ダイキン工業 — 研究開発・設備投資
研究開発費・設備投資額および売上高比率の推移(連結)
研究開発費 推移
設備投資 推移
研究開発・設備投資サマリー
指標 FY16 FY17 FY18 FY19 FY20 FY21 FY22 FY23 FY24 FY25 FY26
売上高(百万円) 2,043,6912,043,9682,290,5602,481,1092,550,3052,493,3863,109,1063,981,5784,395,3174,752,3355,015,036
研究開発費(百万円) 30,88137,71044,49265,21567,96771,73881,535102,207122,499135,710150,756
売上高研究開発費比率 1.5%1.8%1.9%2.6%2.7%2.9%2.6%2.6%2.8%2.9%3%
設備投資額(百万円) 112,71190,34596,58987,161131,954136,985156,371250,286311,462324,648300,030
売上高設備投資比率 5.5%4.4%4.2%3.5%5.2%5.5%5%6.3%7.1%6.8%6%
研究開発活動本文

6 【研究開発活動】

環境・社会貢献の重要性が増し、カーボンニュートラルの動きが加速するなど、外部環境は急速に変化しています。こうした変化に対応し事業拡大を支えるために、当社グループではテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を中心に、「FUSION30」で掲げた目指す姿の実現に向け、差別化技術・商品開発およびコスト力や性能向上につながる生産技術に関するテーマに取り組んでおります。

さらに、当社独自のコア技術の高度化に加え、外部との協創による技術獲得にも取り組んでおります。2024年度には、圧縮機・モータ・インバータなどの空調コア技術を高度化し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するべく、東京科学大学と「ダイキン空調技術協働研究拠点」を設置し、共同研究を開始しました。また、VPP(仮想発電所)プラットフォーム開発会社の株式会社Shizen Connect様及び大手電力3社と共同で、再エネ余剰電力の有効活用に向けた共同実証を実施いたしました。2025年度には、トヨタ自動車株式会社様が静岡県裾野市で建設を進める「Toyota Woven City(トヨタ・ウーブン・シティ)」において、「花粉レス空間」など、心身ともにより快適で健康的に過ごせる空間づくりの実現に向けた新たな空調システムの開発に関する実証実験を開始しました。また、業務用空調機器を生産する堺製作所臨海工場において、工場設備の故障診断を支援するAIエージェントの実用化に向けた試験運用を、株式会社日立製作所様と共同で実施しました。

既に提携している東京大学や大阪大学、スタートアップ企業などとの産官学連携を推進し、協創することでイノベーションを生み出し、環境・社会課題の解決、事業拡大に取り組んでまいります。

グローバルに広がる研究開発基盤を活用したこれらの取り組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図るとともに、グローバル各地域における差別化商品の創出につなげてまいります。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、150,756百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りであります。

 

①  空調・冷凍機事業

国内空調事業においては、暮らしや、働き方の変化に対応した安心で快適な空気環境づくりを目指しています。

住宅用市場における空調製品では、業界トップクラスの省エネ性を持ち、安定運転時にもさらに細やかな温度制御を行う壁掛形ルームエアコン『うるさらX(エックス)』を2025年11月より発売しました。本商品は省エネ、快適性に加え、猛暑対策として高外気条件でも運転ができ、さらに高外気を検知するとスピード冷房を行う機能も新搭載しております。

空気清浄機では、都市部の狭小住宅が増加する中で、『ストリーマ空気清浄機(55タイプ)』のデザインを8年ぶりに一新し、性能そのままにコンパクト化したモデルを2025年11月に発売しました。また、2025年10月に発売した『加湿ストリーマ空気清浄機(90タイプ)』は、クリーンルーム規格Class8レベルまで素早く空気清浄する「クリーンコース」を新搭載し、清浄スピードが進化しています。

住宅用給湯では、『ダイキンエコキュート2025年モデル(Z型)』を2025年9月に発売いたしました。湯張りスピードを従来比で約10%向上させ、湯張りにかかる時間の短縮を実現しています。また、近年のユニットバスのカラーニーズに対応するため、ブラックカラーのリモコンを新たにラインアップに追加しました。

業務用市場における空調商品では、店舗・オフィスエアコン「スカイエア」シリーズにおいて、夏の猛暑でリスクが高まる室内機周辺の結露トラブルや室内機からの排水不良による異常停止、冷房能力低下の抑制に貢献し、業界トップクラスの省エネ性も実現した省エネフラッグシップモデル「FIVE STAR ZEAS」の新商品を、2026年4月に発売しました。本商品は、天井裏の結露の課題に対応するため、室内機本体へ簡単に設置できる「マグネット式高湿度対応キット」と冷媒配管表面の結露を抑える「結露抑制センシングキット」を新たに用意し、室内機と組み合わせて導入できる仕様としました。また、排水不良が発生した際にドレンパンとポンプの清掃を促す当社独自の通知機能を新たに搭載し、突発的な冷房停止を避ける対策を強化しました。これらにより、店舗やオフィスの夏場の課題解決に貢献します。

また、工場・倉庫・体育館などの大空間向けの暑熱対策を目的とした空調商品として『マルチジェット』を2026年4月に発売しました。当社独自の整流板により気流の拡散を抑え、20m先まで風を届けることで、広い空間でも快適な環境づくりに貢献します。「VRV7」や「machiマルチ」に接続可能で、天吊・壁掛・床置や最大165mの長配管に対応し、設置制約下でも柔軟な空調設計を実現します。さらに、吹出温度制御や遠隔管理により、省エネと快適性、管理の省力化にも貢献します。

業務用換気商品では、換気時に排出される室内の熱を冷媒で回収し、ヒートポンプ技術を活用して再利用する新たな換気システム『ヒートリサイクルシステム』を2025年12月に発売しました。本商品は、室内側の「給気ユニット」と「排気ユニット」、そして室外側の「圧縮機ユニット」で構成されたヒートポンプ式熱回収換気システムです。換気の際、通常であれば屋外に排出されてしまう熱を「排気ユニット」にて冷媒で回収し、「給気ユニット」で室内に取り入れる外気の温度調節に再利用することで、冷暖房時の換気による空調負荷を低減し、効率的に空調することができ、換気と省エネの両立を実現します。さらに、給気と排気の風量バランスを個別に変更ができ、給気量を増やして空間を正圧にすることができます。その結果、夏場でも高温多湿な外気の流入を防ぐことで、結露抑制にも貢献します。

アプライド商品においては、北米では、成長が続くデータセンター市場向けに、高効率と環境負荷低減の両立を狙い、低GWP冷媒を採用した大型空冷スクリューチラー「AWV-C+シリーズ」および大型磁気軸受チラー「WME-QUADシリーズ」を開発・発売しました。二次側においても、データセンター用途に適した大型カスタムエアハンドリングユニットの開発を進め、チラーと二次側を組み合わせた対応力を強化しました。

欧州では、省エネ性能の向上に加え、環境規制やFガス規制に対応した各種チラーを開発・発売しました。さらに、データセンター用途向けに、設置性と省スペース性を重視したスリム型エアハンドリングユニットを開発・発売し、チラーとの組み合わせによる提案力を高めました。

中国では、市場低迷下においても価格競争に依存せず、付加価値の高い産業用途向けチラーに注力しました。ターボチラーでは、ヒートポンプ用途を見据えた45℃温水対応や4℃出口水温対応を進め、水冷スクリューチラーでは85℃・120℃の高温水ユニットを開発し、産業用途における提案力を強化しました。

また、ソリューション事業の拡大に向けて、空調機器にとどまらず、建物全体の制御・データ収集を行うBMS(Building Management System)の開発・展開を推進しております。他社製機器も含めた統合的な制御・監視を可能とするオープンなBMSの開発・導入を前事業年度は北米で開始し、当事業年度は欧州でも取組みを開始しました。

さらに、カーボンニュートラルの実現に向けた取組みとして、GHG排出量の見える化を手掛けるアスエネ社へ出資を行い、同社との連携を通じて排出量可視化から脱炭素提案・施策展開までを一体で支援する体制づくりを進めております。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、134,097百万円であります。

 

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発および用途開発を行っております。

フッ素樹脂、ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性、誘電特性などを活かし、自動車、半導体、ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っております。また、フッ素の非粘着性、耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした半導体プロセス材料、新規冷媒、データセンター向け熱媒、情報通信・情報端末用材料の開発など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っております。

これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としては他素材との複合材料開発を、先端材料研究としてはメディカル分野、光学分野、環境分野、電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指しております。

また、金属有機構造体(MOF)を活用した冷媒の回収再生などのリサイクル技術開発、長年培ったポリマー設計・重合技術を活かした、紙用、テキスタイル用、カーペット用等の撥水・撥油処理剤などフッ素を含まない材料開発も推進しております。

これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施しております。

 

化学事業に係る研究開発費は、12,823百万円であります。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現しております。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めております。

工作機械向けの『エコリッチ』やプレスなどの産業機械向けの『スーパーユニット』は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与しております。

また、工作機械などの設備や加工品の発熱を取り去ることで機械加工精度の向上に役立つ『オイルコン』は、高精度温調・省エネ性で高い評価を得ています。欧米で進む環境規制に対応可能な新冷媒を採用した新シリーズを他社に先駆けて市場投入するとともに、今後もラインアップ拡充を継続してまいります。

このように従来の油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めております。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾弾頭と医療・ヘルスケア機器に関する研究を行っております。医療機器については在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置の新機種開発、ヘルスケア機器については低酸素空間でのフィットネスを実現する低酸素発生装置の開発を行っております。

 

その他事業に係る研究開発費は、3,834百万円であります。

 

6 【研究開発活動】

環境・社会貢献の重要性が増し、カーボンニュートラルの動きが加速するなど、外部環境は急速に変化しています。こうした変化に対応し事業拡大を支えるために、当社グループではテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を中心に、FUSION25で掲げた成長戦略に関わる技術領域・テーマに取り組んでおります。

さらに、当社独自のコア技術の高度化に加えて、外部との協創による技術獲得にも取り組んでおります。2023年度には、同志社大学との「包括連携協定」に基づき、カーボンニュートラルに向けて、溶融塩電解によりCO2をアセチレンとして再利用可能な技術を実証しました。また、地球温暖化ガス排出のさらなる抑制に寄与すべく、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社様及び国立研究開発法人理化学研究所様と共同で、世界で初めて、レーザーによりR32冷媒の漏えいを遠隔検知する技術を開発しました。2024年度には、圧縮機・モータ・インバータなどの空調コア技術を高度化し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するべく、東京科学大学と「ダイキン空調技術協働研究拠点」を設置し、共同研究を開始しました。また、VPP(仮想発電所)プラットフォーム開発会社の株式会社Shizen Connect様及び大手電力3社と共同で、再エネ余剰電力の有効活用に向けた共同実証を実施いたしました。2025年秋以降には、トヨタ自動車株式会社様が静岡県裾野市で建設を進める「Toyota Woven City(トヨタ・ウーブン・シティ)」において、「花粉レス空間」など心身ともにより快適で健康的に過ごせる空間づくりを実現する新たな空調システムの開発に向けた実証実験を開始します。

既に提携している東京大学や大阪大学、スタートアップ企業などとの産官学連携を推進し、協創することでイノベーションを生み出し、環境・社会課題の解決、事業拡大に取り組んでまいります。

グローバルに広がる研究開発基盤を活用したこれらの取り組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出してまいります。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、135,710百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りであります。

 

①  空調・冷凍機事業

国内空調事業においては、暮らしや、働き方の変化に対応した安心で快適な空気環境づくりを目指しています。

住宅用市場における空調製品では、消費電力量が削減できる独自機能「節電自動」に湿度コントロール技術を活かした新制御を搭載し、温度だけでなく湿度もコントロールして節電に貢献する壁掛形ルームエアコン『うるさらX(エックス)』を2024年11月より発売しました。電気料金・物価の上昇や、夏場の気温・湿度の上昇により高まる熱中症リスクの課題解決として、安定運転時に室内が不快にならないよう温度と湿度のバランスを取りながら消費電力量を削減します。

また、感性のままに空間をデザインするブランド『The Art Line(ジ・アートライン)』を2025年1月に新設しました。第1弾として、薄さを訴求したルームエアコン『risora(リソラ)』および『加湿ストリーマ空気清浄機(70タイプ)』の正面パネルに伝統工芸品やアート作品、自然素材などのビジュアルや質感を表現した57デザインの商品を展開いたします。The Art Lineは空気質だけでなく空間をもデザインし、アートを選ぶようにエアコンを選ぶ新たな考え方を創っていきます。

他の製品では、遠くの足元まで温風を届ける「足元暖房気流」を新たに搭載した『床置形ハウジングエアコン』を2025年5月に発売いたします。通常運転時と比較して、最大約1.6倍の距離まで温風が到達し、足元の快適性を向上させています。燃料費高騰や脱炭素化を背景に、燃焼式の暖房機器からエアコンへの転換が進む中、暖房性能の高いエアコンを提供してまいります。

住宅用給湯では、『ダイキンエコキュート2025年モデル(Z型)』を2025年9月に発売いたします。湯張りスピードを従来比で約10%向上させ、湯張りにかかる時間の短縮を実現しています。また、近年のユニットバスのカラーニーズに対応するため、ブラックカラーのリモコンを新たにラインナップに追加しました。当社は、暮らしのニーズや社会のニーズに対応しながら、快適で省エネな暮らしを実現する給湯機を提供してまいります。

業務用マルチエアコン「VRV」シリーズでは、R32冷媒を使用した新機種『VRV7』シリーズを2024年11月に発売しました。R32の特性に合わせた新型熱交換器と圧縮器を採用することで省エネ性を向上するのみならず、マルチ冷媒制御ユニットによって各室内ユニット単位で冷媒を制御し個室ごとに最適な運転が可能になりました。また、施工面に関しても引き続きフレアレスジョイントを標準搭載することで高品質施工を担保、新機種から前板を上下2分割することで省施工に配慮しております。2025年4月から開始するカスタマイズ販売では改装納期を従来から大幅に短縮し、約1ヵ月で対応することで現場の進行がよりスムーズになります。今後もお客様のニーズに合わせて順次カスタマイズメニューを充実させてまいります。

アプライド商品においては、欧米を中心にグローバルで急伸しているIT企業やデータセンター運用会社等の顧客向けに、大型空冷チラーのポンプ付きオプション、フリークリングオプション機のエチレングリコールフリー(環境)対応、電気ノイズフィルタオプション対応等の機種拡充を行い対応力を強めてまいりました。2次側商品においてもデータセンター向けに自社設計の小型直動ファンを使った拡張性の高い大型ファンウォール型エアハンドリングユニットを各地域の顧客要求に応じてグローバルで提供を始めました。

