

5,498

(137)

4

359

11,576

63

[17]

熊本工場
(熊本県玉名市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

3,626

1,872

407

(67)

0

680

6,586

104

[―]

名古屋工場
(愛知県
名古屋市西区)
     (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

商業印刷
パッケージ
生産設備

2,133

777

48

(17)

7

64

3,031

85

[18]

三重第一工場
(三重県亀山市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

8,808

79

2,100

(99)

―

20

11,009

38

[1]

三重第二工場
(三重県津市)

エレクトロニクス事業分野

エレクトロニクス
生産設備

8,184

61

4,296

(161)

―

4

12,547

40

[1]

松阪工場
(三重県松阪市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

924

1,001

458

(30)

―

23

2,406

23

[6]

仙台工場
(宮城県仙台市
泉区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野生活・産業事業分野

証券・
カード
商業印刷
パッケージ
生産設備

2,087

852

1,100

(54)

1

66

4,109

83

[7]

札幌工場
(北海道札幌市
西区)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

証券・
カード
商業印刷
生産設備

1,286

211

102

(13)

13

65

1,679

46

[2]

千歳工場
(北海道千歳市)
      (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

1,387

409

13

(45)

―

12

1,821

21

[―]

トッパン小石川ビル
(東京都文京区)

情報コミュニケーション事業分野
全社

販売設備等

13,753

46

4,850

(13)

42

1,191

19,884

2,263

[115]

 

 

 

(平成28年3月31日現在)

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

本社営業ビル
(東京都台東区)

生活・産業事業分野
エレクトロニクス事業分野
全社

販売設備等

4,297

36

234

(7)

39

143

4,751

1,375

[23]

総合研究所
(埼玉県杉戸町)

全社

研究開発設備

6,659

3,119

4,408

(49)

7

1,091

15,286

578

[8]

川口工場
(埼玉県川口市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

5,082

2,731

18,369

(125)

2

1,106

27,292

13

[―]

福山事業所
(広島県福山市)
      (注)4

情報コミュニケーション事業分野

商業印刷
生産設備

663

949

751

(43)

―

27

2,391

―

[―]

三ヶ日工場
(静岡県浜松市北区) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

407

535

351

(28)

―

29

1,324

―

[―]

佐賀工場
(佐賀県吉野ヶ里町) (注)4

生活・産業事業分野

パッケージ
生産設備

396

394

89

(28)

―

84

965

―

[―]

 

 

(2) 国内子会社

(平成28年3月31日現在)

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

トッパン
・フォームズ㈱

本社・工場他(東京都港区他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

9,277

41

11,310

(27)

23

2,300

22,953

1,840

[317]

トッパン
・フォームズ・セントラルプロダクツ㈱

滝山工場他(東京都八王子市他)

情報コミュニケーション事業分野

ビジネスフォーム生産設備

13,513

4,497

3,998

(90)

―

351

22,360

880

[615]

図書印刷㈱
(注)6

本社・工場他(東京都北区他)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷生産設備

8,883

3,751

7,368

(73)

[34]

―

471

20,475

1,313

[259]

㈱トッパンTDKレーベル

本社・工場他(東京都台東区他)

生活・産業事業分野

パッケージ生産設備

1,510

1,019

476

(27)

[0]

3

130

3,140

635

[36]

 

 

 

(3) 在外子会社

(平成28年3月31日現在)

会社名

事業所名

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

(所在地)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

Toppan Printing Co.,
(H.K.)
Ltd.

香港工場
(香港
ユンロン)

情報コミュニケーション事業分野

出版印刷
生産設備

436

1,893

―

[39]

―

158

2,488

267

[49]

中華凸版
電子股份
有限公司

桃園工場他(台湾
桃園縣八徳市他)

エレクトロニクス事業分野

エレクト
ロニクス
生産設備

1,907

7,888

3,993

(15)

[0]

―

700

14,489

349

[―]

Toppan
USA,
Inc.

ジョージア工場(アメリカ合衆国ジョージア州)

生活・産業事業分野

高機能部材生産設備

2,826

―

81

(143)

―

799

3,707

30

[―]

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計である。なお、金額には消費税等は含まれていない。

2  土地の[  ]内は、賃借中の面積で外数である。

3  従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載している。

4  連結子会社に全部又は主要部分を賃貸している物件である。

5  現在休止中の主要な設備はない。

6  上記の他、主要な賃借及びリース設備として、以下のものがある。

 国内子会社

会社名
事業所名
(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

年間賃借料
(百万円)

関西図書印刷㈱
茨木工場
(大阪府茨木市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

1,163

関西図書印刷㈱
神戸工場
(兵庫県神戸市北区)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

331

関西図書印刷㈱
京都工場
(京都府八幡市)

情報コミュニケーション事業分野

印刷生産設備

384

 

 

TOPPANホールディングスの企業分析に戻る