成長率の高い北米地域での学校・病院等の需要に対して2024年2月に省エネ性とコンパクト性を両立した自社インバータ圧縮機搭載のルーフトップユニットのラインナップを拡充しました。換気・外気取り込みや熱回収機能などのオプションも豊富に揃え幅広い顧客要望に対応できる商品を提供しております。

環境対応を強く要求される欧州でも、小型ヒートポンプチラーを2024年12月に発売しました。

中国では、年間を通じて使われる工場用途や発電設備の冷却用に適した高効率で低GWP冷媒を使った大型2000トンターボチラーの発売を皮切りに2024年度も容量ラインナップを追加してまいりました。シリーズを通じて低振動・静音性も実現しております。

また、ソリューション事業の拡大に向けて、空調機器にとどまらず、北米で先駆けて建物全体の制御・データ収集を行うBMS(Building Management System)の開発を強化しています。グローバルで高い実績を誇る「Niagara Framework」をプラットフォームとして採用し、他社製機器も含めた統合的な制御・監視を可能にするオープンなBMSを開発しました。また、現地でのエンジニアリング作業を効率化するため、GUI設定ツールや自動構成機能を独自開発し、導入負荷を軽減し、品質の均一化を実現しています。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、119,242百万円であります。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発および用途開発を行っております。

フッ素樹脂、ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性、誘電特性などを活かし、自動車、半導体、ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っております。また、フッ素の非粘着性、耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした情報通信・情報端末用材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っております。

これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としては他素材との複合材料開発を、先端材料研究としてはメディカル分野、光学分野、環境分野、電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指しております。特に電気自動車分野では、グローバルで連携し、新規カーエアコン用冷媒、電池材料等で、市場の更なる開拓に注力します。

また、冷媒の回収再生などのリサイクル技術開発、長年培ったポリマー設計・重合技術を活かした、テキスタイル用、カーペット用、紙用等の撥水・撥油処理剤などフッ素を含まない材料開発も推進しております。

これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施しております。

 

化学事業に係る研究開発費は、12,733百万円であります。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現しております。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めております。

工作機械向けの『エコリッチ』やプレスなどの産業機械向けの『スーパーユニット』は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与しております。

また、工作機械などの設備や加工品の発熱を取り去ることで機械加工精度の向上に役立つ『オイルコン』は、高精度温調・省エネ性で高い評価を得ており、グローバルでの採用拡大に取り組み、異電圧電源対応など地域特性に合わせた機種シリーズの開発を進めております。

このように従来の油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めております。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾弾頭と医療・ヘルスケア機器に関する研究を行っております。医療機器については在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置の新機種開発、ヘルスケア機器については低酸素空間でのフィットネスを実現する低酸素発生装置の開発を行っております。

 

その他事業に係る研究開発費は、3,735百万円であります。

 

6 【研究開発活動】

環境・社会貢献の重要性が増し、カーボンニュートラルの動きが加速するなど、外部環境は急速に変化しています。こうした変化に対応し事業拡大を支えるために、当社グループではテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を中心に、FUSION25で掲げた成長戦略に関わる技術領域・テーマに取り組んでおります。

さらに、当社独自のコア技術の高度化に加えて、外部との協創による技術獲得にも取り組んでおります。2022年度には、京都大学との「組織対応型包括連携協定」に基づき、FUSION25の成長戦略テーマを対象領域として、技術シーズの社会実装の加速に向けた、公募制の社会実装・企業活動支援プログラム「ダイキンGAPファンドプログラム」を開始しました。2023年度には、同志社大学との「包括連携協定」に基づき、カーボンニュートラルに向けて、溶融塩電解によりCO2をアセチレンとして再利用可能な技術を実証しました。また、地球温暖化ガス排出のさらなる抑制に寄与すべく、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社様及び国立研究開発法人理化学研究所様と共同で、世界で初めて、レーザーによりR32冷媒の漏えいを遠隔検知する技術を開発しました。

既に提携している東京大学や大阪大学、スタートアップ企業などとの産官学連携を推進し、協創することでイノベーションを生み出し、環境・社会課題の解決、事業拡大に取り組んでまいります。

グローバルに広がる研究開発基盤を活用したこれらの取り組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出してまいります。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、122,499百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りであります。

 

①  空調・冷凍機事業

国内空調事業においては、暮らしや、働き方の変化に対応した安心で快適な空気環境づくりを目指しております。

住宅用市場における空調商品では、加湿・除湿機能に加え1タッチで安定運転時に消費電力を抑える「節電自動運転」を新たに搭載したルームエアコン『うるさらX(エックス)』を2023年11月より発売いたしました。燃料費高騰による電気代の値上げを背景に、ルームエアコンの省エネ性に加えて節電機能を新搭載することで実使用ではさらに電気代を抑えることができ、快適な空気環境の実現と節電を考えたエアコンを提供いたします。

また、業界一の薄さを実現したルームエアコン『risora(リソラ)』を2024年3月から発売しております。185㎜の薄さと、デザインが豊富な正面パネルでお部屋に溶け込み、見た目にも心地よい空間をつくります。室内機の前面パネルはお客様自身で取り外しできる仕様にしており、お部屋のインテリアに合わせてパネルを変えるなど、生活に合わせてより自由に選んで頂ける仕様にしております。

住宅用給湯では、『ダイキンエコキュート2024年モデル(Y型)』を2024年9月に発売いたします。高まる省エネニーズに対し、目標年度 2025年の省エネ基準を全機種で達成いたします。また、パワフル高圧タイプにおいて、給湯圧力(減圧弁設定)330kPaを達成し、快適性を向上しました。当社は、暮らしのニーズや社会のニーズに対応しながら、快適で省エネな暮らしを実現する給湯機を提供してまいります。

店舗・オフィス用マルチエアコン 「machiマルチ」シリーズでは、新機種を2023年10月に発売いたしました。中~小規模店舗・オフィスでの小容量かつ個別空調ニーズに合わせ、ダイキン独自の最小容量1.6kW室内機(天井埋込カセット形シングルフロータイプ、壁掛形)の接続可能機種を拡大しました。小容量の室内機が接続できることにより、WEB会議室や店舗の控室などの小部屋へより適正な能力の空調機を設置することができ、消費電力を最大約50%削減することができます。同時に、施工性向上のため取っ手の追加や、中型ビルの更新需要増加に対応するため、既設配管を洗浄レスで流用できる配管長を50mから90mへ拡大し、更新対応力を強化しました。

店舗・オフィスエアコン『スカイエア』では、業界トップクラスの省エネ性を実現した省エネフラッグシップモデル『FIVE STAR ZEAS』シリーズの新モデルを、2023年10月に発売いたしました。容量では、これまで6馬力までだったラインナップに、新たに8馬力と10馬力の大容量クラスを追加しました。大容量クラスのラインナップにより、機器の省エネ性の高さによる電気代の削減だけでなく、設置台数の削減やそれに伴う施工費の削減に貢献します。さらに同日より本商品オーナー専用サポートサービス『省エネコンシェルジュ』を新たに開設、提供を開始しました。店舗やオフィスにおいて重要性が増している省エネや節電の取り組みを、機器とサービスの両面からサポートします。

アプライド商品においては、北米では、2024年2月に省エネ性とコンパクト性を両立した自社インバータ圧縮機搭載のルーフトップユニットのラインナップを拡充いたしました。換気・外気取り込みや熱回収機能などのオプションも豊富に揃え、オフィスビルや学校など幅広い顧客要望に対応できる商品を提供しております。また、低GWPのR32冷媒を採用した空冷スクロールチラーを2023年9月に発売いたしました。学校・政府系ビル空調市場など環境意識の高い顧客を中心に販売・提供しております。さらに、IT企業やデータセンター運用会社等の顧客向けに、空冷チラーのポンプ付きオプション、グリコールフリー対応等の機種拡充を行いました。

欧州では、急拡大するデータセンター市場に対し小型直動ファンを使った拡張性の高いエアハンドリングユニットを2023年7月に発売いたしました。外気による水冷却機能をもったフリークーリング機能付き空冷チラーとあわせてデータセンター等に提供しております。

中国では、2000トンの大型ターボチラーを2023年12月にラインナップに追加し、低GWPの環境性に加え、高効率によりエネルギー消費量を削減するとともに、低振動・静音性も実現しております。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、107,452百万円であります。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発および用途開発を行っております。

フッ素樹脂、ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性、誘電特性などを活かし、自動車、半導体、ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っております。また、フッ素の非粘着性、耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした情報通信・情報端末用材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っております。

これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としては他素材との複合材料開発を、先端材料研究としてはメディカル分野、光学分野、環境分野、電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指しております。特に電気自動車分野では、グローバルで連携し、新規カーエアコン用冷媒、電池材料等で、市場の更なる開拓に注力します。

また、冷媒の回収再生などのリサイクル技術開発、長年培ったポリマー設計・重合技術を活かした、テキスタイル用、カーペット用、紙用等の撥水・撥油処理剤などフッ素を含まない材料開発も推進しております。

これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施しております。

 

化学事業に係る研究開発費は、12,030百万円であります。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現しております。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めております。

工作機械向けの『エコリッチ』やプレスなどの産業機械向けの『スーパーユニット』は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与しております。

また、工作機械などの設備や加工品の発熱を取り去ることで機械加工精度の向上に役立つ『オイルコン』は、高精度温調・省エネ性で高い評価を得ており、グローバルでの採用拡大に取り組み、異電圧電源対応など地域特性に合わせた機種シリーズの開発を進めております。

このように従来の油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めております。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾弾頭と医療・ヘルスケア機器に関する研究を行っております。医療機器については在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置の新機種開発、ヘルスケア機器については低酸素空間でのフィットネスを実現する低酸素発生装置の開発を行っております。

 

その他事業に係る研究開発費は、3,016百万円であります。

 

6 【研究開発活動】

環境・社会貢献の重要性が増し、カーボンニュートラルの動きが加速するなど、外部環境は急速に変化しています。こうした変化に対応し事業拡大を支えるために、当社グループではテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を中心に、FUSION25で掲げた成長戦略に関わる技術領域・テーマに取り組んでおります。

さらに、当社独自のコア技術の高度化に加えて、外部との協創による技術獲得にも取り組んでおります。2021年度には、鳥取大学との「包括連携協定」に基づき、乾燥地に適した空調システムのコンセプト作りに取り組みました。また、富士フイルム株式会社様と共同で空調機器の新たな静音化技術を開発しました。2022年度には、京都大学との「組織対応型包括連結協定」に基づき、FUSION25の成長戦略テーマを対象領域として、技術シーズの社会実装の加速に向けた、公募制の社会実装・企業活動支援プログラム「ダイキンGAPファンドプログラム」を開始しました。

既に提携している東京大学や中国の清華大学、スタートアップ企業などとの産官学連携を推進し、協創することでイノベーションを生み出し、環境・社会課題の解決、事業拡大に取り組んでまいります。

グローバルに広がる研究開発基盤を活用したこれらの取り組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出してまいります。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、102,207百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りであります。

 

①  空調・冷凍機事業

国内空調事業においては、暮らしや、働き方の変化に対応した安心で快適な空気環境づくりを目指しております。

住宅用市場における空調商品では、除湿量・加湿量・換気量が向上し、年間を通じた快適性をさらに高めたルームエアコン『うるさらX(エックス)』を2022年11月より発売いたしました。温度と湿度の同時設定もできる「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」は、室温が設定温度に到達しても除湿し続けることができ、高気密・高断熱住宅で発生しやすい“低温高湿”な環境にも対応します。『うるさらX』は季節ごとの気温や湿度、住宅の高性能化を背景としたこれからの住まいにも対応し、快適な空気環境を実現してまいります。

また、業界一の薄さを実現したルームエアコン『risora(リソラ)』を2023年3月から発売しております。185㎜の薄さと、デザインが豊富な正面パネルでお部屋に溶け込み、見た目にも心地よい空間をつくります。新モデルでは室内機の前面パネルをお客様自身で取り外しできる仕様にしております。部屋のインテリアに合わせてパネルを変えるなど、生活に合わせてより自由に選んで頂ける仕様にしております。

住宅用給湯では、『ダイキンエコキュート2023年モデル(X型)』を2023年3月に発売いたしました。高まる清潔ニーズに対し、深紫外線により浴槽のお湯を除菌する「おゆぴかUV」を新たに搭載いたしました。また、スマートフォンアプリとの連携を強化し、太陽光発電の自家消費を効率よく行う「天気予報連動」、災害警報発令などのいざという時に、自動でお湯を沸き上げる「気象警報緊急沸き上げ」にも対応します。当社は、暮らしのニーズや社会のニーズに対応しながら、快適で省エネな暮らしを実現する給湯機を提供してまいります。

換気商品では、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に最適な除湿機能付き外気処理換気システム『Saravia(サラビア)』を2022年7月に発売いたしました。住宅の高気密・高断熱化に伴い、夏場は室内で発生する湿気がこもりやすく、換気によって入った湿気を取るには、エアコンで除湿することになりますが、すぐに設定温度に到達し運転が停止するため、少ししか除湿できない課題がありました。そこで当社は外気を取り入れる際に機内に搭載したヒートポンプ熱交換器で除湿(外気処理)をすることで、換気しながら各部屋のエアコンの運転負荷を軽減させる『Saravia』を開発しました。ルームエアコンで除湿する従来の全熱交換器を使用した場合と比較し、家全体での換気+空調の消費電力量をトータルで約20%削減できます。外気処理による省エネ性が評価されて、2022年度製品ビジネス部門において省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞しております。家全体での省エネや快適な居住空間づくりに寄与できる商品として、エンドユーザー様をはじめZEHを提案する工務店様でご採用頂いております。

ビル用マルチエアコン「VRV」、店舗・オフィスエアコン「スカイエア」シリーズの新機種を2022年10月に発売いたしました。「VRV Xシリーズ」ではセンサーが故障した場合に一時的に他のセンサーで制御を代用することで、空調故障による完全停止の頻度を抑制いたします。さらにカーボンニュートラル実現に向け業界初の高効率集中巻きモーターを採用した新型圧縮機を搭載し、通年エネルギー消費効率APFにおいて業界トップクラスを達成しました。同時に、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を目指した空調設計に最適な「VRV Xシリーズ 高COPタイプ」を発売し、さらなる省エネルギー化に貢献いたします。また、換気においても空調エネルギー増加の一因となるため、効率化が求められております。2023年2月に発売した「DCモーターファン搭載全熱交換器ベンティエール」を組み合わせることで、ZEB化のさらなる推進へ貢献いたします。店舗・オフィスエアコン「スカイエア」シリーズでは賢く省エネルギー運転を行う「ダイキンスマートAI」を搭載し、搭載したセンサー情報を元に最適な制御を予測し、年間消費電力を15%削減します。

北米では、2021年度に上市した省エネ性とコンパクト性を両立したルーフトップユニットの容量を拡大するラインナップ拡充を2023年1月に実施いたしました。この拡充で、換気・外気取り込みや熱回収オプションなどを揃え、オフィスビルや学校など幅広い顧客に省エネと最適空気質を提供しております。

欧州では、R32冷媒を採用した“分離型”の空冷インバータスクロールチラーを2022年7月に上市いたしました。分離型は蒸発器を室内側に設置し、室外にある圧縮機・凝縮器と分けることで、寒冷地などでも凍結防止のヒータを付けることなく運用できます。2021年度に上市した“一体型”に続き、低GWP冷媒の商品拡充により環境先進性で業界をリードしております。

中国では、自社製の小型磁気軸受圧縮機を搭載し、低GWPの新冷媒R1233zd を採用したターボチラーを2022年5月に上市しました。低GWPの環境性に加え、高効率によりエネルギー消費量を削減するとともに、低振動、静音性も実現しております。同じく低GWPの新冷媒R1233zdを採用した油軸受圧縮機搭載のターボチラーを2022年7月に上市し、シンガポールをはじめとするアジアの環境先進国に提供しております。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、90,364百万円であります。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発及び用途開発を行っております。

フッ素樹脂・ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性・誘電特性などを活かし、自動車・半導体・ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っております。また、フッ素の非粘着性・耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、撥水撥油性を活かしたテキスタイル処理剤、カーペット処理剤の開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした情報通信・情報端末用材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っております。

これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としては他素材との複合材料開発を、先端材料研究としてはメディカル分野・光学分野・環境分野・電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指しております。特に電気自動車分野では、グローバルで連携し、新規カーエアコン用冷媒、電池材料等で、市場の更なる開拓に注力いたします。また、SDGsの観点で、様々な環境対応型商品開発や、冷媒の回収再生技術開発を推進しております。

これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施しております。

 

化学事業に係る研究開発費は、9,444百万円であります。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現しております。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めております。

工作機械向けの『エコリッチ』やプレスなどの産業機械向けの『スーパーユニット』は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与しております。

また、工作機械などの設備や加工品の発熱を取り去ることで機械加工精度の向上に役立つ『オイルコン』は、高精度温調・省エネ性で高い評価を得ており、グローバルでの採用拡大に取り組み、異電圧電源対応など地域特性に合わせた機種シリーズの開発を進めております。

このように従来の油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めております。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾弾頭と医療・ヘルスケア機器に関する研究を行っております。医療機器については在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置の新機種開発、ヘルスケア機器については低酸素空間でのフィットネスを実現する低酸素発生装置の開発を行っております。

 

その他事業に係る研究開発費は、2,398百万円であります。

 

5 【研究開発活動】

環境・社会貢献の重要性が増し、空気・換気に対する関心が高まるなど、外部環境は急速に変化しています。こうした変化に対応し事業拡大を支えるために、当社グループではテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を中心に、FUSION25で掲げた成長戦略に関わる技術領域・テーマに取り組んでおります。

さらに、当社独自のコア技術の高度化に加えて、外部との協創による技術獲得にも取り組んでおります。2020年度には、同志社大学との「包括的連携協力」に基づき、温室効果ガス排出の削減に向け、両者でCO2の回収・分解・再利用技術の実用化や、空調機器のさらなる高効率化に取り組みました。また、世界的な空気質ニーズの高まりを受け、換気機器向けの「透湿膜全熱交換エレメント」及び大型空調機向けの「低圧力損失エアフィルタろ材」を株式会社ダイセル様と共同で開発しました。2021年度には、鳥取大学との「包括連携協定」に基づき、乾燥地に適した空調システムのコンセプト作りに取り組みました。また、富士フイルム株式会社様と共同で空調機器の新たな静音化技術を開発しました。

既に提携している東京大学や中国の清華大学、スタートアップ企業などとの産官学連携を推進し、協創することでイノベーションを生み出し、環境・社会課題の解決、事業拡大に取り組んでまいります。

グローバルに広がる研究開発基盤を活用したこれらの取り組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出してまいります。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、81,535百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りであります。

 

①  空調・冷凍機事業

国内空調事業においては、暮らしや、働き方の変化に対応した安心で快適な空気環境づくりを目指しております。

住宅用市場における空調機器では、給気だけでなく排気もできる当社独自の換気機能と、春先や秋口の肌寒い時期でも快適な除湿を可能にする業界初の除湿制御を採用したルームエアコン『うるさらX』を2021年10月より発売しました。換気、除湿、空気清浄に焦点を当てた新機能で、より幅広い季節における安心で快適な空気環境づくりに貢献します。

また、業界一の薄さを実現したルームエアコン『risora(リソラ)』を2022年3月から発売しております。185㎜の薄さと、デザインが豊富な正面パネルでお部屋に溶け込み、見た目にも心地よい空間をつくります。

住宅用給湯では、『ダイキンエコキュート2022年モデル(W型)』を2021年12月に発売いたしました。スマートフォンアプリとの連携で利便性を向上させたほか、業界最高※1の給湯圧力でシャワーや洗い物を快適にします。エコキュートは、ヒートポンプ方式を採用した高効率な給湯機です。家庭でのエネルギー総消費量の約4分の1※2を占めると言われる給湯にヒートポンプを活用することは、世界がカーボンニュートラルの達成を目指すうえで重要な取り組みのひとつです。当社は、暮らしのニーズや社会のニーズに対応しながら、快適で省エネな暮らしを実現する給湯機を提供してまいります。

飲食店舗やオフィス等の不特定多数が利用する施設においては、引き続き「換気」や「ウイルス抑制」に対する需要が続いております。当社は業界に先駆け、後付け設置ができる全熱交換器ユニット『露出設置形ベンティエール』を2020年9月に発売しました。この『露出設置形ベンティエール』は既存建物への追加設置時に発生する天井の張替工事が不要になるだけでなく、天井面や内壁、軒下など様々な設置方法ができるため、より換気機器の導入が容易になります。また、業界初となる屋外設置が可能な「屋外設置形」、天井内にスペースがない学校等への後付けに適した「天井吊形」、小空間にも対応可能な「露出設置形(150㎥/hタイプ)」の3商品を2021年5月から随時発売し、後付け設置ができる換気機器の品揃えを拡充しております。

窓が無い小空間や会議室など、換気しにくい空間でも短時間でウイルス抑制効果を発揮する『UVストリーマ空気清浄機』を2021年4月より発売しました。本商品は、ウイルスや菌の抑制効果が高い波長265nmの深紫外線を照射するUVC LEDを旭化成株式会社様と協業し、業界で初めて空気清浄機に採用しました。さらにUVCを搭載した機種を拡充し、加湿も可能な『UV加湿ストリーマ空気清浄機』、大空間でも使用できる『UVパワフルストリーマ空気清浄機』、空調組み込み可能な『UVストリーマ除菌ユニット』、天井に設置可能な『天井埋込カセット形UVストリーマ空気清浄機』の4機種を2021年12月より順次発売し、人が集まる様々な空間での除菌ニーズに応えてまいります。

業務用市場では、ビル用マルチエアコン「VRV」、店舗・オフィス用エアコン「スカイエア」、店舗・オフィス用マルチエアコン「machiマルチ」シリーズの新機種を2021年10月に発売いたしました。IoTを活用して冷媒漏えいを日々診断・記録する「冷媒漏えい検知機能」を標準搭載し、業務用空調におけるカーボンニュートラルへの対応を強化しております。また「VRV」シリーズでは空調と換気をシステム制御することでさらなる省エネ性の向上が可能となりました。

さらに、コロナ禍で人々の空気質への関心が非常に高まっていることを受け、「VRV」「スカイエア」「machiマルチ」の室内機には「清潔アルミフィン」「抗菌・防カビフィルター」を搭載し、室内の清潔性を向上します。また、近年ワーキングスペースや飲食店の個室化が進んだことを受け、「machiマルチ」には業界最小容量(定格冷房能力1.6kW)の室内機を新たにラインナップしました。今後も時代に合わせたニーズに対応しながら、幅広い製品ラインナップで人々が快適で安心して過ごせる環境を提供してまいります。

アプライド機器においては、国内では、低GWP冷媒R32を採用した空冷チリングユニットを2021年2月に発売しました。工場市場で需要の多い5-30馬力帯の空冷チラーでのR32採用は、国内アプライド業界で初となります。低GWP冷媒採用に加え、業界トップクラスの省エネ性の実現と制御性向上により、カーボンニュートラルの実現並びに産業用途における利便性向上に貢献してまいります。

北米では、ダイキン独自開発のインバータスクロール圧縮機を搭載したルーフトップユニットを2021年4月に上市しました。従来に比べて、空調負荷に応じた細かな調整により、エネルギー消費量を削減します。同時に、温湿度等を高精度で制御し快適性の向上を実現します。また、2021年9月には、吸着式換気技術を業界初でルーフトップユニットに導入しました。二酸化炭素や揮発性有機化合物等を吸着剤で除去することにより、少ない換気量で通常品同等以上の室内空気室を提供します。

欧州では、2021年7月に低GWP冷媒R1234zeを採用したターボチラー、2021年10月に低GWP冷媒R32を採用した小型インバータスクロールチラーをそれぞれ上市しました。昨年度に引き続き、代替冷媒への対応で業界をリードしています。

中国では、2021年12月に90度までの給湯が可能な空冷インバータチラーを上市し、メッキや印刷などの産業用途まで、アプライドヒートポンプの適用範囲を拡大しました。

 

※1 ダイキン調べ 2021年11月18日現在 水道直結方式を除く高圧機、標準圧機それぞれのカテゴリーにおいて

※2 資源エネルギー庁「エネルギー白書2020」より

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、71,507百万円であります。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発及び用途開発を行っております。
  フッ素樹脂、ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性、誘電特性などを活かし、自動車、半導体、ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っております。フッ素の非粘着性、耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、撥水撥油性を活かしたテキスタイル処理剤、カーペット処理剤の開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした情報通信・情報端末用材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っております。これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としてはフィルムなどの加工品や他素材との複合材料開発を、先端材料研究としてはメディカル分野、光学分野、環境分野、電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指しております。特に車載電池分野では、グローバルで連携し市場の更なる開拓に注力します。また、SDGsの観点で、様々な環境対応型商品開発を推進しております。
  これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施しております。

 

化学事業に係る研究開発費は、8,013百万円であります。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現しております。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めております。

工作機械向けの『エコリッチ』やプレスなどの産業機械向けの『スーパーユニット』は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与しております。

また、工作機械などの設備や加工品の発熱を取り去ることで機械加工精度の向上に役立つ『オイルコン』は、高精度温調・省エネ性で高い評価を得ており、グローバルでの採用拡大に取り組み、異電圧電源対応など地域特性に合わせた機種シリーズの開発を進めております。

このように従来の油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めております。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾弾頭と医療・ヘルスケア機器に関する研究を行っております。医療機器については在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置の新機種開発、ヘルスケア機器については低酸素空間でのフィットネスを実現する低酸素発生装置の開発を行っております。

 

その他事業に係る研究開発費は、2,014百万円であります。

 

5 【研究開発活動】

当社グループは、世界規模での地球温暖化やエネルギー問題への関心の高まりを受け、地球環境問題に対して積極的に貢献し事業拡大するべく、テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を中心に、先端技術の研究開発に取り組んでおります。

また、当社独自のコア技術の高度化に加えて、外部との協創による技術獲得にも取り組んでおります。

2019年度には、世界のスタートアップ企業への出資や支援にまつわるコーポレートベンチャーキャピタル活動全般の役割を担う「テクノロジー・イノベーションセンターCVC室」を設立しました。

2020年度には、同志社大学との「包括的連携協力」にもとづき、温室効果ガス排出の削減に向け、両者でCO2の回収・分解・再利用技術の実用化や、空調機のさらなる高効率化に取り組みました。また、世界的な空気質ニーズの高まりを受け、換気機器向けの「透湿膜全熱交換エレメント」及び大型空調機向けの「低圧力損失エアフィルタろ材」を株式会社ダイセル様と共同で開発しました。

既に提携している東京大学や中国の清華大学、スタートアップ企業などとの産官学連携を推進し、協創することでイノベーションを生み出し、環境・社会課題の解決、事業拡大に取り組んでまいります。

グローバルに広がる研究開発基盤を活用したこれらの取り組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出してまいります。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、71,738百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りであります。

 

①  空調・冷凍機事業

国内空調事業においては、コロナ禍で人々の空気に対する意識が高まる中、住宅用市場では、当社独自の技術である「無給水加湿」を応用し、冷暖房を行いながら換気できるルームエアコン『うるさらX』を2019年11月に発売しました。その後、習慣化したお家での「換気」をサポートするため、「換気ができるエアコン」の機種を拡大し、2020年11月より『うるさらX』『うるさらmini』『Vシリーズ』『うるるとさらら 天井埋込カセット形 シングルフロー タイプ』『うるるとさらら床置形』を順次発売しました。

飲食店舗やオフィス等の不特定多数が利用する施設においては、「換気」「ウイルス抑制」が急務となり、業務用空調機向けに菌やウイルスを吸着する「チタンアパタイトフィルター」を2020年5月に発売しました。

また、後付け設置ができる全熱交換器ユニットの露出設置形『ベンティエール』を2020年9月に発売しました。この露出設置形『ベンティエール』は既存建物への追加設置時に発生する天井の張替工事が不要になるだけでなく、天井面や内壁、軒下など様々な設置方法ができるため、より換気機器の導入が容易になります。また、業界初となる屋外設置が可能な「屋外設置形」、天井内にスペースがない学校等への後付けに適した「天井吊形」、小空間にも対応可能な「露出設置形(150㎥/hタイプ)」の3商品を新たに開発し、2021年5月から随時発売します。

さらに、窓が無い小空間や、絶え間なく使用する会議室など、換気しにくい空間に短時間でウイルス抑制効果を発揮する『UVストリーマ空気清浄機』を2021年4月より発売予定です。本商品は、ウイルスや菌の抑制効果が高い波長265nmの深紫外線を照射するUVC LEDを旭化成株式会社様と協業し、業界で初めて空気清浄機に採用しました。

『UVストリーマ空気清浄機』は、従来の静電HEPAフィルターに抗菌剤を添着した集塵フィルター「抗菌HEPAフィルター」で捕捉したウイルスや菌に、当社独自の強力な分解力を持つ「ストリーマ」と、ウイルスや菌の抑制効果が高い265nmの深紫外線を照射して、ウイルスを30分で99%以上抑制し、菌を従来のストリーマ空気清浄機に比べ約10倍の速さで抑制します。なお、本商品は需要変動に対応し、スピーディな供給を目指すことを目的に、国内生産による供給体制を整えます。

当社は今後、「ストリーマ技術」と「UVC LED」を組み合わせた空気清浄技術を活用し、「換気」「ウイルス抑制」に役立つ機器を開発し、さらなる空気質向上に貢献できる商品を拡充してまいります。

また、住宅用市場では、在宅ワーク・自宅学習など、家にいる時間が増えた事により、エアコンが付いていない部屋に新たにエアコンを設置する需要が高まっています。この様な需要に対し、薄さと質感で部屋に馴染むデザインの壁掛形ルームエアコン『risora』と、小さな個室や廊下・洗面室など非居室向けの小空間マルチカセット形『ココタス』の新シリーズを2021年3月に発売しました。

『risora』は、新たな表情を持つ室内機の前面パネルを2種用意しました。やわらかな色合いで木の質感を感じさせるパネル「ナチュラルウッド」は、家で過ごす時間が増えた中、落ち着いた表情で部屋に溶け込みます。もう一つの新パネル「アルミニウムシルバー」は、見る角度や光の加減で表情が変わるデザインに仕上げております。

『ココタス』は従来1台の室外機で2台以上の室内機を接続するマルチタイプのエアコンでしたが、小空間の空調需要の高まりを受け、この度、1台の室外機に1台の室内機を接続するペアタイプを開発し、設置性を向上しました。

また、業務用市場では、クリニックや学習塾、保育園など加湿を求める店舗ユーザー向けに無給水加湿ユニット『うるるユニット』を2020年6月に発売しました。ルームエアコンで培った無給水加湿技術の応用で給気換気しながら加湿ができ、室内の空気質向上を実現します。2021年2月には設備用エアコン『ベルトレスタイプ』の屋外設置対応形を発売しました。室内機を屋外へ設置することで施設内のスペースを有効活用することができます。また設置工事や保守・メンテナンス時も室内に立ち入ることなく作業ができるため、工場の操業時間への影響を軽減できます。高まる換気ニーズに対しても「外気処理モード」を使用することで、室内に新たに設置スペースを設けることなく換気量を増やすことができます。

アプライド機器においては、北米では、専用外気処理システム(DOAS)の新モデルを2020年7月に上市しました。運転効率の向上により、外気取入れのエネルギー消費量を削減します。また、2020年10月には、業界最小級の室内エアハンドリングユニットを上市しました。設置自由度の高いコンパクト設計を用いながら、大型モデルと同等の機能と性能を実現しました。さらに高性能エアフィルターやコンタミ防止構造を採用することで、より良い室内空気質を提供します。

欧州では、2020年9月に、低GWP冷媒R1234zeを採用した水冷スクリューヒートポンプチラーを上市しました。当社上市済みの空冷ヒートポンプチラーとの併用により、空調のみならず、給湯用途にも対応できます。

中国では、2020年4月にモジュール式磁気軸受ターボチラーを上市しました。かつてないコンパクト性と軽量性を実現し、フォークリフトや乗用エレベーターでの運搬を可能にしました。さらに、現地での簡易施工でユニットの連結(冷房能力拡張)が可能となり、既存物件の部分更新、増設や分割投資の需要に対応します。また、2021年3月に、中小型のデータセンター向けの、サーバー冷却効率を大幅に向上できるフリークーリング機能を搭載したモジュール式スクロールチラーを上市しました。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、63,063百万円であります。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発及び用途開発を行っております。
  フッ素樹脂、ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性、誘電特性などを活かし、自動車、半導体、ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っております。フッ素の非粘着性、耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、撥水撥油性を活かしたテキスタイル処理剤、カーペット処理剤の開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした情報通信・情報端末用材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っております。これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としてはフィルムなどの加工品や他素材との複合材料開発を、先端材料研究としてはメディカル分野、光学分野、環境分野、電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指しております。特に車載電池分野では、グローバルで連携し市場の更なる開拓に注力します。また、SDGsの観点で、様々な環境対応型商品開発を推進しております。
  これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施しております。

 

化学事業に係る研究開発費は、6,704百万円であります。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現しております。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めております。

プレスなどの産業機械向けの『スーパーユニット』は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与しております。

また、電動に匹敵する高い応答性と省エネ性を実現した成形機向けの大型システムも市場に投入し、異電圧電源対応などアジア各国、その他の地域特性に合わせた機種シリーズを拡充し、各地域での採用が進んでおり、プレスなど、他の用途でのグローバル展開、拡販も進めております。

さらに、特殊車両用の省エネシステムについても開発を進めており、車両向けの油圧ハイブリッドシステムが実機採用されております。

このように従来の油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めております。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾弾頭と在宅酸素医療用機器に関する研究を行っております。

 

その他事業に係る研究開発費は、1,969百万円であります。

 

5 【研究開発活動】

当社グループは、世界規模での地球温暖化やエネルギー問題への関心の高まりを受け、地球環境問題に対して積極的に貢献し事業拡大するべく、テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を中心に、先端技術の研究開発に取り組んでおります。

2018年には、東京大学と「産学協創協定」を締結しました。両組織間の包括的な提携により、共同研究に留まらず両者で掲げる未来ビジョン作りや、相互の人材交流、東京大学関連ベンチャー企業との協業など、幅広く協業を推進してまいります。また、情報科学分野を中心にAI人材の養成などを行う「包括連携契約」を締結した大阪大学や、京都大学、中国の清華大学、北京大学などとの産学連携や様々な産産連携を推進し、協創することで、イノベーションを生み出し、複雑な社会課題を解決し、新たなビジネスを創出しております。

また、空間から得られる様々なデータを基に、各パートナー企業が持つノウハウを活用しながら、新たな価値やサービスを生み出していくための協創型プラットホーム「CRESNECT」の第1弾プロジェクトである「未来のオフィス空間」実現のための会員型コワーキングスペース『point 0 marunouchi』を2019年に開設し、実証実験に取り組んでおります。

これらの取組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出していきます。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、67,967百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りであります。

 

①  空調・冷凍機事業

住宅用、業務用空調機器において、健康で快適な空間づくりに欠かせない湿度コントロール技術に優れた空調商品をラインナップしたブランドライン「うるるとさららシリーズ」を新たに立ち上げました。壁掛形ルームエアコン『うるさらX(エックス)』『うるさらmini(ミニ)』、除加湿ストリーマ空気清浄機『うるるとさらら空気清浄機』、店舗・オフィスエアコン『うるるとさららZEAS(ジアス)』を2019年11月より順次発売しております。

当社は空気・空間における湿度の重要性にいち早く着目し、1999年に世界初の湿度コントロール技術を搭載したルームエアコン『うるるとさらら』を発売しました。発売20周年を機に立ち上げた本ブランドの展開で、湿度に対する生活者の意識を高めるとともに、人々の暮らしの空間であるリビングルームや寝室、子ども部屋、オフィスや店舗、病院など、あらゆる場所の年間を通じた健康・快適な空間づくりを提供してまいります。

『うるさらX』においては、加湿・除湿といった湿度コントロール技術を活用し、室内機の熱交換器を洗浄する技術を開発しました。夏、冬問わず年間を通じて室内機を清潔に保ちます。また給気方式での換気機能を搭載しており、外の空気を入れながら、部屋を空調することで快適な室内環境を実現します。

『うるさらmini』においては、加湿能力が『うるさらX』と同等でありながら、室内機を薄型設計しました。寝室、小部屋に向けたうるるとさららエントリーモデルとして開発しております。

『うるるとさらら空気清浄機』においては、加湿、除湿、空気清浄、脱臭機能を搭載。更に当社壁掛形エアコンとの連動機能を新たに開発し、湿度制御技術を持たない機器でも除湿、加湿制御を可能にしております。

また、住宅用空調機器において、インテリアとの調和を追求した壁掛形エアコン『risora』では、室内機正面パネルを好みの色に変更でき、また、木目・大理石・レザーなどの質感を再現できる有料オプションサービス『risora custom style』を2019年6月に株式会社サンゲツと共同で企画しました。内装イメージに合わせた壁紙やルームエアコンの組合せを楽しみながら選ぶことができ、自分だけのこだわりの空間づくりに貢献します。

業務用空調機器において、店舗・オフィス用エアコン「スカイエア」の新機種として、清潔性や省エネ性の向上を実現する「FIVE STAR ZEAS(ファイブスタージアス)」シリーズと「Eco-ZEAS(エコジアス)」シリーズを2020年4月に発売します。本商品は、新たに搭載した「水内部クリーン」で、冷房や除湿冷房の運転終了後、結露水で熱交換器のホコリを洗い流し、送風運転と加熱乾燥運転によって内部を乾燥させることでエアコン内部を清潔にします。2018年4月に発売した不快なニオイの原因となる室内機内部のカビの成長を抑制する「ストリーマ内部クリーン」と組み合わせることでより健康に配慮したクリーンな空間の実現を目指します。

大容量タイプ(8・10馬力)においては、業界で初めて地球温暖化への影響が少ない冷媒R32を採用し、環境性を向上させました。省エネ性も従来機と比べて約20%向上し、19kgの軽量化(8馬力)も実現することで、使用者だけでなく施工者への負担も軽減します。

中~大規模ビルで使用される「VRV X」シリーズを2020年4月に発売します。近年、猛暑や台風などによる自然災害が増加し、室外機が置かれる環境はますます過酷になっていることに着目し、室外機のフレーム構造を強化することで、耐震性・耐風性を向上させました。震度7相当の振動試験、風速60 m/s相当の試験をクリアしています。

また、熱交換効率の高いマイクロチャネル熱交換器により、外気温41℃まで定格冷房能力を維持し、酷暑の過酷な環境においても安定した冷房能力を発揮します。

近年の設備施工者の人手不足に対しては、室内機の施工で負担の大きかったドレン配管工事の作業を容易にする「勾配フリー方式」を「VRV X」「スカイエア」ともに採用し、設置工事の作業負荷を軽減しました。

さらに当社は、エアコンの設備設計、施工、試運転に至るまでの工程で作業効率の向上を目指します。空調負荷の計算、選定、資料作成を自動化するクラウド型空調設計支援アプリケーション『DK-BIM』や、『空調工事完成図書作成支援アプリ(仮称)』などの業務支援サービスを利用いただくことで、空調設備が完成するまでのあらゆる工程において、大幅な工数削減を目指しております。

工場・倉庫等の大空間で使用する設備用エアコンにおいては、従来機と比べて省エネ・省施工・省メンテナンスを実現する「ベルトレスタイプ」を開発しました。従来の設備用エアコンでは、熟練技術者による調整やメンテナンスが必要で、費用と工数がかかっていましたが、本商品ではファンとモーターを直結した「ダイレクトドライブ方式」を採用することで、それらを大幅に軽減する事が可能です。また、市場の大部分を占める既設機からの入れ替え工事でも、風量を自動で調整する機能を搭載しており、大幅な施工時間短縮につながります。近年の人手不足による施工・メンテナンスにおける課題は空調業界全般に共通するものであり、今後、空調メーカーとしても継続的にこの課題を解決できる商品を創出してまいります。

アプライド機器においては、北米では、効率、カスタマイズ性を改善した新しい中大型ルーフトップを2019年9月に上市しました。また、急成長するデータセンター冷却市場向けに最適設計を行い、省エネ性能の高いフリークーリング機能を搭載した空冷チラーを2020年3月に上市しました。

欧州では、Fガス規制が強化される中、2019年12月に冷媒R513Aを採用したターボチラーを、2020年1月に冷媒R32を採用したスクロールヒートポンプチラーを矢継ぎ早に市場に投入し、昨年に引き続き低GWP冷媒の採用を拡大しました。

中国では、新型圧縮機を搭載し、用途範囲も一般空調から高温ヒートポンプ、氷蓄熱まで拡大する大型ターボチラーを2019年12月に上市しました。また、東南アジアなどの海外市場から要求がある環境負荷の低い低圧冷媒を採用した磁気軸受ターボチラーも2019年11月に上市しました。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、59,140百万円であります。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発及び用途開発を行っております。
  フッ素樹脂・ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性、誘電特性などを活かし、自動車・半導体・ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っております。フッ素の非粘着性、耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、撥水撥油性を活かしたテキスタイル処理剤、カーペット処理剤の開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした液晶関連材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っております。冷媒分野では、人工知能等を活用し環境規制対応の次世代冷媒の開発を加速しております。
これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としてはフィルム等の加工品や他素材との複合材料開発を、先端材料研究としてはメディカル分野、光学分野、環境分野、電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指しております。特に車載電池分野では、グローバルで連携し市場の更なる開拓に注力します。
  これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施しております。

 

化学事業に係る研究開発費は、6,727百万円であります。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現しております。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めております。

プレスなどの産業機械向けの『スーパーユニット』は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与しております。

また、電動に匹敵する高い応答性と省エネ性を実現した成形機向けの大型システムも市場に投入し、異電圧電源対応などアジア各国、その他の地域特性に合わせた機種シリーズを拡充し、各地域での採用が進んでおり、プレスなど、他の用途でのグローバル展開、拡販も進めております。

さらに、特殊車両用の省エネシステムについても開発を進めており、車両向けの油圧ハイブリッドシステムが実機採用されております。

このように従来の油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めております。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾弾頭と在宅酸素医療用機器に関する研究を行っております。

 

その他事業に係る研究開発費は、2,100百万円であります。

 

5 【研究開発活動】

当社グループは、世界規模での地球温暖化やエネルギー問題への関心の高まりを受け、地球環境問題に対して積極的に貢献し事業拡大するべく、テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を中心に、先端的な研究開発に取り組んでおります。

昨年(2018年)には、東京大学と「産学協創協定」を締結しました。両組織の包括的な共同研究及び人材交流や東京大学関連ベンチャー企業との協業を高度なレベルで推進してまいります。

既に提携している京都大学や中国の精華大学、北京大学等の産学連携や様々な産産連携を推進し、協創することで、イノベーションを生み出し、複雑な社会課題を解決し、新たなビジネスを創出してまいります。

また、「未来のオフィス空間」づくりを目指し、空間から得られる様々なデータを基に、各パートナー企業が持つノウハウを活用しながら、新たな価値やサービスを生み出していくための協創型プラットホーム「CRESNECT」を開設しました。

これらの取組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出していきます。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、65,215百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りであります。

 

①  空調・冷凍機事業

住宅用空調機器の壁掛形エアコン『うるさら7』において、天気や季節が変わっても好みの温熱環境を自動で実現する「AI快適自動」運転を新たな機能として開発しました。当社はかねてから湿度が体感温度に及ぼす影響に注目し、加湿・除湿といった湿度コントロール技術を開発してきましたが、本商品では湿度コントロールをはじめとした当社独自の制御技術に、好みの温熱環境を学習するAIを組み合わせることで、年間を通じて快適な室内環境を実現します。

住宅設備機器において、住宅の立地や部屋の用途によっては、湿気が原因で住まいや収納物が傷むことやカビが発生することに着目し、水捨て不要で24時間365日連続運転が出来る住まい向け除湿乾燥機(壁掛形)『カライエ』を2019年2月に発売しました。当社のルームエアコン『うるさら7』が搭載する「無給水加湿」の技術を応用し、室内の空気中に含まれる水分を吸着素材(デシカントエレメント)に吸収させ、高湿度の空気として気体のまま屋外へ排出することで、水捨て作業が不要な除湿を可能にしております。

業務用空調機器において、店舗・オフィス用エアコン『スカイエア』の新機種として、業界で唯一、温度と除湿レベルを同時に設定することで、これまで以上の快適性を実現する『FIVE STAR ZEAS(ファイブスタージアス)』シリーズと『Eco-ZEAS(エコジアス)』シリーズを2018年4月に発売しました。本商品は、新たに搭載した「除湿冷房運転」で、湿度が高く蒸し暑い夏場に、従来よりもさらに快適な空気を実現します。また、当社独自のストリーマ放電技術を応用し、不快なニオイの原因となる室内機内部のカビの成長を抑制する「ストリーマ内部クリーン」、誰もいない夜間に人を検知するとLEDライトやブザーで報せる「夜間みまもり」機能を新たに開発しました。これらを飲食店や病院などに提案してまいります。

また、業務用個別運転マルチエアコンの最高級モデル『VRV X』シリーズと、標準モデル『VRV A』シリーズを2018年7月に発売しました。新開発の室外機にはコンパクトで高効率なオールアルミ製「マイクロチャネル熱交換器」を採用したことにより、銅とアルミ製の熱交換器を搭載した従来機に比べて、設置面積を7%削減しました。屋上の限られたスペースにも有効です。大容量圧縮機の搭載や熱交換効率向上により、外気温41℃まで定格冷房能力を発揮し、外気温50℃でも冷房運転が可能になり、近年の猛暑に対する運転能力を向上させました。

また、業界で初めて低温暖化冷媒HFC-32(R32)を採用し、従来機種より大幅に環境性を高めた業務用個別運転マルチエアコン『GREENマルチ』を、2018年8月より発売しました。HFC-32は従来のR-410Aに比べて地球温暖化係数(GWP)が低く、エネルギー効率に優れ、冷媒充填量が削減できるため、本製品の冷媒による温暖化影響は、従来機に比べて76%の削減を実現します。これはキガリ改正における2029年までの削減目標に相当するものであります。さらに使用期間中においても高い省エネ性でCO2排出量を削減し、環境負荷を低減します。

 

アプライド機器においては、北米では、屋外設置型の高効率・高気密度エアハンや全熱交機能付き中小型ルーフトップ『Rebel』の発売(2018年5月)を行い、高効率商品・機能の拡充を行いました。

欧州では、Fガス規制、省エネ規制により、低GWP冷媒への需要が高まる中、冷媒R32を採用したノンインバータスクロールチラーを業界に先駆けて2018年7月に発売し、また、フリークリング仕様機も2018年11月に発売しました。

中国では、新GB規格に対応したターボチラー、スクリューチラーの発売や、冷媒R32を採用した寒冷地向け空冷ヒートポンプモジュールチラーを発売しました。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、56,722百万円であります。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発および用途開発を行っております。

フッ素樹脂、ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性、誘電特性などを活かし、自動車・半導体・ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っております。フッ素の非粘着性、耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、撥水撥油性を活かしたテキスタイル処理剤、カーペット処理剤の開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした液晶関連材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っております。冷媒分野では、人工知能等を活用し環境規制対応の次世代冷媒の開発を加速しております。

これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としてはフィルム等の加工品や他素材との複合材料開発を行い、先端材料研究としてはメディカル分野、光学分野、環境分野、電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指しております。

特に、次世代パワー半導体分野では、独自のフッ素樹脂を用いることで、ポリプロピレンと比べ誘電率が約5倍となるフィルムコンデンサー用の新素材を開発しました。

これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施しております。
 

化学事業に係る研究開発費は、6,594百万円であります。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現しております。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めております。

プレスなどの産業機械向けの「スーパーユニット」は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与しております。

また、電動に匹敵する高い応答性と省エネ性を実現した成形機向けの大型システムも市場に投入し、異電圧電源対応などアジア各国、その他の地域特性に合わせた機種シリーズを拡充し、各地域での採用が進んでおり、プレスなど、他の用途でのグローバル展開、拡販も進めております。

さらに、特殊車両用の省エネシステムについても開発を進めており、車両向けの油圧ハイブリッドシステムが実機採用されております。

このように従来の油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めております。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾弾頭と在宅酸素医療用機器に関する研究を行っております。

 

その他事業に係る研究開発費は、1,898百万円であります。

 

 

5 【研究開発活動】

当社グループは、世界規模での地球温暖化やエネルギー問題への関心の高まりを受け、地球環境問題に対して積極的に貢献し事業拡大するべく、先端的な研究開発に取り組んでいる。

平成27年には、ダイキングループの技術・商品開発の中核施設として、グループ内はもちろんのこと、産産・産学・産官協業など世界中の知恵を融合し、最先端のコア技術・基盤技術の研究開発と、顧客に新しい付加価値を提供する差別化商品の開発を行うテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を開所した。

また、欧州・中国をはじめ、グローバル各拠点の開発機能も強化しており、国内の研究開発部門で生み出した新技術を利用し、現地ニーズに合った商品の開発を行っている。

加えて昨年(平成28年)には、最先端技術が集積するシリコンバレーに、技術探索拠点としてテクノロジー・オフィスを設置した。

これらの取組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出していく。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、620億50百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りである。

 

①  空調・冷凍機事業

住宅用空調機器の壁掛形エアコン『うるさら7』において、風が人に当たりにくい快適気流の「冷房時のサーキュレーション気流、暖房時の垂直気流」、冷房時の温度と湿度を双方コントロールする「プレミアム冷房」等で快適な空間を実現し好評を得ているが、この快適空間を素早く実現させるため、運転開始時の圧縮機制御、気流制御に磨きをかけ、冷房時における快適空間到達時間を40%短縮した。

また、インテリアの多様化・個性化に伴い、部屋内に常設するエアコンの室内機の大型化や表面の樹脂によりインテリアとマッチしにくい等の状況がある中、省エネ基準を達成しながら業界最薄の厚さ185㎜を実現し、室内機の質感にも拘り、『うるさら7』に搭載している快適な機能も継承した『risora(リソラ)』を平成30年3月に発売した。

住宅設備機器において、近年の高齢化や居室空調の普及に伴い、洗面・廊下等の非居室と居室の温度差が大きく、ヒートショックを起こすリスクが高まっていることに着目し、小空間に設置可能な業界最小サイズの小空間マルチカセット形エアコン『ココタス』を平成30年2月に発売した。従来の天井埋込カセット形に比べ、化粧パネルを約68%小型化したコンパクト室内機を実現している。また、多様化するライフスタイルに応じて、今までの非居室に『ココタス』を設置することで居室化し、住空間を個性豊かに変える新しい発想のエアコンとして新しいライフスタイルを提案していく。

業務用空調機器において、都市部に多い狭小地への設置に対応した店舗・オフィス用マルチエアコンを平成29年4月に発売した。限られた場所でも搬入・設置しやすい軽量コンパクトな横吹形室外機を採用し、従来のビル用マルチエアコン室外機に比べ設置面積を最大58%削減して小型化を実現した。容量は4馬力から12馬力まで幅広く揃え、ビル用マルチエアコンの全室内機に接続、個別運転を可能とし、幅広い用途の建物に対応している。

また、同時期に店舗・オフィス用エアコン『FIVE STAR ZEAS』を新発売し、利用者から施工者まですべての人の使いやすさを追求した「直感リモコン」を採用した。快適性・省エネ性・利便性を考慮した多くの機能を搭載することにより、複雑化したリモコンを見直し、高齢者や訪日外国人でも直感で操作できる使いやすさを実現した。

ビル用マルチエアコン室内機において、工場等の作業空間の対人空調として一人ひとりを快適にする『マルチキューブ』エアコンの発売を開始した。キューブ型のコンパクト室内機に大型のプロペラファンを搭載し、冷房時の吹出し温度制御を行うことで個人に合わせたスポット空調を行うことが可能となった。1台ごとに運転・停止が可能で無駄な稼働とそれに伴う電気代のロスが抑えられる。また、長尺配管により大空間のレイアウトにも自在な対応が可能となった。従来型の工場ライン空調ではダクト吹出しであったものを『マルチキューブ』を採用することでダクト工事が不要で据付や生産ライン変更に対しても柔軟な移設対応が可能となった。

アプライド機器においては、北米では、小型ゾーン向けのエアハンドリングユニットを平成29年6月に発売した。また、大風量ファンコイルも平成29年10月に発売した。さらに、顧客ニーズに応えるため、高効率型の水冷スクリューチラーを平成29年4月に発売した。

欧州では、平成29年5月に高外気対応インバータスクリューチラーを中東向けに開発した。また、昨年発売した高効率インバータスクリューチラーのオプション(マリーン、ヒートリカバリー)対応機や急速に需要が高まるHFO冷媒対応機を平成30年1月に開発した。その他、平成30年に発効する規制強化(エコデザイン)に対応するため、ミニチラー・スクロールチラーの効率アップや熱回収需要に対応する冷温水同時取出しチラーの開発を行った。

中国では、チラー性能に対する新GB規制が施行され、基準値が変更されたことに伴い、既存単段圧縮機(WSC)の性能改善のため、モデルチェンジを実施した。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、540億54百万円である。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発及び用途開発を行っている。

フッ素樹脂・ゴムではフッ素材料が得意とする耐熱性や耐薬品性・誘電特性などを活かし、自動車・半導体・ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っている。その他に撥水撥油性を活かしたテキスタイル処理剤の開発、防汚性を活かした情報端末用指紋付着防止剤、フッ素の非粘着性・耐薬品性を活かしたコーティング材料、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした医薬中間体の受託合成など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っている。冷媒分野では、環境規制対応の次世代冷媒に開発を継続している。

これらの開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としては、フィルム等の加工品や他素材との複合材料開発、先端材料研究としてはメディカル分野・光学分野・環境分野・電池エネルギー分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指している。特に次世代パワー半導体分野では、独自のフッ素樹脂を用いることでポリプロピレンと比べ誘電率が約5倍となるフィルムコンデンサー用の新素材を開発した。

これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施している。

また、市場が拡大する東南アジアでは、販売・技術系サポート・マーケティング機能を持つダイキン・ケミカル・サウスイーストアジア社を設立し、顧客ニーズに合わせた商品開発と顧客開拓を加速し、フッ素化学事業の更なる拡大を図る。

 

化学事業に係る研究開発費は、61億68百万円である。

 

③  その他事業

油機関連では、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現している。また、国内外での採用拡大に取り組む中低圧・小容量市場に加え、高圧・大容量市場への用途開発を進めている。

プレスなどの産業機械向けの「スーパーユニット」は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与している。

また、電動に匹敵する高い応答性と省エネ性を実現した成形機向けの大型システムも市場に投入し、異電圧電源対応などアジア各国、その他の地域特性に合わせた機種シリーズを拡充し、各地域での採用が進んでおり、プレスなど、他の用途でのグローバル展開、拡販も進めている。

さらに、特殊車両用の省エネシステムについても開発を進めており、車両向けの油圧ハイブリッドシステムが実機採用されている。

このように従来油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めている。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾用部品に関する研究を行っている。

 

その他事業に係る研究開発費は、18億27百万円である。

 

 

6 【研究開発活動】

当社グループは、世界規模での地球温暖化やエネルギー問題への関心の高まりを受け、地球環境問題に対して積極的に貢献し事業拡大するべく、先端的な研究開発に取り組んでいる。

一昨年(平成27年)には、ダイキングループの技術・商品開発の中核施設として、グループ内はもちろんのこと、産産・産学・産官協業など世界中の知恵を融合し、最先端のコア技術・基盤技術の研究開発と、顧客に新しい付加価値を提供する差別化商品の開発を行うテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を開所した。

TICには、従来、空調におけるヒートポンプ技術、インバータ技術に加え、環境建築・再生可能エネルギー領域、材料加工領域での新商品開発に取り組んできた環境技術研究所と、最先端のIT(情報技術)活用により、空調制御システムの開発と空調を軸とした省エネソリューションビジネスの研究を行ってきたソリューション商品開発センターを統合した。また、空調生産本部で空調商品の開発に携わる技術者や、化学研究開発センターでフッ素の新たな用途開発、高機能材料、環境社会に適合する材料の開発に取り組んでいた技術者の一部も糾合した。

また、欧州・中国をはじめ、グローバル各拠点の開発機能も強化しており、国内の研究開発部門で生み出した新技術を利用し、現地ニーズに合った商品の開発を行っている。

これらの取組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出していく。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、538億70百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りである。

 

①  空調・冷凍機事業

住宅用空調機器の壁掛形エアコン『うるさら7』において、吹出しの風が人に直接当たりにくい快適な気流制御「冷房時:サーキュレーション気流、暖房時:垂直気流」を実現し好評を得ているが、冷房に際して、サーキュレーション気流と垂直気流のコンビネーションを採用する事で人に直接風を当てることなく部屋全体の温度ムラを素早く解消した。これらの気流コントロールと快適性をさらに高める当社独自の無給水加湿技術、冷房除湿コントロールで、包み込むような快適空間を実現した。

住宅用マルチエアコンの壁掛形室内機として「UXシリーズ」を発売した。住宅のインテリアデザインに対する意識の高まりから、工業デザイナーとダイキンヨーロッパ社が「インテリアとの調和」をコンセプトに曲面を基調とした前面パネルを採用し壁との一体感を感じさせるデザインを採用した。また、マルチエアコンに『UXシリーズ』と温水床暖房を接続する事で、デザインに加え連動制御による省エネ性と快適性を実現し一般財団法人省エネルギーセンター主催の平成28年度省エネ大賞を受賞した。

業務用空調機器において、ビル用マルチエアコン『VRV X』シリーズを発売した。今回、冷媒回路の見直しを実施し、低負荷時の運転効率を向上させ年間の消費電力量を大幅に削減した。また、天井カセット形の室内ユニットでは、従来の気流方式を根本から見直した「アクティブサーキュレーション気流」を採用し、足元から暖かく快適な暖房を実現した。さらに、輻射空調や床暖房などの風を感じない空調システムを簡単に導入したいというニーズに応え、冷温水を作り出す「冷温水ユニット」を新たに品揃えした。

アプライド機器においては、北米では、大幅にコスト力を高め、高リフト条件にも対応した次世代磁気軸受ターボ冷凍機の発売を平成28年12月に行った。また、冷凍能力1,500RTの高効率2段式ターボ冷凍機は、業界最高レベルの全負荷パフォーマンスを実現し、平成28年10月に発売した。

中国では、更新需要向けモジュールターボ冷凍機を開発した。チラーは環境ニーズに対応し、DCインバータ冷房専用チラーを平成28年11月に発売し、高効率の空冷磁気軸受チラー・超高効率のヒートポンプチラーを平成28年12月に発売した。

欧州では、業界最高効率を実現したインバータスクリューチラーを開発し、平成28年7月に発売した。また、2次側商品は簡易選定と圧倒的な高効率製品の開発を進め、病院や衛生市場向けのエアハンドリングユニットを平成29年3月に発売した。分散型換気ニーズに向けた天井埋込み型エアハンドリングユニットは平成29年1月に発売した。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、458億87百万円である。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発及び用途開発を行っている。

フッ素樹脂・ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性・誘電特性などを活かし、自動車・半導体・ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っている。また、フッ素の非粘着性・耐薬品性を活かしたコーティング材料開発、撥水撥油性を活かしたテキスタイル処理剤・カーペット処理剤の開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした液晶関連材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究開発を行っている。

これらの素材開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としてはフィルム等の加工品や他素材との複合材料開発、先端材料研究としてはメディカル分野・光学分野・環境分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指している。特に電池エネルギー分野では、リチウム二次電池の高容量化・安全性向上にフッ素材料が欠かせないとみて、電解液・添加剤・正極バインダー・ガスケット等の開発に注力している。

冷媒分野では、環境規制対応の次世代冷媒の開発を加速し、今期は従来の冷凍冷蔵機器に多く使用されているR-404Aより地球温暖化係数(GWP)が約62%低く、オゾン破壊係数ゼロ、かつ不燃である新冷媒R-407Hを新たに開発した。今後さらに温暖化係数の低い冷媒開発にも取り組んでいく。

これらの研究開発を加速・推進するべく、化学事業部では新商品開発の確実な実行を担い、TICにおいては、化学事業につながる次世代テーマの探索を実施している。

 

化学事業に係る研究開発費は、62億11百万円である。

 

③  その他事業

油機関連では、大容量シリーズ化と用途開発を進めており、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現している。

プレスなどの産業機械向けの「スーパーユニット」は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与している。

また、電動に匹敵する高い応答性と省エネ性を実現した成形機向けの大型システムも市場に投入し、異電圧電源対応などアジア各国、その他の地域特性に合わせた機種シリーズを拡充し、各地域での採用が進んでおり、プレスなど、他の用途でのグローバル展開、拡販も進めている。

さらに、特殊車両用の省エネシステムについても開発を進めており、車両向けの油圧ハイブリッドシステムが実機採用されている。

このように従来油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めている。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾用部品に関する研究を行っている。

 

その他事業に係る研究開発費は、17億71百万円である。

 

 

6 【研究開発活動】

当社グループは、世界規模での地球温暖化やエネルギー問題への関心の高まりを受け、地球環境問題に対して積極的に貢献し事業拡大するべく、先端的な研究開発に取り組んでいる。

昨年(平成27年)には、ダイキングループの技術・商品開発の中核施設として、グループ内はもちろんのこと、産産・産学・産官協業など世界中の知恵を融合し、最先端のコア技術・基盤技術の研究開発と、顧客に新しい付加価値を提供する差別化商品の開発を行うテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を開所した。

TICには、従来、空調におけるヒートポンプ技術、インバータ技術に加え、環境建築・再生可能エネルギー領域、材料加工領域での新商品開発に取り組んできた環境技術研究所と、最先端のIT(情報技術)活用により、空調制御システムの開発と空調を軸とした省エネソリューションビジネスの研究を行ってきたソリューション商品開発センターを統合した。また、空調生産本部で空調商品の開発に携わる技術者や、化学研究開発センターでフッ素の新たな用途開発、高機能材料、環境社会に適合する材料の開発に取り組んでいた技術者の一部も糾合した。

また、欧州・中国をはじめ、グローバル各拠点の開発機能も強化しており、国内の研究開発部門で生み出した新技術を利用し、現地ニーズに合った商品の開発を行っている。

これらの取組みにより、研究開発の大幅な効率化とスピードアップを図り、グローバル各地域で差別化商品を生み出していく。

 

当連結会計年度におけるグループ全体の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、461億38百万円であり、当連結会計年度における各事業別の主要な取り組みと成果及び研究開発費は次の通りである。

 

①  空調・冷凍機事業

住宅用空調機器の壁掛形エアコン『うるさら7』においては、外気温度マイナス15℃においても定格暖房性能を発揮する寒冷地仕様と同じ高い暖房性能を発揮し、更にはエアコン下の壁から床への「垂直気流」を業界で初めて実現し、人に当たりにくい気流制御で床暖房のような快適な簡易輻射暖房を実現した。無給水加湿は継続して搭載しており、適度な湿度コントロールと適度な温度コントロール、気流コントロールで今までに無い快適さを実現した。冷房は温湿度コントロールと0.5℃単位での細かな制御の「プレミアム冷房」と天井から冷気が降り注ぐ「サーキュレーション気流」を搭載しており、年間を通して快適性を維持できる唯一のエアコンを発売した。

業務用空調機器において、平成27年10月に店舗・オフィス用エアコン『FIVE STAR ZEAS』を発売した。更新ニーズに応えるため、熱交換器に交換効率の高いオールアルミ製の「ダブルマイクロチャネル熱交換器」を採用し、高い省エネ性を実現した。従来のインバータエアコンの更新でも約70%の消費電力を削減すると共に、使用する冷媒量の削減により地球温暖化への影響を約76%低減し、更には環境負荷の少ない新冷媒HFC32(R32)に対応した室内機の品揃えを大幅に拡充した。業務用エアコンにおいて特に重要視される「省エネ」「環境」「快適」「安心設計」「施工性」の5つの視点で最高級を追求した『FIVE STAR ZEAS』シリーズの更なる普及を目指す。

ビル用マルチエアコンにおいては、建物全体のエネルギー消費を正味ゼロにするネット・ゼロ・エネルギー・ビルの実現に向け、年間運転効率を大幅に向上した『VRV X』シリーズを発売した。低負荷時の運転効率を大幅に向上した新型スクロール圧縮機と、熱負荷に合わせて全自動で冷媒温度をコントロールする新しい冷媒制御を搭載することで年間の消費電力量を大幅に削減した。更に外気温度50℃という厳しい環境下での冷房運転が可能になり、また、配管接続の自由度も高めることで多用な設置状況に対応した。

住宅用空気清浄機では、部品の工夫・配置の工夫をゼロから見直し、全く新しい住宅用空気清浄機を発売した。今までの前面から奥行き方向へ部品配置していたものを下から上へと部品を積み上げる配置に変更し、タワー型のような形状として設置面積が従来の20%削減され、人が聞こえる運転音も大幅に低減し、スタイリッシュな形状に合わせて性能向上も実現した。

北米では、新型空冷インバータスクリューチラーを平成27年12月に発売し、ボリュームゾーン向け空冷スクロールチラーの容量拡大を行った。

中国では、モジュールチラーや二段ターボ冷凍機は更新需要向けの機種拡充を行い、磁気軸受ターボ冷凍機は高IPLV市場に向けた機種を展開した。水冷スクリューチラーはACインバータ化を行い、空冷スクリューチラーはマイクロチャネル化を行った。

欧州では、高効率チラーの更なる普及のために空冷INVスクリューチラーをモデルチェンジした。マイクロチャネル熱交換器を搭載し、制御ニーズ対応のため簡易台数制御機能の標準ラインナップ化を行った。

 

空調・冷凍機事業に係る研究開発費は、397億64百万円である。

 

②  化学事業

化学事業の研究開発は、豊富なフッ素素材や多岐にわたるフッ素化学関連技術を元に新商品開発及び用途開発を行っている。

フッ素樹脂・ゴムではフッ素材料の得意とする耐熱性や耐薬品性、誘電特性などを活かし、自動車・半導体・ワイヤー&ケーブル(IT分野)などでの差別化新商品研究を行っている。フッ素の非粘着性・耐薬品性を活かしたコーティング材料開発では、当期京セラ㈱と共同開発したフライパン用塗料(セラミック技術とフッ素技術を組み合わせた塗料)を上市している。また、撥水撥油性を活かしたテキスタイル処理剤、カーペット処理剤の開発、さらには含フッ素化合物の機能性を活かした液晶関連材料の開発や、医薬中間体の受託合成研究など、フッ素に関する幅広い研究を行っている。

これらの素材開発に加え、周辺事業領域の研究開発や用途開発としてはフィルム等の加工品や他素材との複合材料開発、先端材料研究としてはメディカル分野・光学分野・環境分野などで新たな部材・デバイスビジネスの探索を進めることによってフッ素化学グローバルNo.1、オンリーワンのケミカルソリューション事業展開を目指している。特に電池エネルギー分野では、リチウム二次電池の高容量化・安全性向上にフッ素材料が欠かせないとみて、電解液・添加剤・正極バインダー・ガスケット等の開発に注力している。

冷媒分野では、グローバルでの事業拡大に向けてソルベイ社の生産拠点を買収し、また、環境規制対応の次世代冷媒の開発も実施し、ビル向け・家庭向け空調機器はもちろんのこと、自動車向けにも本格的に進出していく。

これらの研究開発を加速し、推進するべく、「化学研究開発センター」では切れ目のない新商品開発・次世代大型テーマの創出を主に担い、「テクニカルサービス部」ではユーザーからの要求に迅速に対応した中・短期集中テーマの確実な実行を担っている。また、今期開所したTICにおいては、化学事業につながる次々世代テーマの探索を実施している。

 

化学事業に係る研究開発費は、49億57百万円である。

 

③  その他事業

油機関連では、大容量シリーズ化と用途開発を進めており、油圧技術とインバータ技術を融合させた商品であるハイブリッド油圧システムの特徴を活かし、従来の油圧システムではなし得ない省エネ性と高機能を実現している。

プレスなどの産業機械向けの「スーパーユニット」は工場の電力削減の切り札として省エネ性で高い評価を得ており、低騒音、発熱低減、タンク油量削減による作業環境改善や環境負荷低減にも寄与している。

また、電動に匹敵する高い応答性と省エネ性を実現した成形機向けの大型システムも市場に投入し、異電圧電源対応などアジア各国、その他の地域特性に合わせた機種シリーズを拡充し、各地域での採用が進んでおり、プレスなど、他の用途でのグローバル展開、拡販も進めている。

さらに、建設機械用や特殊車両用の省エネシステムについても開発を進めており、ショベル向けの油圧ハイブリッドシステムが実機採用されている。

このように従来油圧システムに加えて、その枠を超えた先進的な環境対応商品をグローバルに提供する商品と技術の開発を進めている。

特機関連では、主に防衛省向け砲弾・誘導弾用部品に関する研究を行っている。

 

その他事業に係る研究開発費は、14億16百万円である。

 

設備投資等の概要・設備状況本文

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(2026年度)の設備投資計画は2,850億円であり、内訳は次のとおりであります。

セグメントの名称

2026年度計画金額

(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

198,000

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

81,000

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他

6,000

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウエア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額300,030百万円の設備投資を実施しました。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に15,404百万円の投資を実施しました。ダイキン アプライド アメリカズ インク グループにおいても、能力増強投資を中心に63,130百万円の設備投資を実施しました。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に44,664百万円の設備投資を実施し、ダイキン アメリカ インク グループにおいても、7,066百万円の能力増強投資を実施しました。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当しました。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施しておりません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

10,284

13,406

6,118

(224)

152

4,468

34,429

1,772

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,020

8,775

2,292

(294)

159

1,885

18,132

1,335

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

27,455

25,997

1,026

(407)

53

26,561

81,095

2,364

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

4,795

13,565

4,173

(250)

1

22,637

45,173

173

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

1,214

122

209

(15)

1,103

484

3,135

2,385

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

188

0

77

(1)

326

393

986

1,254

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

414

44

673

(2)

219

148

1,500

598

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

1,514

1,130

268

(97)

―

183

3,096

391

ダイキンファインテック㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

959

984

1,014

(20)

26

3,765

6,750

272

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

67

1,168

―

―

324

1,559

146

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,992

5,150

1,160

(153)

4,299

13,603

1,671

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

16,579

14,396

150

(147)

2,127

33,254

1,477

ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド

(インド共和国ラジャスタン州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

14,734

23,841

3,643

(712)

23,951

66,171

5,021

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

3,814

6,865

2,130

(251)

13,265

26,076

2,782

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,432

13,496

853

(152)

7,687

24,470

1,213

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

10,375

8,549

1,314

(979)

2,639

22,879

3,448

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

82,633

76,692

18,185

(1,195)

21,172

198,684

12,880

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

39,619

36,797

945

(746)

39,299

116,662

5,115

ダイキン コンフォート テクノロジーズ ノース アメリカ インク

(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

134,938

60,729

6,538

(2,244)

11,315

213,522

14,878

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

22,962

30,174

2,499

(648)

17,967

73,604

1,290

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

13,198

36,092

810

(837)

12,749

62,850

425

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。

2  ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド、アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、ダイキン コンフォート テクノロジーズ ノース アメリカ インク、大金フッ素化学(中国)有限公司及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載しております。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでおりません。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

5  リース契約により使用している主な設備は、建物、土地、乗用車等です。

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(2025年度)の設備投資計画は2,900億円であり、内訳は次のとおりであります。

セグメントの名称

2025年度計画金額

(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

210,000

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

71,000

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他

9,000

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウエア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額324,648百万円の設備投資を実施しました。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に14,368百万円の投資を実施しました。ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ グループにおいても、能力増強投資を中心に63,241百万円の設備投資を実施しました。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に20,575百万円の設備投資を実施し、大金フッ素化学(中国)有限公司 グループにおいても、9,638百万円の能力増強投資を実施しました。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当しました。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施しておりません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

10,319

12,578

6,118

(224)

173

2,802

31,991

1,730

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,650

7,843

2,313

(294)

125

2,019

16,952

1,307

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

25,581

25,710

1,026

(407)

61

11,931

64,310

2,382

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

4,074

11,849

4,173

(250)

1

6,592

26,691

161

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

1,154

149

209

(15)

1,059

427

3,000

2,335

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

207

―

77

(1)

316

481

1,083

1,236

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

359

13

673

(2)

184

183

1,414

581

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

1,579

1,152

268

(97)

―

203

3,203

372

ダイキンファインテック㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

904

1,059

1,014

(20)

29

1,428

4,436

266

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

58

1,325

―

0

272

1,656

151

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,964

5,531

1,443

(197)

3,522

16,462

1,736

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

15,902

13,842

138

(147)

1,206

31,090

1,583

ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド

(インド共和国ラジャスタン州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

14,311

21,325

3,781

(712)

16,013

55,432

4,672

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

3,998

6,517

1,928

(251)

12,211

24,656

2,765

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

1,986

12,958

772

(152)

5,055

20,773

1,218

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

10,631

7,880

1,190

(979)

3,422

23,125

3,706

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

78,275

61,357

15,270

(1,204)

30,194

185,097

12,784

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

28,263

25,163

530

(699)

24,099

78,056

4,709

ダイキン コンフォート テクノロジーズ ノース アメリカ インク

(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

119,718

48,139

4,430

(2,123)

11,637

183,926

13,796

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

22,105

29,862

2,298

(648)

14,349

68,615

1,253

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

12,626

31,268

757

(837)

10,894

55,547

529

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。

2  ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド、アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、ダイキン コンフォート テクノロジーズ ノース アメリカ インク、大金フッ素化学(中国)有限公司及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載しております。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでおりません。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

5  リース契約により使用している主な設備は、建物、土地、乗用車等です。

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(2024年度)の設備投資計画は2,900億円であり、内訳は次のとおりであります。

セグメントの名称

2024年度計画金額

(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

227,000

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

55,000

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他

8,000

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウエア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額311,462百万円の設備投資を実施しました。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に17,143百万円の投資を実施しました。ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ グループにおいても、能力増強投資を中心に63,853百万円の設備投資を実施しました。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に15,858百万円の設備投資を実施し、大金フッ素化学(中国)有限公司 グループにおいても、15,504百万円の能力増強投資を実施しました。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当しました。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施しておりません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

10,296

12,350

6,118

(224)

230

1,585

30,581

1,696

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,762

7,424

2,313

(294)

128

1,267

15,895

1,283

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

25,901

22,834

1,026

(410)

49

7,343

57,154

2,296

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

4,099

10,291

4,173

(250)

3

3,529

22,098

154

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

369

15

673

(2)

172

69

1,299

564

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

206

―

77

(1)

270

550

1,105

1,188

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

1,218

180

209

(15)

1,018

408

3,035

2,250

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

1,636

1,222

268

(97)

―

130

3,258

362

ダイキンファインテック㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

976

722

281

(10)

23

534

2,537

263

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

47

1,252

―

0

393

1,692

148

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,792

5,580

1,519

(197)

5,833

18,724

2,194

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,222

11,338

145

(147)

12,767

28,473

1,553

ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド

(インド共和国ラジャスタン州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

12,952

18,921

2,930

(562)

10,668

45,473

4,036

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,255

6,973

1,823

(251)

11,504

24,556

2,701

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,037

12,073

730

(152)

5,998

20,841

1,243

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

11,744

6,909

1,279

(979)

4,958

24,891

3,707

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

41,083

44,016

12,135

(1,204)

50,760

147,995

12,597

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

28,061

20,441

537

(699)

18,818

67,858

4,205

ダイキン コンフォート テクノロジーズ ノース アメリカ インク

(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

112,615

48,049

4,486

(2,123)

10,822

175,974

12,890

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

20,108

30,473

2,397

(648)

15,607

68,586

1,233

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

10,812

23,932

767

(837)

17,281

52,792

534

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。

2  ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド、アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、ダイキン コンフォート テクノロジーズ ノース アメリカ インク、大金フッ素化学(中国)有限公司及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載しております。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでおりません。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

5  リース契約により使用している主な設備は、建物、土地、乗用車等です。

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(2023年度)の設備投資計画は3,150億円であり、内訳は次のとおりであります。

セグメントの名称

2023年度計画金額

(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

255,500

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

51,500

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他

8,000

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウエア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額250,286百万円の設備投資を実施しました。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に19,561百万円の投資を実施しました。ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ グループにおいても、能力増強投資を中心に37,399百万円の設備投資を実施しました。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に13,202百万円の設備投資を実施し、ダイキン アメリカ インク グループにおいても、12,005百万円の能力増強投資を実施しました。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当しました。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施しておりません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

10,133

12,266

6,118

(224)

196

1,515

30,230

1,688

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,950

7,661

2,313

(294)

126

855

15,908

1,283

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

26,696

19,989

1,026

(410)

50

6,390

54,153

2,332

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

4,208

8,399

4,173

(250)

5

1,947

18,735

151

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

289

21

673

(2)

110

37

1,132

552

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

196

―

77

(1)

201

293

768

1,161

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

1,050

190

209

(15)

871

325

2,647

2,196

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

1,301

713

268

(97)

―

159

2,443

352

東邦化成㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

735

753

281

(10)

30

294

2,095

259

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

45

1,261

―

0

267

1,574

153

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

6,723

5,514

1,470

(197)

4,180

17,888

2,499

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,385

8,175

139

(147)

5,092

17,793

1,996

ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド

(インド共和国ラジャスタン州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

3,515

3,734

2,643

(562)

18,599

28,493

3,153

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,534

6,911

1,714

(251)

3,884

17,044

2,712

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,068

12,314

686

(152)

5,354

20,424

1,249

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

10,381

5,870

1,221

(1,075)

3,480

20,955

4,168

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

30,949

30,152

9,045

(1,146)

27,024

97,172

11,582

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

24,093

17,378

473

(1,040)

11,436

53,382

3,796

ダイキン コンフォート テクノロジーズ ノース アメリカ インク

(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

99,199

41,902

3,956

(2,123)

10,070

155,129

13,717

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

15,573

29,791

2,302

(648)

9,174

56,841

1,135

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

9,381

15,256

676

(837)

17,147

42,462

556

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。

2  ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド、アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、ダイキン コンフォート テクノロジーズ ノース アメリカ インク、大金フッ素化学(中国)有限公司及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載しております。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでおりません。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

5  リース契約により使用している主な設備は、建物、土地、乗用車等です。

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(2022年度)の設備投資計画は2,100億円であり、内訳は次のとおりであります。

セグメントの名称

2022年度計画金額

(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

168,000

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

37,500

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他

4,500

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウエア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額156,371百万円の設備投資を実施しました。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に17,514百万円の投資を実施しました。ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ グループにおいても、能力増強投資を中心に26,761百万円の設備投資を実施しました。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に10,966百万円の設備投資を実施し、大金フッ素化学(中国)有限公司グループにおいても、6,713百万円の能力増強投資を実施しました。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当しました。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施しておりません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

9,652

12,804

6,118

(224)

195

1,737

30,508

1,690

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,860

7,439

2,313

(294)

142

1,082

15,838

1,288

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

27,404

19,078

1,026

(410)

50

5,196

52,756

2,370

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

3,905

6,545

4,173

(250)

8

3,120

17,752

153

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

316

31

673

(2)

93

45

1,159

543

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

171

0

77

(1)

129

142

521

1,144

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

1,099

208

209

(15)

559

329

2,407

2,122

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

1,224

539

268

(97)

―

137

2,169

342

東邦化成㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

763

772

281

(10)

10

241

2,069

244

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

28

1,199

―

0

271

1,499

149

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

3,937

3,372

1,512

(197)

4,840

13,663

2,236

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,650

6,439

143

(147)

1,792

13,026

2,065

大金空調(蘇州)有限公司(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,931

2,973

551

(101)

1,830

11,286

1,411

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,911

5,128

1,613

(251)

3,334

12,988

2,656

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,153

12,483

646

(152)

3,440

18,724

1,257

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

10,052

5,347

1,136

(1,075)

4,368

20,905

4,453

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

27,950

23,373

3,610

(844)

12,730

67,664

10,848

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

21,236

13,962

434

(1,040)

8,417

44,051

3,411

グッドマン グローバル グループ インク
(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

81,169

37,945

3,626

(2,123)

8,588

131,329

12,276

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

6,994

10,142

2,349

(648)

32,358

51,845

1,072

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

8,497

13,365

620

(837)

9,554

32,037

518

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。

2  アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、グッドマン グローバル グループ インク、大金フッ素化学(中国)有限公司及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載しております。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでおりません。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

5  リース契約により使用している主な設備は、建物、土地、乗用車等です。

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(2021年度)の設備投資計画は1,500億円であり、内訳は次のとおりであります。

セグメントの名称

2021年度計画金額

(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

103,500

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

44,000

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他

2,500

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウェア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額136,985百万円の設備投資を実施しました。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に9,346百万円の投資を実施しました。グッドマン グローバル グループ インク グループにおいても、能力増強投資を中心に17,847百万円の設備投資を実施しました。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に10,234百万円の設備投資を実施し、大金フッ素化学(中国)有限公司グループにおいても、20,566百万円の能力増強投資を実施しました。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当しました。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施しておりません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

9,518

12,216

6,118

(224)

208

1,720

29,782

1,768

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,030

7,063

2,313

(294)

150

713

15,270

1,317

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

28,235

16,645

1,026

(410)

45

5,089

51,042

2,394

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

4,000

6,339

4,173

(250)

10

1,809

16,332

152

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

307

17

673

(2)

47

57

1,103

534

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

156

0

77

(1)

33

150

418

1,118

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

1,078

230

297

(16)

148

327

2,082

2,048

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

1,007

502

268

(97)

―

142

1,921

320

東邦化成㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

495

528

281

(10)

16

342

1,664

230

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

30

1,256

―

0

134

1,421

146

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,720

3,046

1,370

(197)

3,189

10,326

2,382

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,609

6,154

129

(147)

283

11,177

2,205

大金空調(蘇州)有限公司(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,582

3,163

494

(101)

1,607

10,847

1,477

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

3,096

5,492

1,551

(251)

2,790

12,931

2,576

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,240

11,755

621

(152)

5,052

19,670

1,288

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

9,418

5,446

1,088

(1,090)

2,162

18,116

4,705

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

22,995

18,581

3,094

(773)

10,637

55,309

9,574

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

18,766

11,881

393

(699)

7,383

38,424

3,285

グッドマン グローバル グループ インク
(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

71,653

33,095

3,424

(2,129)

6,414

114,588

11,964

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

5,328

8,654

2,112

(648)

27,042

43,138

1,044

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

6,268

10,424

561

(837)

9,413

26,668

531

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。なお、金額には消費税等は含まれておりません。

2  アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、グッドマン グローバル グループ インク、大金フッ素化学(中国)有限公司及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載しております。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでおりません。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

5  リース契約により使用している主な設備は、建物、土地、乗用車等です。

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(2020年度)の設備投資計画は1,300億円であり、内訳は次のとおりであります。

セグメントの名称

2020年度計画金額

(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

89,000

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

39,000

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他

2,000

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウェア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額131,954百万円の設備投資を実施しました。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に11,105百万円の投資を実施しました。グッドマン グローバル グループ インクにおいても、能力増強投資を中心に17,694百万円の設備投資を実施しました。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に9,326百万円の設備投資を実施し、大金フッ素化学(中国)有限公司においても、8,509百万円の能力増強投資を実施しました。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当しました。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施しておりません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

9,863

12,202

6,118

(224)

270

1,466

29,920

1,738

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,043

6,803

2,313

(294)

174

845

15,179

1,278

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

29,498

15,373

1,026

(410)

70

4,633

50,602

2,331

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

1,647

6,821

4,173

(250)

4

1,055

13,701

151

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

345

24

673

(2)

56

55

1,154

519

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

197

0

189

(1)

32

118

538

1,069

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

1,082

248

297

(16)

125

317

2,071

1,937

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

1,081

553

268

(97)

―

150

2,053

290

東邦化成㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

505

543

281

(10)

27

202

1,561

219

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

33

1,034

―

0

374

1,443

148

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,350

2,848

1,288

(197)

2,632

9,120

2,365

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,423

5,109

121

(147)

427

10,081

2,104

大金空調(蘇州)有限公司(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,508

3,295

460

(101)

1,285

10,550

1,561

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

3,281

5,517

1,464

(251)

2,932

13,195

2,616

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

1,548

6,990

586

(152)

8,304

17,430

1,360

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

8,656

5,842

1,012

(1,087)

2,099

17,611

4,473

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

22,704

16,220

2,907

(765)

7,420

49,254

8,772

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

16,951

8,757

386

(699)

9,799

35,895

3,338

グッドマン グローバル グループ インク
(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

61,902

32,988

3,353

(2,051)

5,524

103,768

9,952

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

4,726

9,127

850

(492)

7,841

22,545

1,042

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

6,754

8,937

551

(837)

5,609

21,853

534

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。なお、金額には消費税等は含まれておりません。

2  アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、グッドマン グローバル グループ インク、ダイキン アメリカ インク及び大金フッ素化学(中国)有限公司については子会社を含めて記載しております。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでおりません。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

5  リース契約により使用している主な設備は、建物、土地、乗用車等です。

6  当連結会計年度より在外子会社におけるIFRS第16号「リース」及びASU第2016-02号「リース」の適用に伴い、使用権資産を設備の種類別の帳簿価額に含めております。

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(2019年度)の設備投資計画は1,050億円であり、内訳は次のとおりであります。

セグメントの名称

2019年度計画金額

(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

75,000

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び

自己資金

化学事業

28,000

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

 銀行借入金及び
自己資金

その他

2,000

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウェア開発及び機能強化

 銀行借入金及び
自己資金

 

(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額87,161百万円の設備投資を実施しました。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に14,101百万円の投資を実施しました。ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ グループにおいても、能力増強投資を中心に9,377百万円の設備投資を実施しました。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に8,406百万円の設備投資を実施し、ダイキン アメリカ インクにおいても、4,018百万円の能力増強投資を実施しました。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当しました。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施しておりません。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

10,346

11,586

6,118

(224)

199

1,524

29,775

1,714

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,273

5,805

2,313

(294)

196

1,035

14,623

1,263

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

28,700

15,435

1,026

(410)

92

6,132

51,387

2,257

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

1,513

5,315

4,173

(250)

4

1,047

12,054

145

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

385

6

673

(2)

71

89

1,226

500

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

198

1

189

(1)

34

118

542

1,053

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

905

178

297

(16)

108

323

1,813

1,877

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

522

553

268

(97)

―

167

1,511

282

東邦化成㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

531

477

281

(10)

9

215

1,516

217

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

30

806

―

0

265

1,102

141

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,657

2,639

―

3,312

8,609

2,658

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,219

3,982

―

944

10,146

1,893

大金空調(蘇州)有限公司(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

6,285

3,611

―

2,041

11,938

1,850

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

3,636

4,177

1,529

(251)

4,560

13,904

2,486

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

1,797

6,716

612

(152)

4,792

13,919

1,349

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

6,202

5,444

1,059

(1,087)

2,473

15,179

5,011

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

13,040

12,118

2,671

(737)

7,211

35,042

8,219

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

8,443

5,284

259

(567)

9,270

23,257

2,925

グッドマン グローバル グループ インク
(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

43,458

26,319

3,620

(2,441)

6,384

79,783

9,185

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

4,860

11,364

―

968

17,192

1,010

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

6,881

7,452

562

(837)

2,973

17,869

508

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。なお、金額には消費税等は含まれておりません。

2  アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、グッドマン グローバル グループ インク及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載しております。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでおりません。

4  現在休止中の主要な設備はありません。

5  リース契約により使用している主な設備は以下のとおりであります。

区分

内容

生産設備

生産管理用の電子計算機及びその周辺機器、金型等

その他

事務用機器、乗用車等

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(平成30年度)の設備投資計画は1,000億円であり、内訳は次のとおりである。

セグメントの名称

平成30年度計画金額(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

82,000

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

16,000

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他

2,000

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウェア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

(注) 上記金額には、消費税等を含んでいない。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額965億89百万円の設備投資を実施した。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に219億74百万円の投資を実施した。グッドマン グローバル グループ インクにおいても、能力増強投資を中心に117億27百万円の設備投資を実施した。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に71億92百万円の設備投資を実施し、ダイキン アメリカ インクにおいても、22億75百万円の能力増強投資を実施した。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当した。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施していない。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりである。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,804

8,391

6,118

(224)

215

7,731

27,261

2,010

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,191

5,722

2,313

(294)

220

1,098

14,545

1,239

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び
研究開発
設備

29,909

16,820

1,026

(410)

121

4,409

52,288

2,121

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

1,518

5,716

4,173

(250)

4

504

11,917

148

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

318

7

673

(2)

74

107

1,181

478

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

201

1

189

(1)

53

114

561

1,045

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

877

166

297

(16)

124

316

1,782

1,804

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

508

209

268

(97)

―

95

1,081

264

東邦化成㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

510

368

281

(10)

18

145

1,325

200

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

19

762

―

0

223

1,006

123

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,917

2,573

―

2,464

7,955

2,711

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,695

4,063

―

820

10,579

1,770

大金空調(蘇州)有限公司(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

6,910

2,932

―

2,398

12,240

1,577

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

3,852

4,137

1,490

(251)

4,900

14,380

2,427

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

1,946

7,176

597

(152)

1,879

11,599

1,374

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

6,403

5,585

932

(1,053)

2,077

14,999

5,158

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

10,142

9,906

2,281

(584)

5,114

27,445

6,543

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

7,456

4,797

248

(567)

5,471

17,974

2,773

グッドマン グローバル グループ インク
(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

43,523

23,266

3,825

(2,517)

5,739

76,355

7,500

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

5,324

13,223

―

837

19,385

980

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

6,961

6,737

538

(837)

1,730

15,967

496

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計である。なお、金額には消費税等を含まない。

2  アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、グッドマン グローバル グループ インク及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載している。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでいない。

4  現在休止中の主要な設備はない。

5  リース契約により使用している主な設備は以下のとおりである。

区分

内容

生産設備

生産管理用の電子計算機及びその周辺機器、金型等

その他

事務用機器、乗用車等

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度後1年間(平成29年度)の設備投資計画は1,000億円であり、内訳は次のとおりである。

セグメントの名称

平成29年度計画金額(百万円)

主な内容・目的

資金調達方法

空調・冷凍機事業

83,000

空調・冷凍機の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

化学事業

15,000

フッ素化学製品の新製品生産及び増産

銀行借入金及び
自己資金

その他事業

2,000

油圧機器の新製品生産及び合理化、電子システム事業のソフトウェア開発及び機能強化

銀行借入金及び
自己資金

 

(注) 上記金額には、消費税等を含んでいない。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額903億45百万円の設備投資を実施した。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に90億64百万円の投資を実施した。グッドマン グローバル グループ インクにおいても、能力増強投資を中心に313億24百万円の設備投資を実施した。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に73億56百万円の設備投資を実施し、大金フッ素化学(中国)有限公司においても、24億92百万円の能力増強投資を実施した。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当した。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施していない。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりである。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,095

8,297

6,118

(224)

222

968

20,701

1,961

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,351

5,494

2,313

(294)

303

1,112

14,576

1,197

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び研究開発設備

31,361

17,174

1,026

(410)

119

6,589

56,270

2,089

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

1,523

4,246

4,173

(250)

5

785

10,734

152

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

356

7

673

(2)

88

128

1,253

467

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

200

2

189

(1)

84

126

602

1,018

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか11社

空調・冷凍機事業

営業設備

888

166

297

(16)

152

265

1,770

1,742

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

452

193

268

(97)

―

126

1,039

258

東邦化成㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

409

278

281

(10)

35

107

1,113

191

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

22

715

―

0

200

938

120

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,357

2,119

―

3,120

7,597

3,014

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

5,874

4,338

―

822

11,035

1,967

大金空調(蘇州)有限公司(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

7,013

3,039

―

1,488

11,541

2,175

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,668

4,282

841

(211)

5,016

12,809

2,414

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

889

4,154

542

(147)

5,290

10,876

1,419

アメリカン エアフィルター カンパニー インク
(アメリカ合衆国ケンタッキー州)

空調・冷凍機事業

営業及び生産設備

7,199

6,359

705

(986)

1,804

16,068

4,934

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

9,538

8,941

2,135

(616)

3,794

24,409

6,053

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

7,255

5,081

262

(567)

3,725

16,324

2,640

グッドマン グローバル グループ インク
(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

47,626

19,867

4,262

(2,644)

8,877

80,633

7,211

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

5,379

14,082

―

801

20,263

925

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

7,625

7,630

568

(837)

1,698

17,523

494

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計である。なお、金額には消費税等を含まない。

2  アメリカン エアフィルター カンパニー インク、ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ、グッドマン グローバル グループ インク及びダイキン アメリカ インクについては子会社を含めて記載している。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでいない。

4  現在休止中の主要な設備はない。

5  リース契約により使用している主な設備は以下のとおりである。

区分

内容

生産設備

生産管理用の電子計算機及びその周辺機器、金型等

その他

事務用機器、乗用車等

 

 

3 【設備の新設、除却等の計画】

当社グループの設備投資については、今後3年間の生産計画、販売計画、利益に対する投資割合等を総合的に勘案して計画している。連結子会社の設備投資計画は原則的に連結子会社が個別に策定しているが、特に重要な投資計画を実施する場合には提出会社も参画し、グループトータルのメリットが最大となるよう調整している。当連結会計年度末現在における設備の新設、改修等による投資予定金額は704億17百万円である。その所要資金については、主に銀行借入金及び自己資金でまかなう予定である。重要な設備等の新設及び改修等の計画は、以下のとおりである。

 

(1) 新設及び改修

事業所名・会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

投資予定額(百万円)

資金調達方法

着手及び完了予定

総額

既支払額

着手

完了

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

632

18

銀行借入金及び自己資金

平成25年
4月

平成30年
3月

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,830

1,405

銀行借入金及び自己資金

平成20年
4月

平成30年
3月

淀川製作所
(大阪府摂津市)

化学事業

生産設備

4,081

2,114

銀行借入金及び自己資金

平成24年
4月

平成29年
3月

その他事業

生産設備

20

―

銀行借入金及び自己資金

平成27年
4月

平成30年
3月

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

1,744

143

銀行借入金及び自己資金

平成24年
4月

平成29年
3月

グッドマン グローバル グループ インク
(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

生産設備

33,787

―

銀行借入金及び自己資金

平成28年
4月

平成29年
3月

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,500

―

自己資金

平成28年
4月

平成29年
3月

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

4,152

―

銀行借入金及び自己資金

平成28年
4月

平成29年
3月

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

3,166

―

自己資金

平成28年
4月

平成29年
3月

ダイキン エレクトロニック デバイシーズ マレーシア センディリアン バハッド
(マレーシア国セランゴール州)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,300

―

銀行借入金及び自己資金

平成28年
4月

平成29年
3月

ダイキン エアコンディショニング インディア プライベート リミテッド(インド共和国ラジャスタン州)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,000

―

銀行借入金及び自己資金

平成28年
4月

平成29年
3月

 

(注) 1  上記金額には、消費税等を含んでいない。

2  グッドマン グローバル グループ インクについては子会社を含めて記載している。

 

1 【設備投資等の概要】

当社グループでは「より収益性の高い分野への経営資源の集中」を基本戦略とし、当連結会計年度においては、空調・冷凍機事業及び化学事業を重点に、総額1,127億11百万円の設備投資を実施した。空調・冷凍機事業については、当社においてルームエアコン及びパッケージエアコンの研究開発・合理化投資を中心に279億9百万円の投資を実施した。グッドマン グローバル グループ インクにおいても、能力増強投資を中心に329億24百万円の設備投資を実施した。化学事業については、当社において能力増強合理化投資を中心に125億40百万円の設備投資を実施し、大金フッ素化学(中国)有限公司においても、24億15百万円の能力増強投資を実施した。

所要の資金については、いずれの投資も主に銀行借入金及び自己資金を充当した。なお、当連結会計年度において、主要な設備の売却は実施していない。

 

2 【主要な設備の状況】

当社グループにおける主要な設備の状況は、以下のとおりである。

(1) 提出会社

事業所名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

堺製作所
(堺市北区)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,790

7,920

6,118

(224)

254

1,006

20,090

1,919

滋賀製作所
(滋賀県草津市)

空調・冷凍機事業

生産設備

4,994

5,010

2,314

(295)

256

1,177

13,752

1,157

淀川製作所
(大阪府摂津市)

空調・冷凍機、化学、その他事業

生産及び研究開発設備

31,316

16,681

1,026

(410)

110

8,212

57,347

2,049

鹿島製作所
(茨城県神栖市)

化学事業

生産設備

1,348

4,417

4,173

(250)

7

359

10,307

150

 

 

(2) 国内子会社

会社名
(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

リース
資産

その他

合計

㈱ダイキンアプライドシステムズ
(東京都港区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

335

9

673

(2)

96

110

1,225

455

ダイキンエアテクノ㈱
(東京都墨田区)

空調・冷凍機事業

営業設備

194

3

189

(1)

105

108

601

993

ダイキンHVACソリューション東京㈱
(東京都渋谷区)
ほか12社

空調・冷凍機事業

営業設備

878

78

298

(16)

182

273

1,710

1,823

日本無機㈱
(東京都台東区)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

466

214

280

(97)

―

62

1,024

256

東邦化成㈱
(奈良県大和郡山市)

化学事業

営業及び
生産設備

407

225

281

(10)

32

129

1,076

191

ダイキン・ザウアーダンフォス㈱
(大阪府摂津市)

その他事業

営業及び
生産設備

4

587

―

0

237

829

117

 

 

(3) 在外子会社

会社名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の
内容

帳簿価額(百万円)

従業員数
(人)

建物及び
構築物

機械装置
及び運搬具

土地
(面積千㎡)

その他

合計

大金空調(上海)有限公司
(中華人民共和国上海市)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,281

2,600

―

3,299

8,181

2,677

大金機電設備(蘇州)有限公司
(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

6,646

4,581

―

1,144

12,371

1,826

大金空調(蘇州)有限公司(中華人民共和国蘇州市)

空調・冷凍機事業

生産設備

7,940

3,724

―

2,195

13,860

1,871

ダイキン インダストリーズ (タイランド) リミテッド
(タイ王国チョンブリ県)

空調・冷凍機事業

生産設備

1,521

3,884

823

(211)

4,271

10,500

2,394

ダイキン コンプレッサー インダストリーズ リミテッド
(タイ王国ラヨン県)

空調・冷凍機事業

生産設備

538

3,833

530

(147)

1,653

6,555

1,380

ダイキン マレーシア センディリアン バハッド
(マレーシア国セランゴール州)

空調・冷凍機事業

生産設備

2,764

1,582

476

(115)

1,451

6,273

1,472

ダイキン ヨーロッパ エヌ ブイ
(ベルギー王国オステンド市)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

8,795

9,309

1,563

(567)

4,373

24,040

5,121

ダイキン アプライド アメリカズ インク(アメリカ合衆国ミネソタ州)

空調・冷凍機事業

生産設備

7,124

4,398

263

(567)

3,792

15,579

2,519

グッドマン グローバル グループ インク
(アメリカ合衆国テキサス州)

空調・冷凍機事業

営業及び
生産設備

4,795

11,864

4,030

(2,653)

32,262

52,953

6,489

大金フッ素化学(中国)有限公司
(中華人民共和国常熟市)

化学事業

生産設備

5,385

15,551

―

923

21,860

910

ダイキン アメリカ インク
(アメリカ合衆国アラバマ州)

化学事業

営業及び
生産設備

8,164

8,071

570

(837)

1,942

18,748

505

 

(注) 1  帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計である。なお、金額には消費税等を含まない。

2  ダイキンヨーロッパエヌブイ、ダイキンアメリカインク及びグッドマン グローバル グループ インクについては子会社を含めて記載している。

3  従業員数には当社からの出向人員は含んでいない。

4  現在休止中の主要な設備はない。

5  リース契約により使用している主な設備は以下のとおりである。

区分

内容

生産設備

生産管理用の電子計算機及びその周辺機器、金型等

その他

事務用機器、乗用車等

 

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